【第5回】BEAVER×FREEDOM - FREEDOMで描けるキャリアビジョン

【この記事は何?】
この記事は住宅設計を得意とする一級建築士事務所(設計者100名以上所属)である「FREEDOM」社に対する、一連のインタビュー記事の第5回目の記事になります。(記事一覧)
【第5回概要】
・20代は誤魔化せる。でも40代は誤魔化せない。
・将来「選べる側」にいる設計者は、若いうちに何をしているのか。
・同社が描くのは、設計と共にポータブルスキルを鍛えるキャリア設計図。
そんな「基礎投資」の意味を、改めて考える一篇です。
【誰向けの記事?】
・20代で設計者として圧倒的な基礎力を身につけたい人
・40代以降も市場価値を落とさず、前線で働き続けたい人
・営業設計ではなく、本質的な設計力を磨きたい人
・将来の独立やキャリア拡張も視野に入れている人
…以上、そんなことを実現できる会社で働きたい人。
あるいはそんな会社を目指したい企業様に向けた記事です。

みなさまおつかれさまです!
BEAVERの編集者、のののです。
いよいよBEAVER × FREEDOM の連載も終盤…(全6回)
第5回目となる今回は…
FREEDOM社に入社することで描ける「未来のビジョン」
について伺います。
すなわち、FREEDOM社に入社するとどのようなキャリアパスがあり、どのような未来が描けるのか?というのが今回のテーマです。
今回もよろしくお願いします!

よろしくおねがいします!
▼FREEDOM社さんコラボの記事一覧はこちらから確認できます▼


前回の記事(第4回)では、「新卒として入社後、まずは設計者として、5年間のカリキュラムに沿って実務をやり切る」というお話でしたが、今回のお話はその先という位置づけでよろしいでしょうか?

そうですね。その認識で大丈夫です。
まず、前回お話ししたところだと、フリーダムの「王道」としては、まず実施設計のスペシャリストになるのに5年というイメージを持っているという話でした。
もちろん早い人は「飛び級」して、3〜4年で基本設計に進むこともありますが、基本的には実施設計を通じて、実際の「現場の納まりや構造」を熟知した上で図面が描けることを大事にしています。
こういった「基礎体力づくり」こそが、その後のキャリアを支えると考えています。


実施設計と基本設計、どっちも高い水準で経験しておく、ということでしょうか?

そうです。基本設計だけやって図面(実施)が描けない設計者は、実はすごく脆いんです。
FREEDOMの定める「王道」キャリアは3ルートあります。
・「両方やる」
・「実施を極めてから基本設計に行く」
・「実施設計の後、基本を経て実施に戻る」
という3つのプレイヤー軸を提示しています。

いずれにしても「基本」「実施」どちらも必ず通過しているんですね!
…というか意図的にそうしている感じがしますね。

その通りです。
どちらもやってほしいんです。両方経験させたい。どちらもやらないとキャリアが拡がらないんです。
少し違う視点で考えると、どちらも高い水準で実務を経験しないと、将来マネージャーになった時に、部下へ的確な指示が出せなくなってしまう、という部分があります。そういう意味で、どちらも経験しておいた方がいいんです。
これは キャリアの選択肢を拡げるための「基礎体力」作りみたいな側面でもあります。

経験したことがないことはできないですよね。
たまーにできる人がいますが、それってかなりレアな印象です。

「基本設計」「実施設計」どちらか片方しかできないと、キャリアの幅が狭まってしまいます。例えばマネージャーになるにしても、両方の実務を知っているからこそ、的確なマネジメントができるわけです。

言われてみると当たり前ですが、
大事な点ですね!
【Section01.一言まとめ】
基礎と実施を両輪で回した人だけが、後から広くキャリアを選べる。


FREEDOMさんの設計者と、ハウスメーカーなどの「営業設計」との違いはどこにあるのでしょうか?

ハウスメーカーの営業設計や工務店の営業設計って詳細な図面を書く機会が少ないんですよね。
だからキャリアのどこかで頭打ちになってしまうのではないかと思っています。

いわばハウスメーカーのためのキャリアっていう感じでしょうかね。

ハウスメーカーの場合、設計者が営業も兼ねる「営業設計」に特化するケースがあったりします。特化するのは戦略としては強いです。
でも、そのスキルだけで20年、30年と戦い続けるのは、実はすごくリスクが高いのではないかとも思っています。

体力的な問題もありますし、何よりライフスタイルの変化への対応が難しくなりそうですよね。「今どきの住宅」って何?みたいな。常にそういったことへの高い感度が要求されますね。

そう。今、50〜60代の設計者が現役で提案しているとして、彼らが家を建てた30年前にはスマホもネットもなかったわけです。
生きてきた環境がまるで違う。

スマホ…!たしかにそうですね…!
私の家も一部の照明を時間制御していますので、急に照明が切り替わって驚かれることもありますし、テレビはあってもリアルタイムで視聴することはありません。…とはいえ、こういう価値観自体も常に更新されているんでしょうね。

そうなんです。50代、60代になった時に、スマホや最新のネット環境がない時代の感覚のまま、今の20代に提案をするのは至難の業です。
「テレビをどこに置くか」という前提すら、今は通用しないこともありますから。

本当にそうですね…
できることなら、感性が合う人と家を作りたいというのが正直なところ…。IoT機器を活用したスマートホーム化も進んでいますし、そこに壁を感じてしまうと、前線で戦い続けるのは厳しいかもしれないですね。

そう、だからこそ、20代のうちに実地経験に根差した一生モノの「基礎知識という投資」をしておく。
これが、のちのち大きな「複利」となって返ってくるんです。
常に10年後、20年後のキャリアをイメージして働かないと、いざ40代になったときにはもう遅いんですよ。

40代以降はこういうことが起こるんだよ!って教えておかないとですね。
老後の備えの前に、40代以降の備えが必要!
って。
特に今のAI時代、VUCA環境では先を読みにくいですし…。
🖊用語メモ:VUCA(ブーカ)
現代の先行きが不透明で予測困難なビジネス環境を指す言葉。
・変動性 (Volatility)
・不確実性(Uncertainty)
・複雑性 (Complexity)
・曖昧性 (Ambiguity)
これらの頭文字をとった造語。AI技術や感染症、国際情勢の激変により従来の成功体験が通用しなくなり、迅速な意思決定や多様性、柔軟な適応力が企業に求められている。
もともとは軍事用語だが、現在の社会背景を的確に表す概念であることから、ビジネスシーンにおいて近年よく使われるようになった。

体力があるうちに40代を見据えながら事前に能力投資する必要があるんですよね。
20代はお金こそないですが、体力はあります。なんといっても、40代までの時間の猶予があります。

意外とあっという間なので20~30代の時間は本当に貴重ですね…。改めてそう思いました。
【Section02.一言まとめ】
20代~30代での自己投資と見通しの確保は、40代の居場所を決める。


40代に備える…ときくと、気持ちは焦っちゃう気もしますが、実際はどうですか?

早々に基本設計をやりたい!っていう人はいますね。
それでも実施設計もやることを勧めるのは、その後のキャリアを考えたときに大事なことだからです。
そもそも、30歳手前までに設計者としての基礎を一通り覚えたとして、その後60歳以降までキャリアがあるんです。だから焦らないほうがいいよ、とは言っています。
🖊メモ:FREEDOMの基本設計
設計における、いわゆる0→1のアイディアを出す役割。

とはいえ、基本的に木造住宅縛りとはいえ、覚えることは多いですからね。なんとなく焦る気持ちは理解できます。

実際、設計でやること、その本質はどんな物件でもそんなに変わらないんですよ。
部分的に躯体が鉄骨やコンクリートになったり、2階建てが3階建てになったり。でも基本をおさえてしまえば怖くない。
だからこそ、20代のうちに基礎力を身に着けるのが本当に大事で、本質的には、「新しい」と思うことの多くは、基礎知識の掛け算でしかないんです。
新しい挑戦は常に0→1と思いがちですが、
「この部分は前回と同じ」
「ここは少し違うから気をつけよう」
って、明確に分かった方が安心するじゃないですか。
あくまで、今やっていることは、これまでの業務の延長線上にあるんだよ、ということを上司が理解して、導いてあげる。これも組織のマネージャーの重要な役割ですね。

リノベーション案件なんかも難しく考えてしまいがちですが、解体が終わった先…、途中からは新築の知識ですからね。実はそんなに変わらない。

基本はあくまで、基本要素の掛け合わせの違いであって、応用はその「抽象度を高めたところ」にあります。
リノベーションを全て「新しいこと」と捉えてしまうとパニックになりますが、どこからが本当に新しい部分なのかを理解できると気が楽になりますよね。

最初から細部を話しすぎなんですよね。
「今理解している部分」が既にあるのであれば、そこから知識の枝葉を伸ばせばいい。
谷崎さんがおっしゃっているのは、あまり単独で葉っぱや枝の話をしないように、ということだと理解しています。
語るべきは幹と枝、枝と葉っぱの関係性。


まさに、そういうことです。

ただ…これって、
メタ思考がしっかりとできるマネージャーじゃないと厳しくないですか?
さっきの例で言えば、葉から枝へ視点を切り替えて見れるようになる能力が前提として必要ですよね?

そうですね。
優秀なマネージャーを育てることも、現在の私たちの課題として大きいところではあります。
【Section03.一言まとめ】
どんな案件も、基礎の掛け合わせか、ちょっとした応用がすべて。


ところで…
そういった管理職(マネージャー)の講習をしていくタイミングっていうのはどのタイミングなんでしょうか?
一般的に、「管理職になってから」になりがちじゃないですか?

入社1年後には、もう下の子の面倒を見始めます。
実はこれって小さなマネジメントなんですよ!
マネジメントって、部下を10人見るみたいなことをイメージしますが。これって結局は積み重ねなんです。
まずは後輩に「1対1」で教える、という1人のマネジメント。翌年には2年下の代も含めて面倒を見てあげることで、数が増えていきます。その積み重ねが、将来のマネジメント能力に直結するわけです。

マネージャーになってから初めてマネジメントをするって、結構な負担ですもんね。これはマネジメントする側もそうですし、そういったマネージャーのマネジメントを受ける側も然りですね。

ここは重要なところなんですが、
「良質なフィードバック」を受けたことがない人は、他人に対して良いフィードバックができません。
経験が必要です。

あー…めちゃくちゃわかります…!!
私も大学時代の恩師による、ゼミでの「質の良いフィードバック」が今の私の核を形成しているようなところがありますので、すっごくわかります。
あの機会は値千金の財産だったと断言できます。質の良い「型」に触れる経験は本当に大事ですね。

建築業界あるあるなのは、「今は修行だと思え!」みたいな、
「見て学べ!盗め!」の精神で育ってきた人の例です。

こういった人は、この「答え」しか持っていないんです。
たぶん「正解」ではあるんですが、質が良いとは限らない。

「その成功体験は間違いだ!」
なーんて、若手から言えるわけがないから厄介ですよね。
「経験を十分に積んだ若手」なんて架空の生物ですから。笑
若手というのは、目の前に出された、「正解のようなもの」を食べるしかない。この非対称性が問題ですよね。


良いフィードバック…例えば、「1on1の本質」みたいなものは、「良質な1on1」を受けた経験がある人しか分からない。
「1on1って何をすればいいの?」という人は、「質の高い1on1を受けたことがありません」と言っているようなものです。

いい1on1を受けたことがある人は貴重ですよね。「答えを知っている」と言いますか。

だから、人材戦略推進部として、いいフィードバックというものを私の1on1を通じて伝えていくことを役割として担っています。


対不特定多数ではなく、自分専用にフィードバックされたものってすごく返ってきますもんね。
自分事として消化できる。そして、消化がすごくいい。
谷崎さんがいいフィードバックを提供できる希少な人間だとして、管理職に対して、いいフィードバックを提供する機会ってあるんですか?
管理職全員が谷崎さんの水準で話せるというのは考えにくいのですが…

マネージャークラスに関しては、
「部下にどういうフィードバックをしましたか?」
…という話をしています。
ここで、管理職が部下に対して不適切なフィードバックをしていないかを管理するわけです。

なるほど。間接的に!
そもそも部下と管理職の関係が悪いと改善しないことも多いですもんね。

そうですね。
ただ、関係の善し悪しで言うと、部下に嫌われたくないからと「よくできているよ!!」なんて、甘いことだけを言う人もいます。
この場合、関係性は良好だと思います。
ただ、それって本人の成長機会を奪っているのと同じなんです。
相手の課題に正しく向き合い、成果を認めて給料を上げる手助けをする。それがマネージャーの仕事なんです。

「できてるできてる!いい感じだよ!」って部下には言っておいて、
上に報告するときは「まぁまぁですね。」って評価をあげる…
ってわけですよね。なんという八方美人…。

FREEDOMの場合は360度サーベイを実施していますので、管理者の管理は役員交えて実施される制度になっています。
例えば、誰にとっても扱いが難しい社員というのも当然いますから、管理職が優秀だからといってうまくいくとは限りません。
多角的に客観評価してあげる、という、「管理者側を守る」視点もこの制度の重要な点です。

「良質なフィードバック」ができる能力もそうですが、それができる環境、制度も同じように大事なんですね。
🖊用語メモ:360度サーベイ
自分の仕事ぶりや行動について、上司・同僚・部下などいろんな立場の人から評価をもらう仕組み
【Section04.一言まとめ】
良いマネージャーは、良いフィードバックを受けた人から生まれる。


FREEDOMの設計者として、基礎を覚えたあと(5年目以降)の、その先のキャリアについて教えてください。先ほどの話で言えば、40代以降の可能性の話などです。

設計の本質は、顧客の課題を抽出し、形にすること。
これは「ポータブルスキル(持ち運び可能な能力)」そのものです。
これを極めれば、不動産営業でも、マーケティングでも、新規事業でも、どこへ行っても活躍できます。
🖊用語メモ:ポータブルスキル
ポータブルスキル(持ち運び可能な能力)は、職種や業界が変わっても通用する「仕事の仕方」と「人との関わり方」の汎用的な能力です。
論理的思考、課題解決、コミュニケーション、リーダーシップなどが該当し、現代の転職やキャリアチェンジ、VUCA(≒先が読めない)環境で不可欠な「市場価値」となるとされているスキル。

設計監理というコアとなるテクニカルスキルを武器にしつつ、他の事業領域の核になるようなポータブルスキルも育てていくイメージでしょうか?
🖊用語メモ:テクニカルスキル
職種ごとに異なる、業務遂行に必要な専門スキル。
例えば、転職などで働いている環境が変わるなどして、能力が発揮できないこともあるため、ポータブルスキル(持ち運び可能なスキル)とは異なる。


弊社のウェブサイトに掲載している図があるのですが、右上の部分が私たちのコア事業です。設計者としての能力もここがコアになります。

ですが、次のキャリアアップを考えるにつれ、営業活動から一気通貫でやりたい、商業やりたい、リノベーションやりたいとか、不動産営業をやりたいといった、諸々の要望が出てきます。
この図で言うと、右上の設計監理の部分がコア事業ではあるんですが、FREEDOMではそれ以外の白い部分(下記赤斜線部)も鍛えていきます。

そうすることで、下記の領域がFREEDOMの設計者の「ポータブルスキル」になるわけです。

ここまで習得できれば、他の領域はすべてこなせます。
言われれば明日にでも切り替え可能ですね。
そして、必要に応じて、不動産の知識を追加で学習したり、各種「テクニカルスキル」を追加学習するわけです。


この図はそういうふうに見ると分かりやすいですね!
私、最初分からなかったんですよ、この図の言わんとすることが。ようやく合点がいきました。笑

実務を通して、基本設計や実施設計を個人のお客さんとレベル高くできるひとというのは、ポータブルスキルのレベルが非常に高い人です。
このポータブルスキルがあれば、その後のキャリアを拡げるのが容易になるんです。
前回の話(第4回記事)で言えば、新卒者が最初に配属される「設計サポート室」では、テクニカルスキルの入門編を学ぶわけです。
そして、ポータブルスキルの入門編をやっているのが私、というわけです。

そして、これを上司との関係の中で悪い方向へ行かないように各方面から評価・管理する。
常に正しいフィードバックをしてもらえる環境の中で、設計者を育てていきます。

なるほど、話が繋がってきました。
先ほどの図を見て思ったのですが、グループ会社内を移動することで、地に足がついたキャリアチェンジも実現できそうですよね?

そのとおりです。
実際に設計を経てから施工へ行ったり(フリーダムビルド)、ランディのような不動産サービスのチームへ移籍(フリーダムX)した人もいます。
フリーダムグループ会社内だけでも自己実現の受け皿があるのも弊社の特徴ですね。
結論を言うと、ある程度の能力水準まで行けば何物にもなれるわけです。
これだけいろいろやれれば、40代以降も飽きないですよ!やれる事はどんどん拡がるわけです。

いい環境ですね!
未来への見通しもいい!
私も10年ほどの現場監督経験を経てから、今はテクニカルディレクターとか編集者だなんて名乗ってますが、基礎には建築現場での経験が強く根付いてますし、大学での「良質なフィードバック」をもらえた経験がその下支えになっています。

のののさんのポータブルスキルは非常に高い水準ですよね。
だからこそ、いろいろなことをやっても成り立つわけですが、逆を言えば、高いレベルのポータブルスキルを持っていないと、その次のキャリアの自由度が大きく低下します。成り立たない場合すらある。
なんでそうなってしまうかというと、20代でそういったスキルを意識して磨かなかったからに他なりません。
だから私は、日頃から新卒社員に対して、こういう40代以降のキャリアの話を頻繁にしていますね。

いやー…
普段からこういったことを言われる環境にいなければ、20代の段階から、40代の姿って具体的に想像できないですもんね。
Webページに掲載されているこういった図のように、
今、自身のスキルがどの段階にあるのかが分かるのは安心感がありますね。
【Section05.一言まとめ】
専門性を育てながら“持ち運べる能力”も鍛えることで自由が生まれる。


今日話していて改めて思ったのは
FREEDOMでは丁寧に設計者を育てているんですけれど、ポータブルスキルの向上も目指しているわけで、これは設計事務所において、かなり珍しいことだと思います。
そもそも、そういったスキルを高め、評価される環境のある設計事務所はなかなか無いのではないでしょうか。
例えば、独立してみたけれど、経営がうまくできなかったり、社員を雇ってもうまくいかない、みたいなケースは、独立したての設計事務所でよく聞く話です。
FREEDOMでは、数値管理や経営視点も学べるので、私は
「独立するならFREEDOMがいいよ!」
とむしろ言っています。

それはまたすごい話!笑
つまりFREEDOMでは、
・「設計という専門性 × 経営」
・「対人・抽象化能力」
という両輪で人材を育てている、ということですよね。

そうです。
ちゃんと経営視点を学ぶと、営業マンが自身をしっかりとサポートしてくれるから仕事を取れている、という部分に意識的になれます。「勘違い」が減る。

こんなこと言うのもあれなんですけど、
会社に所属している人って、
「他人のビジネスに乗っかっているだけ」
なんですよ!
…かくいう私もそうですが。笑

ははは、そうですね、確かにおっしゃる通りだと思います。笑

私はBEAVERも含め、自社の新規事業担当をやっているのですが、ほんと…事業ってすっごい難しい…。
会社の創業者ってバイタリティも人脈も持っていて、まるで別の生き物のようだと感じますし、個人事業主の人たちだってそう。本当にすごいなと思います。
このスキルは意識的に準備しないと、急に準備できるものではありません。「会社員」という選択に自覚的である必要がある。

FREEDOMが目指す設計者は、今回話したようなポータブルスキルの中にそういった能力を含んでいますし、そういったスキルを育む土壌があります。

そういえば…私は以前、企業面接で、経営視点を強みとして話したら、組織との相性の問題を指摘されたことがあります。
「君は組織の和を乱す存在だね」って。笑
目から鱗でしたが、今なら言いたいことはわかります。
だから、組織によっては、経営視点を持つ社員が“扱いづらい存在”になることもあるのも事実。
FREEDOMはそういった経営視点を歓迎する文化なんですね。

少なくとも、私はそういったスキルも重要なポータブルスキルだと思っていますし、FREEDOMには、いつでも独立できるレベルの設計者として、1人1人しっかりと育て上げる覚悟とその土壌があるということです。
【Section06.一言まとめ】
独立できる力を持った上で会社にいるから、本当の強さを持てる。


本日はありがとうございました!
総括とさせていただきます。
まず、20代で身につけた基礎は、40代の自由度を決めるのだと、今日のお話を通じて、私はその言葉の重みを改めて感じました。
設計キャリアの初期においてのポイントは…
・実施設計と基本設計の両輪を回すこと
・良質なフィードバックを受け、与えられる人になること
・設計という専門性を“ポータブルスキル”へと昇華させていくこと
先のようなお話をきいていて感じたのは、
FREEDOMが育てようとしているのは、単なる設計者ではなく、
「どこへ行っても通用する設計者」
なのだと思いました。だからFREEDOMの設計者は強い!
「独立するならFREEDOM」とおっしゃる理由にも納得がいく内容でした。
40代以降に向け、20代~30代の今、何に時間と体力を投資するのか。5年後、10年後の自分に誇れる選択ができているか。
この記事が、そんな問いを考えるきっかけになれば幸いです。
本日は貴重なお話をありがとうございました。

ありがとうございました!

次回は連載6回目。この連載の最終回です。
次回の内容は
採用までの流れと、
入社希望の学生さんは今から何をすればよいか?
です。お楽しみに!
あとがき
まず、報告です。
今回の記事は大台の1万文字を超えてしまいました…笑
ここまでの長文を読んでくださり、ありがとうございます!
あらためまして、取材・編集を担当した、のののです。
FREEDOM社さんのインタビューは、客観的に判断しても、貴重な一次情報が多く、切るところが無いのです。ですから、なるべく惜しみなくお伝えいたします。(編集者としてどうなの…?)
さてさて…
今回の取材を通して、私が一番強く感じたのは、
「20代の選択は、10年後に“言い訳”になるか、“武器”になるかが決まる。」
ということでした。
20代のうちは、どこにいてもそれなりに成長できます。
でも、40代になったときに「選べる側」にいる人は、若いうちに将来を見据えて、基礎から逃げずに積み上げてきた人です。
・耳当たりのいい言葉でなく、解像度の高いフィードバックを受けられたか
・目の前の業務だけでなく、抽象度を上げて考えられたか
・自分の役割を超えて、経営の視点を持てたか
これらは、自然には身につきません。
積み重ねた人にだけ、あとから効いてくる力です。
もしあなたが今、進路や転職を考えているなら、
「どの環境が楽か」ではなく、
「どんな力が身につくか」で選んでほしい。
自由は、あとから欲しいと思っても、急には手に入りません。
自由は、積み重ねの中で得られるものです。
この記事が、そのことを少しでも考えるきっかけになれば幸いです。
ののの
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