“そんな仕事ないよ”を越える力。海外でキャリアを創ったおちさんから学ぶ“現実の突破力”
性教育とウェルネスの新しい仕事を、スペインで切り拓いたおちさぎりさん。
“まだ存在しない仕事”を生むのは、輝きよりも、静かな努力と粘り強さ。
親子が未来を選ぶうえで欠かせない「現実を生き抜く力」がここにあります。
子どもが“好き”や“興味”を言うけれど、将来につながるのか不安
「そんな仕事あるの?」とつい言ってしまう
新しい働き方や海外キャリアの実例を知りたい
という親子さんにぜひ読んでいただきたい記事です。
今日は、NEXT2035セミナーでスペインでセックスコーチとして活動されるおちさぎりさん 登壇回を通して見えてきた、“VUCAの時代を生き抜くヒント”を、親子視点でシェアしたいと思います。

アーカイブ動画あり
第15回 11月9日(日) 20:00-21:00
「“そんな仕事ないよ”を越える!自分だけのキャリアのつくり方~セックスコーチとして生きる~」
登壇者:おちさぎり (セックスコーチ)

自分だけのキャリアは、情熱と忍耐でできている
「まだ社会にないセックスコーチという仕事を作った」
と聞いて、驚いたり、好奇心が揺れたり、華やかだなって思ったりしません?
あるいは「そんな仕事あるの?」と思った方も多いかもしれません。
でも、おちさんのお話を聞きながら、私は
“これは、誰よりも人間と丁寧に向き合ってきた人のキャリアだ”
という納得していました。
簡単にいえば「おちさんめちゃくちゃ粘り強いな!」(笑)と。
そしてもう一つ、強く感じたこと。
人がまだ見ぬ仕事を生み出すには、
キラキラした夢よりも、地道な努力と忍耐、そして圧倒的な行動力が必要。
(忍耐といってもやりたくないことを耐えるわけではないですよ)
11年、専門領域の現場で積み重ねたリアル
おちさんは、バルセロナの生殖補助医療クリニックで 11年間、500名以上の患者をサポートしてきたプロフェッショナルです。
医療通訳として、また患者さんの心に寄り添う伴走者として。
“性”という誰もが抱えるテーマに、ずっとまっすぐ向き合ってきた人。
キャリアの土台には、この長い年月の積み上げがある。
だからこそ、セックスコーチという聞き慣れない仕事にも、
深い説得力と信頼感が響いてくる。
これは、決して思いつきの新しい肩書きではなく、
現場で磨かれた専門性が育てた“次のステージの仕事”なのだと感じました。
海外で仕事を生むことは「冒険」ではなく「継続」
スペインに移住し、自分の仕事を確立していく。
この一文にはロマンを感じますが、その裏側には
どれだけの試行錯誤や努力があったのだろう?
おちさんは22歳の頃からスペインを志し、
25歳からスペイン語を必死に学び
28歳で単身バルセロナへ
インターンシップからキャリアを築き
11年間、医療の現場で働き続けた
決して“キラキラの海外生活”ではない。むしろ貯蓄なんかギリギリになってもチャレンジを続けられたときもある。
生活の不安、家族の反対、言葉の壁、異文化の壁、
職場での信頼構築、専門知識の習得、そして母としての役割。
そのすべてを抱えながら、
見えない未来に向かって毎日歩き続けた人でした。
海外でキャリアを作ることは特別ではない。
でも、特別な「継続力」と「覚悟」が必要なのだと改めて思いました。
“手段”をゴールにしなくていい
大事なのは「自分の軸」と「やりたい理由」の方。
おちさんのお話を聞きながら、めっちゃ強くうなずいてしまったポイントがあります。
ベティも一応14年間自営業なのですが、「起業したいんです」って言ってくる人に年数回は会うんですよ。
でも多くの場合、〇〇をするために会社という「器」「方法」が必要、とかじゃなくて、とにかく会社を作りたいだけ。
会社なんて書類だせば1週間程度で作れます。
お作りになられたらよろしいです。
けれど、社会に何を提供したいのか、って話を必ずしましょうよ。
「起業」が目的になっている人はなにをやればいいのかとか人に聞いてくるんですけど(笑)、別に会社作ってやりたいことないなら、起業しなくていいじゃんってなるじゃないですか。
旅行行きたいんですけどどこに行けばいいですか、人に聞くの変ですよ。
何屋さんなんですか。
誰になにを届けたいんですか。
起業って、肩書きやステータスのためにやるものじゃない。
だって、起業とは “手段”ですから。
目的は
「自分の軸で生きること」
「自分のやりたい価値を社会に出すこと」。
手段だけが先走ると、必ずどこかで苦しくなるんです。
おちさんのキャリアもまさにそうでした。
・家族の性教育を支えたい
・医療通訳の経験を活かしたい
・日本語とスペイン語で届く人を増やしたい
これらの“理由”が積み重なった先に、
結果としての「セックスコーチ」という働き方が生まれた。
順番はいつも
「肩書き → 活動」ではなく、
「やりたい価値 → 形になった肩書き」
なんです。
べつにおちさんは「誰もまだやってない仕事をしたい!」なんていう動機で動いてきたわけじゃないんです。
結果的にそういう方法になっただけ、っていうお話なんです、これは。
社会にまだない仕事でも「始められる理由」がある
おちさんのお話を聞いていて感じたのは、
“好きだから”だけでは続かない、という現実。
スキルも経験も必要です。
でも同時に、
“人の役に立ちたい”という動機が仕事を創る。
おちさんがセックスコーチを名乗るまでに時間がかかった背景には、
日本の価値観
家族の反応への不安
自分の中の抵抗
「こんな仕事、受け入れられる?」という葛藤
さまざまな揺れがありました。
でも最終的におちさんは、
長年の医療現場での経験、
母になったからこそ必要だと感じた子どもの性教育、
スペインで見た性と生の多様性の価値観を統合し、
“自分で仕事に名前をつけた”のです。
これは、誰にでもできることではありません。
けれど、誰でも「最初の一歩は踏める」と思わせてくれる姿勢でした。
子どものキャリアは“直線”ではない
今回一番印象に残ったのは、
おちさんが語ったこの言葉です。
「キャリアはまっすぐじゃなくていい。
思いもしないところから花開くことが本当にある」
おちさん自身、
英文科 → 広報 → 健康問題で退職 → 海外 → 医療通訳 → セックスコーチ
という一見つながらない道を歩いてきました。
でも、そのすべてが現在の専門性を作っている。
子どもたちに伝えたいのは、“寄り道を価値にする”ということ。
そして親としては、
“その寄り道の意味を信じてあげる” こと。
未来の仕事は、自分で作れる。でも順番を間違えないで
おちさんの生き方から、私はこう感じました。
「そんな仕事ないよ」と言われる道でも、歩き続ければ仕事になる
新しい仕事は、正義感や使命感から生まれる
海外でキャリアを作るのは華やかではなく、続けた人にだけ見える景色がある
専門性は“時間をかけて”つくられる
子どもたちには、安心して寄り道できる未来を残したい
そして何より、
未来の仕事は、社会がつくるのではなく、
“あなた自身がつくる” 時代になった。
私たち親ができるのは、「肩書き」ではなく「理由」を一緒に探すこと
親の役割は、将来の肩書きを決めることではありません。
・なぜそれが好きなのか
・どんな人を幸せにしたいのか
・その生き方は本当に自分を大切にする選択か
こうした“心の内側にある理由”を一緒に探すこと。
それこそが、親が子どもの未来を支える「伴走力」ですよね。
次回2025年11月23日(日)無料親子オンラインセミナー「“問い直し”から始まるキャリア: 高学歴・安定志向・正解探しを越えて、人生の軸をつくる」をテーマに、NY在住の阿部大輔さんに語っていただきます。

未来が不安なら!
今楽しそうに生きている大人たちのお話を直接伺いましょう!
なので、こんなセミナーをベティは主催しております。
ぜんぶ無料!
🎯 こんな悩み・関心のある方におすすめ
子どもが「やりたいこと」を言っても「そんな仕事あるの?」と迷ってしまう
将来に向けて、“新しい仕事”や“これから生まれるキャリア”の実例を知りたい
海外在住・教育移住・多文化環境のリアルを聞いてみたい
親子で“好き”や“生き方”をどうキャリアにつなげるか考えたい
従来の職業観にとらわれない、新しいキャリア教育のヒントを探している
再掲【無料/先着300組】“学歴でも英語力でもない”2035年を生き抜く「人間力」を親子で磨く14回セミナー
こちらの親子無料オンラインセミナーもやっています。
こんな方に
進路・志望校の前に、「生き方の軸」を親子で話し合いたい
AI時代、“人間にしかできない力”をどう育てるか知りたい
海外で働く日本人のリアル(仕事・学び・失敗・お金)を聞きたい
英語学習や留学より前に、将来設計の“出口戦略”を固めたい
参加すると得られること
✅ 未来を拓く力=人間力(行動・対話・仮説→検証)を具体化
✅ 「情報収集」「予測」「行動」の違いと、25%しか動けない壁の越え方
✅ ミライのキャリア設計:肩書きより「何を創りたいか」を言語化
✅ 海外で活躍する13名の「ほんとの失敗」と「次の一手」
第二弾セミナー開催概要
期間:2025/9/28(日)〜2026/4/12(日)・全14回(日本時間)
形式:Zoom / 無料 / 先着300組 / 日本語
対象:中高生と保護者(推奨10〜16歳)
テーマ:自分らしく世界で戦う在外日本人編
登壇:海外でキャリアを築く日本人13名+ゲスト(多業界)
AIは情報取得と予測を強くしてくれます。でも未来を動かすのは「行動」
このセミナーは、キラキラ経歴ではなく、リアルな“試行錯誤”から学ぶ場です。
親子で対話し、小さな一歩を今日から始めましょう。
Zoomでお会いできることを楽しみにしています。
セミナーは日経コンパスやNEWSWEEK、財経新聞でも紹介いただきました
NIKKEI COMPASS
https://www.nikkei.com/compass/content/ATPKDB549480/preview
Newsweek
https://www.newsweekjapan.jp/press-release/2025/10/next203513.php
財経新聞
https://www.zaikei.co.jp/releases/3131533/
2025.11.15
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