子ども部屋おじさん 家探しする ④東京都内(城東・城北)・千葉・埼玉方面のオススメ駅
こどおじ引っ越しシリーズ。今回は都内城東・城北、千葉・埼玉方面について紹介してみる。
意外と穴場の城北・城東方面
筆者のようにずっと首都圏にいた人間の場合、都内は基本的に住む場所ではなく、働く場所・遊ぶ場所という印象になる。それは都内の住宅価格や賃料が軒並み高騰しているからで、寮や住宅手当、ルームシェアなどの補助がない限りは個人的にはあまりオススメはしにくい。
そうなれば西東京や神奈川・千葉・埼玉の主要駅まで後退するのだが、西東京や神奈川はこれはこれで人気エリアの為、劇的に居住費が下がるかといわれるとそうでもない。そして都内在住にどうしてもこだわりたい場合、その条件を達成することができない。
だがどうしても都内に住みたいという人は城北・城東方面を検討してみるとよい。下町故に西東京や神奈川よりも築古物件が多く、家賃もこなれている場合が多いのだ。併せて千葉・埼玉も検討すると家賃や面積、築年数などが改善することが多い。
欠点としては、海抜が低く河川沿岸であるため水害リスクが比較的高い点がある。墨田川・荒川・江戸川といった一級河川に面しているため、ハザードマップの警戒度は比較的高い。場所にもよるが1階はなるべくやめた方がいいかもしれない。
そんなわけで都心方面への通勤・通学に便利そうな駅をピックアップしてみたい。
1.城北・埼玉方面
JR高崎線(上野東京ライン)
①日暮里駅(西日暮里駅)
上野界隈における大井町ポジションの街。JR宇都宮線・高崎線(=上野東京ライン)、JR京浜東北線・JR山手線といった主要路線の他に京成本線、そして舎人ライナーが止まる。JR西日暮里駅はそこから徒歩圏内で、こちらは東京メトロ千代田線が接続、さらに直通運転の小田急線まで至る。
出張の多い人にもおすすめの駅で、上野・東京にすぐ出られるため新幹線の利便性がいい。ただし場所柄家賃は相応に高い。ここで高い人は隣接駅を狙おう。田端とか王子とか上野らへんは全体的に穴場。都内にありながら現実的な金額で住める。
多少上がるが北千住駅はオススメ。JR常磐線快速、東京メトロ日比谷線、東武鉄道、つくばエクスプレスが止まる。上野界隈は手頃な物件が多い割に路線の充実具合がえぐい。独身サラリーマンにはもってこいだ。
舎人ライナーは足立区民・荒川区民の救世主である。それ故朝は滅茶苦茶混む。そのため電車通勤者が家賃を下げようとして足立区に住むのはあまりオススメはしない。これも車通勤なら別なのでブルーカラーだと住みやすく、足立区イメージを助長している一端になっているものと思われる。
なお新日暮里駅は存在しない。念のため。
②赤羽駅
埼玉エリアの玄関口(まだここは都内)。特筆すべきは上野東京ライン・湘南新宿ラインの双方が止まる点。東京方面・新宿方面のどちらにも出られるのはとても便利で、埼玉方面におけるY字分岐の付け根はここにあたる。
この荒川を超えるとそこは埼玉県で川口・蕨・南浦和とあるのだが、京浜東北線しか止まらないので、家賃相場や治安などで気に食わなければいっそ浦和までジャンプしてしまうのもありか。
欠点としては都内屈指の飲んだくれスポットでありカオスな点。小学校の裏口に昼間から営業している飲み屋街があって唖然とするが、赤羽ではよくあること。酒飲みにとっては高円寺と同じく夢の国になる。
赤羽・川口界隈は昔筆者が公務員試験を受験している際に住もうかなと思った町で、最終面接で落とされたので未遂になったのだが、あまり綺麗な水が馴染まない人種というのもいるもので、そういう人にはオススメかもしれない。住めば都ってもんよぉ!
③大宮駅
埼玉の都心駅にあたる。割とすごい駅で在来線と共に東北新幹線の停車駅でもある。これは横浜・川崎や船橋・千葉といったターミナル駅にはない個性になる。そのため旅行が好きな人はオススメで、自宅から直接からどこかにビューーン!できる。
首都圏にありながら割と地方都市感がある街で、横浜・千葉に比べると東京感が薄い。特に西口の雰囲気がJR仙台駅と非常によく似ている。そのため東京に出勤すると旅情が味わえる反面、新幹線に乗ってもイマイチ移動した感じがしないという小ネタがある。
手前には浦和駅・さいたま新都心駅はあるが、ここまで来たら大宮でよくない?となりがち。ただし県庁や市役所は浦和駅だし、さいたまスーパーアリーナや国の出先機関はさいたま新都心なので、環境や勤務先によってはこちらを選択するのもあり。
難点としては東京方面・新宿方面どちらに出るにしてもそれなりに下がる点。とはいえどちらも横浜より近くそれでいて家賃相場は横浜より若干安い。どちらかというとファミリー向けだろうか。赤羽がアレなので棲み分けは出来ていると思う。
西武線(新宿線・池袋線)
①池袋駅
池袋は言わずと知れたターミナル駅で、赤羽駅と並ぶ埼玉県への玄関口である。JRは山手線・埼京線・湘南新宿ラインの3路線が接続し、私鉄は東武東上線、西武池袋線を擁し、地下鉄は東京メトロ丸の内線、有楽町線、副都心線の3路線を備える。三大副都心の一角に相応しい陣容だ。
新宿・渋谷方面にはJR山手線で直通できるし、あるいは副都心線でも行ける。一方の東京駅はJR山手線だとそれなりにかかるが、丸の内線で大手町まで15分で行けるため隙が少ない。唯一品川を苦手としていてやや時間がかかる。湘南新宿ラインでは通らないためだ。
街としての格は東京・渋谷・新宿よりも若干落ちる(ごめんなさい)。他の街ならあるものが意外となかったり。だが乙女ロード中心にオタ界隈に強く、すぐ近くには新大久保もあるので若い女性は訪れる機会が多いかも。両者は別ジャンルと思いきや意外と客層が被っていたりする。
そうはいっても副都心の一角だし当然家賃も高い。しかし池袋駅には横浜駅同様周辺駅が比較的多く、そこも検討すると家賃はある程度下げられる。JR山手線大塚駅、JR埼京線板橋駅、有楽町線要町駅・東池袋駅、東武東上線北池袋駅・北板橋駅あたりは徒歩圏内なので一考したい。
JR山手線目白駅、雑司ヶ谷駅は学生街ではあるが、高級住宅街なので賃貸価格は高め。早稲田大学が近いのでバンカラ学生向けの格安物件もあるかもしれないが。
②所沢駅
所沢駅は西武線の要衝になる。西武新宿線と西武池袋線の接続駅となっており利便性が高い。一見乗り入れ路線が少ないように思えるが、練馬で西部有楽町線に乗り換えれば小竹向原駅から副都心線に接続し、東急東横線で横浜方面にも行ける。直通電車もあるため使いやすい‥‥と思う。
(ごめんなさいあまり歩いたことがないので詳しくわかりません‥‥)
欠点‥‥というよりは慣れの問題だが、分岐が複雑で迷いやすい点。小平とか萩山・小川、東村山のあたりは神奈川県民から見るとよくわかんねー形になっている。地図上だと狭山とか東大和のあたりだ。この感覚は埼玉県民から見たJR鶴見線のような印象だと思う。

筆者は東武東上線で和光市駅(東武線)に向かう際、小竹向原駅の分岐をミスって西武線練馬駅まで行ってしまい、その練馬駅で「池袋行」と書かれた電車に飛び乗ったところ、それは西武池袋線という別の路線で、別の池袋駅に運ばれて意味がわからなくなったことがある(1敗)
前述の池袋は「西武池袋線池袋駅」と「東武東上線池袋駅」があり、全く別の場所にあるのだが、乗換え方によっては改札を通さずに行けてしまう。これはマジで参った‥‥。なお西武線は池袋駅東口にあり、東武線は池袋駅西口に乗り場がある。認知的不協和不可避。
③川越駅

川越は所沢に並ぶ埼玉県西部の交通の要衝だ。東武東上線とJR川越線を擁する。徒歩圏内には西武新宿線本川越駅があり、ぶっちゃけこっちのほうがメジャー。蒲田駅同様、通勤時間帯はマラソンをしているサラリーマンや学生の姿をよく見かける。
商店街が盛んで全部繋げると相当長い。クレアモール(1200m)+大正浪漫通り(200m)+川越一番街(500m)で2km弱もある。これは品川区の戸越銀座商店街(1300m)+武蔵小山商店街パルム(800m)に匹敵するほどで、繁華街部分の長さを取ると実質は同じくらいだろう。
商店街沿線沿いは雰囲気が良く住んでみたい気になる。クレアモールを除いて夜が早く、若者が夜まで騒いでいるということもない。
欠点としては奥地にあるためどの場所も遠い点だろうか。新座・朝霞・志木よりも大分奥にある。路線自体は便利で行ける場所は多いのだが、どこに出るにもそれなりに時間がかかってしまう。横浜に住んでいる人の場合、川越を夜22:00過ぎくらいに出ないと終電で帰れるか若干怪しくなってくる。
高橋邦子シリーズの舞台でもある。これはニコニコ動画で昔流行ったRPGツクール作品である。荒唐無稽な作風が持ち味で、米軍の総攻撃を受ける、地獄に失業者が溢れる、ゾンビーフが売っている、坂戸が消し飛ぶなどの展開が頻繁に起こる。この作品を視聴すると川越に住みたくなる‥‥かも?
「川越に住みたい‥‥その考え!人格が悪魔に支配されている!」
「何言ってやがる!?俺は悪魔なんかに支配されてなんかいねぇ!」
「悪魔は皆そう言うのだ!!」
2.城東・千葉方面
JR総武線
①錦糸町駅
城東の下町エリアの有力候補。中央・総武線(各駅停車)がかなりナイスな路線で、秋葉原、お茶の水、新宿、中野、高円寺、吉祥寺、三鷹などをカバーしていて、千葉方面では西船橋、船橋、津田沼、幕張、千葉といった主要駅に泊まる。半蔵門線で渋谷まで直通で行けるのもナイス。
都心と千葉方面の二拠点で生活する人などはおすすめか。東京・上野方面は乗換が必要な点で若干行きづらいが、秋葉原が優秀なのであまり気にならない。むしろ渋谷・新宿が直通で行ける点でポイントが高い。
駅前は栄えていて飲み屋街がある一方で亀戸天神など文化スポットもあり飽きない。平地のため自転車も有効で、都営新宿線末吉駅、京成電鉄押上駅が圏内となり、少し行けば浅草なので趣味性も高い。
総じて弱点が少ないが下町ゆえに水害リスクがやや心配なところはある。これは城東エリア共通の弱点になってしまうので、覚悟はした方がいい。心配なら1階はなるべくやめておこう。

②西船橋駅
ここから千葉県になるが、西船橋は都内への玄関口といえる。西と付くことので若干マイナー感があるものの、都心への利便性は本家船橋駅を凌ぐほど。スーパーもそれなりにあって、平地のため自転車で船橋駅まで足を延ばすことも可能。家賃相場も都内より安い。
JR総武線各停、JR武蔵野線、JR京葉線、東葉高速線と乗り入れ路線が多く、何より混雑路線として名高い東西線の始発駅という点は大きい。TDLのあるJR京成線舞浜駅まで11分というのも素晴らしい。ディズニー好きは是非検討してみよう。そのまま東京駅まで直通で出ることも可能。
千葉は房総半島ゆえに若干不便なイメージはあるが、総武線各停で秋葉原、お茶の水、新宿、中野とゴールデンスポットを網羅でき、武蔵野線で東京を介さずに埼玉方面へ出たりと色々なことができる。隣駅の船橋駅も併せると品川・横浜方面のアクセスも補完でき、何かと使い勝手のいい街。
③船橋駅
西船橋と双璧をなす交通の要衝。JR総武線快速・JR総武線各停、東武野田線と接続し、徒歩圏内に京成線・京成船橋駅を擁する。東京・品川・横浜方面のアクセスはこちらの方が良く、東武野田線で柏:大宮方面にも出ることができる。東京近郊は西船橋よりも強い。
この船橋駅と西船橋駅があまりにも有能すぎるおかげで、県庁所在地の名を関する千葉駅の出番がイマイチない。ただしその千葉駅もまた魅力的で、改札内のペリエ千葉(エキナカ)の雰囲気が良く、そごう千葉店・千葉モノレールなど独自の見どころがある。勤務地が千葉県内なら有力候補か。
この船橋駅と西船橋駅の中間は海神駅というのだが、このあたりに住むと船橋と西船橋が両方備わり最強に見える。付近にはOKストアとホームセンターのコーナンがあり、西船橋川にはすき家もある。名前的にも超強そうだし非の打ち所がない。独身ならもうここでいい。
筆者が去年転職活動をした際に最終面接まで行った際、移住はマジで検討した。結局フラれてしまったのでその話はなくなったのだが。
一応弱点を挙げると、京葉工業地帯に面しているため空気はあまり良くない点。神奈川でいう千葉川崎エリアと同レベルと思ってよい。喘息持ちや敏感な体質な人は避けた方がいい。臨海地域ということもあり水害リスクもネックで、まあそんな感じの場所にはなる。
京成線
①押上駅
錦糸町に並ぶ城東エリアの要衝。京成線、都営浅草線、半蔵門線、東武スカイツリーラインが乗り入れている。
スカイツリー最寄り駅であり、観光地化されているため華がある。必然的に外国人だらけにはなるがそれはすぐに慣れる。そのすぐ隣は浅草で、墨田川を超えれば徒歩で歩いて行けるので和風好きはオススメか。
都営浅草線は京急線と直通運転をしているので、品川・川崎・横浜方面も乗り換えなしで行けるのはポイントが高い。前述の錦糸町駅と程近いため、この中間に住むと鉄道的には物凄く便利になる。しかも錦糸町と押上は半蔵門線で一駅という至れり尽くせりっぷりである。
どちらに住んでも便利だが、新宿方面に行きたい人は錦糸町、品川・横浜方面に行きたい人は押上と覚えておくといいだろう。千葉方面の場合、もしこの錦糸町・押上で高ければ西船橋・船橋になるか。
①松戸駅
柏と船橋に間らへんにある地域。JR常磐線快速、JR常磐線各停、京成電鉄松戸線(始発駅)に接続する。上野東京ラインで上野・東京・新橋・品川は直通、何なら横浜方面にも出られる。近隣にはJR新松戸駅があり、常磐線と武蔵野線が接続する他、駅前にはテラスモール松戸がある。
マッドシティの異名を持つ。これはファイナルファイトというゲームの舞台となる街で、その世界観が実に世紀末的だったのだが、駅前に風俗店がある、未だに暴走族がいる、学校が荒れているなどの理由から(主にネット掲示板)で自嘲気味にそう呼ばれていた時期があった。
実際の松戸市はそこまで言われているほどでもない‥‥と思う。東京なら町田蒲田とか、神奈川なら鶴見川崎とか、埼玉なら赤羽・西川口とか似たような土地柄はあるし、住める住めないで言えば全然住めるし、柏や船橋よりも相場が安いので家賃を抑えたい人は一考。
「すぐやる課」の発祥の地でもあり、むしろ行政はしっかりしている印象がある。後はハガー市長の就任が待たれるばかりだ。
JR常磐線
①柏駅
JR常磐線快速、JR常磐線各停、東武野田線を擁する。平成初期頃から頭角を現し始め混雑駅として千葉県北の交通の要衝となる。日本におけるペディストリアンデッキ発祥の地でもある。
常磐線もさることながら、東武野田線があることで大宮や船橋に出ることができるのが大きいか。隣町の松戸がマッドシティであり、その他に競合となる都市も少ないことからこの柏を中心に都市圏を形成するに至っており、子育て支援も充実していることからファミリー層が多い。
難点としては、渋谷・新宿方面には出づらいところ。渋谷で1時間弱かかるのでラッシュ時は70分くらいかかるとみていい。また常磐線は日暮里駅で折り返すことがあり、品川駅まで行ってくれないことがままある。ここまで下がると相応の遠さは目立ってくる。
まとめ
三回に渡って家探しについて書いてみた。仕事が外回りでカメラが趣味ということもあり、それなりに歩いてはいるものの、城北・城東は割と手薄で調べてみると新しい発見もあった。
これを書いた時点で既に契約は済んでしまっているのだが、この記事を書いて「ここにしてもよかったなー」と割と目移りしてしまう。日暮里とか錦糸町あたりは結構楽しそうだし東京感も味わえていいなと思ったり。水も合うので良さげに思える。
そこは次回の引っ越し先かな~。この先転職とか結婚とかでひょっとしたら縁があるかもしれない。それはその時のお楽しみにしておこう。
参考リンク
地元・ローカルネタは5chでたまにスポットでスレが上がるので眺めてみると面白い。これの大阪版・名古屋版とか読んでみたい感じはする。このほかchakuwkiなんかも読んでみると面白い。公務員試験を受けていたときはネタ探しに読んでいた。
https://itest.5ch.net/greta/test/read.cgi/poverty/1759328356/l-
https://itest.5ch.net/greta/test/read.cgi/poverty/1699841004/l-
