足すことに疲れたら、引くという選択〜断捨離も、アナログバリューも、好かれようとしないことも、すべては「引き算」のために〜
おはようございます。
人と人の間をつなぐ想いの翻訳者、阿波野聖一です。
私は秋田県で介護、地域、海外人材という、一見異なる世界の間に立ちながら、人、組織、地域、想いの「違い」をつなぐ仕事をしています。
このnoteでは、現場で起きた出来事や学びを通して、誰かの明日につながるヒントを発信しています。
私たちは気づかないうちに、たくさんのものを抱え込んで生きています。
モノ、情報、人間関係、過去への後悔、未来への不安、そして他人からの評価。
若い頃の私は、それらを増やし続けることが成長であり、幸せにつながると思っていました。
人生を豊かにしてくれたのは、何かを足したことよりも、不要なものを手放したことでした。
私が大切にしている断捨離も、アナログバリューも、好かれようとしない生き方も、その根っこには「引き算」という共通した考え方があります。
今日は、私自身が実践している「人生の引き算」について書いてみたいと思います。
1. 若い頃の私は「足し算の人生」を生きていた
若い頃の私は、足し算の人生を生きていました。
知識を増やす。
人脈を増やす。
売上を増やす。
評価を増やす。
物を増やす。
もっと頑張れば良くなる。
もっと手に入れれば幸せになれる。
そんなふうに考えていました。
もちろん、それ自体は間違いではありません。
しかし、人生経験を重ねるほどに、足し算だけでは解決できないことがあると気づきました。
2. 人生を変えたのは、モノの断捨離からだった
経営が苦しかった時。
人間関係に悩んだ時。
自分自身が行き詰まった時。
私が最初にやるのは、何かを増やすことではありません。
まずは身の回りを整えることです。
机の上を片付ける。
使わないモノを捨てる。
断捨離をする。
目に見えるものを整理すると、不思議と頭の中も整理されていきます。
人生の流れを変える時、私はいつも目に見えるところから整え始めます。
3. モノの次は、習慣と人間関係を見直した
モノを整理すると、次に見えてくるのは習慣です。
本当に必要な予定なのか。
惰性で続けていないか。
今の自分に必要な行動なのか。
さらに見直すのが人間関係です。
感謝はしながらも、お互いの成長につながらない関係や、無理をして続けている関係を整理していく。
断捨離とはモノを捨てることではありません。
本当に大切なものを見つけるための作業なのです。
4. なぜ今、アナログバリューを大切にしているのか
AIやSNSが発達し、情報は無限に手に入る時代になりました。
だからこそ私は「アナログバリュー」を大切にしています。
人と会う。
現場に行く。
同じ空間で対話する。
情報はオンラインで手に入ります。
しかし想いは、リアルな関係性の中でしか見えてこないことがあります。
私は介護、地域、海外人材という異なる世界の間に立っています。
だからこそ、データではなく、人の想いに触れることを大切にしています。
アナログバリューとは、情報を足すことではなく、余計なノイズを引いて本質を見るための行動なのだと思っています。
5. 「好かれようとしない」と決めて見えた景色
以前の私は嫌われたくありませんでした。
認められたい気持ちもありました。
しかし経営者として、一人の人間として、人生を生きていく中で、様々な経験を通して多くの人と関わる中で気づいたことがあります。
全員に好かれることと、本当に大切なことを伝えることは違うということです。
利用者様のため。
職員のため。
地域の未来のため。
時には耳の痛いことも伝えなければなりません。
だから私は「好かれようとすること」を手放しました。
その代わりに「誠実であろう」と決めました。
6. 運を良くするのではなく、流れを整える
私は運を良くしようとは思っていません。
むしろ意識しているのは、流れを整えることです。
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