在宅フリーランスママ、息子の前では「無職」になりました
サンクチュアリ出版の公式noteで、とある編集者さんの記事を読みました。
タイトルは
「『楽そうな仕事でいいな』と言われた主婦編集者の逆襲。」
この記事を書いた編集者さんはワーママで
仕事は子どもが学校へ行っている時間や寝たあとだけにして
家族の前では仕事をしている姿をほとんど見せないという
働き方をしていました。
家族の時間を守るためのスタイルだったにもかかわらず
あるとき娘さんから
「ママはさぁ、楽そうな仕事でいいな」
と言われてしまいます。
そこから、あえて家族の前で忙しそうに働く(ように見せる?)ようになり
最終的には
「忙しさを見せつける必要はなかった」と
気づいていくお話です。
随所でコメディーが挟まれ、宮川大輔の「アカーーーン」が
響くシーンは思わず笑い吹いてしまったのですが
最後まで読むと、あることに気がつきました。
「私、この編集者さんの逆バージョンやっとったわ・・・」
📚
この編集者さんは
家族優先、仕事をしている姿を子どもに見せない働き方
↓
娘に「楽そう」と言われたことをきっかけに
逆襲するかのように、家族の前で働いている姿を見せ始める
という流れですが
私は逆で
仕事をしている姿を家族に見せつけていた時期があった
↓
息子から言われた一言で、仕事をしている姿を見せない働き方へ一転
だったのです。
📚
「私、働いてますけど?」を全身で表現していた
1年前の私は、家族がいる時間でパソコンを開いていました。
仕事してると
自分が立派な人間になったような気がするんですよね。(いや錯覚、錯覚)
「忙しい!」
「家族のために働いています!」
「私、こんなに頑張っています!」
を全身から放っていたのです。
「私、すごくない?」的な感じで、少し優越感にも浸っていたと思います。
夫も、忙しそうな私を気遣ってくれました。
「これ、やっておこうか?」
「仕事してていいよ」と。
けどなぜか
気遣ってもらえばもらうほど、心には別の感情が生まれてしまう私。
「私ばっかり頑張ってない?」
「どうして私だけ、仕事も家事も育児もしているんだろう」
「今集中してるんだから、話かけないでよ」
自分から忙しい空気をつくっていたはずなのに、
だんだん家族に対してイライラするようになっていったのです。
息子がYouTubeを見ている隣で、仕事を始めた
そんなある日のこと。
当時3歳の息子、優さんがYouTubeを見始めました。
「しばらく動画を見てるなら、今のうちに仕事をしよう」
そう思った私は、隣でパソコンを開きはじめます。
すると脳内には、ある計算式が浮かびはじめました。
YouTube20分=メール3通+原稿1パラグラフ書ける
一度仕事を始めると、周りが見えなくなるタイプ。
メールを1通返すつもりが、添付されていた資料を読み始める。
資料を読んでいたら、別の企画を思い出す。
企画をメモしていたら、以前書いた原稿のタイトルが急に気になりだす。
タイトルを直し始めたら、本文まで気になってくる。
その間に
優さんが何回「ママ」と呼んだのか。
何度こちらを振り返ったのか。
私は、まったく気づいていませんでした。
気づけば1時間半ほど経っていて、
ふと優さんを見ると、もう私の顔すら見ていません。
いつもより元気がないように見える優さん。
何も分かっていないまま、聞きました。
「どうした? 体調悪い?」
すると優さんは、寂しそうな声で言いました。
「だってママ、パソコンばっかりしてるから。」
これは、まずい。
本当にまずい。
あの日から、息子の前でパソコンを開いていない
その出来事以来
私は優さんの前で一度もパソコンを開いていません。
もしかすると優さんは
「ママはパソコンのおしごとをやめた」
と思っているかもしれません。
やめてないよ。
一応、ちゃんと頑張っているよ。
優さんのために弁解させていただくと
あなたが保育園へ行っている間に、ものすごい勢いで仕事をしています(笑)
私はあの一件をきっかけに働き方を見直し
今は10時〜16時しか仕事していません。
パソコンと携帯を触る時間も10時〜16時だけです。
それ以外の時間は、ほぼ優さんファースト(笑)
その証拠を提出すべく
木全家の平日のタイムスケジュールを大公開します。
📚
木全家のタイムスケジュール(全編公開)
〜朝編〜
5:30 優さん起床
私は寝たふり、まだ寝たい
5:45 優さんが私の上に乗っかってきて、起床
寝たふり強制終了
5:45〜6:30 ねぼすけタイム
「ねぼすけタイム」とは
お布団でゴロゴロしながら、トミカで遊んだり
おしゃべりをしたりする時間のこと
優さんが名付けました
6:30〜7:00 洗顔・メイク
ひとり遊びできない優さん。
洗面所で一緒に遊びながら化粧してます
7:00〜7:15 庭で日光浴
私はラジオ体操、優さんはシャボン玉をしたり
近くの畑を観察したり。
なかなか平和な朝、田舎だからできる
7:15〜7:50 朝食
朝食は、ご飯・目玉焼き・ウインナー・味噌汁の定番メニュー
ちゃんと作る
木全家には
「全員ご飯を食べ終わるまでは立たない」というルールがあるので
ゆっくり食べる優さんに付き合います
7:50〜8:20 優さんと遊びながら家事
お皿を洗いながら、洗濯物をたたみながら、かくれんぼ。
途中で私が隠れたり、優さんを探したりするため、家事は非効率。
皿洗いくらいは終わらせたい私と、かくれんぼしたい優さんのせめぎ合い。
8:30 保育園へ送る
ママチャリで、田んぼ道を往復4キロのコース
9:15 帰宅
9:15〜9:45 残った家事・コーヒーを入れる
洗濯物畳む・掃除・荒れたおもちゃたちを定位置に戻す
ーーーーーー
〜仕事編〜
10:00〜16:00 仕事
毎日、オンラインミーティングが2〜3件
残った1〜2時間で、企画を考えたり、原稿を書いたり、メールを返したり。
16時を過ぎたら仕事は強制終了
「今いいとこ!!!」でも、残業はしません(笑)
ちゃんと昼食はとります。
ーーーーーー
〜夜編〜
16:30 保育園へお迎え
16:30〜17:20 公園や近くのお店へ遊びに行く
まっすぐ家に帰る日は、ほとんどありません。
公園へ行ったり、近くのお店を見たりします。
17:20 帰宅
17:20〜17:50 夕食準備
30分で夕飯を作るタイムトライアル
優さんはお菓子タイム
17:50〜18:20 夕食
夕飯は、焼き魚・牛丼・照り焼きチキンが多め
私の分は副菜でカバー
18:20〜18:40 夕食の片づけ
優さんのYouTubeタイム
1年前私は、パソコンを開いていた時間
今は、お皿を洗ったり、キッチンを片づけたり。
どうしてもメールの返信をしたい時は、トイレへ。
母の秘密基地は、だいたいトイレよね。
18:45〜19:30 お風呂
19:30〜19:45 寝る前の準備
歯磨き・翌日の保育園の準備・薬を飲む・洗濯機の予約。
毎晩同じ流れなのに、なぜかバタバタ。
20:00 就寝
私も一緒に寝る!
ーーーーー
いかがでしたでしょうか??
私、ちゃんと育児してるよね・・?!(笑)
優さんは朝が早いため、優雅な朝活は皆無。
夜は、そのまま寝落ちがワーママのリアルです。
世のママたちは、こんなもんです。
ご覧の通り、10時から16時以外ほとんど携帯を見ません。
そのため、メールの返信もできません。
関係各所様、返信が返ってきた時は
「木全、トイレにおるな」とお察しください。
夕方に届いたメールを翌日まで返せないこともあるので
お相手には申し訳ないと思っています。
フリーランスとして、機会を逃すのではないかと
不安になることもあるし
夜に仕事をすれば、収入も増やせるとも思う。
正直いうと、もっと働きたい!!!
仕事と子育てを、上手に両立できているとは思いません。
ただ「何を優先したいのか」
をはっきり決められるようになった気はします。
📚
息子に、どんな私を覚えていてほしいか
仕事を隠しすぎなくていい。
かといって、忙しさを見せつけなくてもいい。
ただ、自分が大切にしたいものに合わせて、働けばいい。
優さんは
私がどんな仕事をしているのか、よく分かっていないと思います。
「編集者だよ」といっても
「変装車?」と勝手にトミカっぽい名前に
言い換えられる気がします。
もしかすると本当に
「ママ、パソコンのお仕事やめたのかな」と思っているかもしれません。
でも、いつか大きくなったとき
私が必死で仕事をしていたことを知ってくれたら
それは少しうれしいです。
でも、それ以上に思い出してほしい景色があります。
朝、お布団の中で「ねぼすけタイム」をしたこと。
庭でシャボン玉をしたこと。
公園へ行ったこと。
イオンモールを何時間も歩いたこと。
一緒にアイスを食べたこと。
パソコンの画面に向かう私の横顔ではなく
「優さん大好き!」が伝わるくらいの私の笑顔を覚えていてほしい。
今の私にとって仕事は大切です。
でも、仕事をしている自分を家族に証明することより
家族の顔をきちんと見ることのほうが大切。
だからこれからも、16時になったらパソコンを閉じます。
書きかけの企画書を残したまま、優さんを迎えに行きます。
ママチャリで優さんを迎えに行く田んぼ道が、私は好きだから。
📚
おまけ
フリーランスワーママのリアルを暴露すべく
Xでスペースをすることになりました!
作家・エッセイスト・ひとり編集部と多種多様な経験をもつ
私たちが「ママ×書き手のキャリア」を語ります。
よければ、ぜひ聴きにきてください。

\ワーママの時間割、Xスペースで大公開!/
— 木全彩花 (@aya19940406) July 17, 2026
「noteやエッセイ、いつ書いてるの?」
「仕事に家事に育児、
書く時間ってどうやってつくるの?」
そんな疑問に、3人のワーママがお答えします✍️
一緒に語らせていただくのは
専属編集者(@oka_motti)メンバーの
みくまゆたんさん(@mikumayutan)…
📘私のこと

📘私が大切にしている「たしかなこと」
📘4歳の息子、優さんの特技はおばあちゃんと仲良くなること

今日も読んでくださり、ありがとうございました!
