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新NISAで1,000万円を目指すには?よくある3つの悩み【インデックス投資・オルカン・S&P500】

投資を始めようと思ってから、何もしないまま3ヶ月が過ぎた。  

はい、私です(笑)。

最初のハードルは正直高かった。

資産運用に対する抵抗感。
SNSの強い煽り。
何より働いて貯めたお金が減るリスクが嫌。

でも、この記事を見てくれたということは、そのフェーズは終わったのではないかと思ってます。

「新NISAで1,000万円を目指して動き出したい」

という人に向けて、
最初にやるべきことを3つに絞って話します。
投資の細かい話は一切しません。
まず動けるようにするのが目的です。


1,000万円という数字について、最初に一つだけ

1,000万円に特別な意味があるわけじゃないです。

でも、私の場合、超えたとき「これ、本当に大丈夫なのかな」という不安が、スッと消えました。
自信がついたとかじゃなくて、ただ、不安がなくなった。

数字に意味があったんじゃなくて、
続けた時間に意味があったんだと思っています。
1,000万はその、ひとつの目印にすぎない。

FIREを目指す人には通過点。
老後資金を目指す人には第一関門。
目的は人それぞれでいい。

ただ、「まず1,000万」という旗を一本立てておくと、動き出しやすい。
それだけで十分です。では本題へ。


Step1|生活防衛資金、まずここから始めてほしい

投資より先に、です。

生活防衛資金とは何か?
定義だけ言うと、
「投資に一切手をつけずに生活できる現金の備え」です。

よく言われるのは「月の生活費の3〜6ヶ月分」。
これは教科書的な答えで、私も最初はそのまま受け取っていました。

でも今なら少し違う言い方をします。

「急にお金が必要になったとき、投資を売らずに済む金額」

これが、生活防衛資金の本質だと思っています。


なぜ生活防衛資金が必要なのか?「損をしないため」

「病気やケガに備えるため」
「収入が途絶えたときのため」
これはもちろん正しい。

でも、もう少し投資的な視点から言うと、

生活防衛資金がない状態で急にお金が必要になると、「損が確定する」可能性がある。

これも生活防衛資金を考える一つの視点だと、
私は思っています。

含み損のときに売れば、当然損が確定します。
でも、含み益のときはどうか。
「上がってるなら売っても問題ないんじゃ?」と思いますよね。

そうじゃないんです。
上昇局面の途中で売るということは、「まだ伸びるはずだった未来の利益を手放す」ことになる。
結果として損はしていないけど、本来得られた利益の機会を捨てている。

どちらに転んでも、「急に必要になって売る」という状況はあまりいい結果にならない。

生活防衛資金は、投資を守るための盾です。

なので、急な出費に対して親族などから一時的に資金援助を得られる環境があるなら、必要な金額は変わってきます。
じゃあ最低限でいいよって思えたなら、
それは一つの正解かもしれません。

一応セオリー的な話もほんの少しだけします。


いくら用意すればいいのか。6ヶ月が基準。

結論としては6ヶ月±αです。
セオリーとしては「3〜6ヶ月」で、その理由はいくらでも調べることができるので割愛します。

以上。ここまでがセオリーです。

私からは少し違う視点で話します。

なんで6ヶ月±αをすすめるのか。

答えは、下落時の精神的なフォローのためです。

相場が大きく下がったとき、生活防衛資金がある人とない人では、同じ含み損でもまったく違う感情になります。

生活防衛資金がない状態だと、「このまま下がり続けたら、生活費が足りなくなるかもしれない」という不安が投資判断に混ざってきます。
それが狼狽売りを引き起こす。

逆に、生活防衛資金がしっかりある状態だと、
「生活は別で守られてる。だから売らなくていい」と思える。

暴落時に狼狽売りしなくていい根拠を、
生活防衛資金が作ってくれます。

投資初心者の場合、
暴落局面でどう動くかの「実績」が
まだないと思います。

私は投資を始めた3ヶ月後にコロナ暴落があり、100万円溶けました。

そのときには生活防衛資金として余裕もあったし、労働収入もあった。
だから狼狽売りもしなかった。
結果論かもしれませんが、生活防衛資金が精神面で役立ったのは間違いないと思っています。

だから6ヶ月という数字をもとに、「これだけあれば含み損になっても売る気にならない」という金額が、あなたにとっての正解。

まとめると、

  • 投資初心者で暴落経験がない → 最大の6ヶ月を基準としたい

  • 自分のメンタル耐性の自覚 → プラスもしくはマイナス

暴落時の自分が想像できなければ、
心配性に寄せて1年分でもいい。
最初は多めに取って、
経験を積んでから調整していく。

アクセル全開の投資はその後で。


では、貯まるまでは始めない?

私の答えはNOです。

問題なく始めましょう。ただし、少額で。必ず。

少額というのは「生活防衛資金を貯めるペースに影響しない範囲」という意味です。
1,000円でも、数千円でもいい。

少額でも実際に値動きを経験することで見える世界があります。
その助走期間が、生活防衛資金が貯まったあとのスタートダッシュに効いてきます。

ただし、注意すべきは
大幅な成功体験をして生活防衛資金に手をつけることです。

逆に
少額で失敗経験を得られたなら、
それは最高の結果の一つ
であると保証します。


Step2|初手の銘柄、どれを選ぶか問題

さあ、ここからが本格的な最初の迷い場所です。

「NISA 初手 ランキング」

検索しましたよね、たぶん(笑)

ただ、調べれば調べるほど迷う。
Amazonのレビューを読み込んで、結局買わずにタブを閉じた経験、ありませんか(笑)。
銘柄選びもあの沼と同じだったと思います。

で、その結論なんですが、

どれを選んでも、正解です。

……いや、それじゃ何も言ってないか(笑)。
もう少し踏み込んで説明します。


オルカン・S&P500・TOPIX、それぞれ何を「信じるか」で選ぶ

今回は区別がつきやすい
代表的な3銘柄で説明します。
 オルカン・S&P500・TOPIXです。

どれを選ぶか問題ですが、先に結論を言います。

どれを選んでも
あとで必ず後悔する場面が起きます。

オルカンを買えば、S&P500の上昇が気になる。
 S&P500を買えば、下落したときに「分散しておけば」と思う。
 TOPIXを買えば、「やっぱり海外だった」と思う。

これは避けられません。
私も全部経験しました(笑)。

そしてもう一つ。
その後悔が来たとき、初心者ほどブレやすい。

含み損になると不安になる。
他の銘柄が上がると乗り換えたくなる。
SNSを見ると、自分の選択が間違ってる気がしてくる。

つまり、
問題は銘柄ではなく、人間側がブレることです。

だから選び方は一つだけ。

後悔したときに、
それでも持ち続けられる理由があるか。

これを自分の言葉で説明できるなら、
それが正解です。

逆に「上がりそうだから」で選ぶと、
下がった瞬間に理由が消える。
そのまま一番ダメなタイミングで売ってしまう。
私がそうでした(笑)。


少額なら、個別株もあり

「え、個別株って初心者向けじゃないんじゃ……」と思いましたか?

私もそう思っていました。
でも今は少し考えが変わっています。

少額(数万〜十数万円)の個別株は
「投資の学校」として機能します。
その点では逆におすすめです。

インデックスファンドは、動きが緩やかで、
短期的には面白みに欠けます(笑)。
良い意味で退屈なんですが、
投資を始めたばかりの人には
「よくわからないけど、一応増えてる、減った」という感覚になりやすい。

これは少し危険な部分があります。

「よくわからないけど」という点。

ここがわかっていないと信じることができない。

信じることができないと、持ち続けられない。
じゃあ、どうすれば「わかる」に変わるのか。

そこで機能するのが個別株です。

たとえば、
1,000円でスシローの株を買ったとします。

次の日からニュースの読み方が変わります。
「回転寿司業界、値上げ」
という見出しを見たとき、以前なら素通りしていた。

でも今は
「あ、スシローも?客足に影響しないか?」
と思う。

テレビで食品コストの話が出ると、
自然と耳が止まる。
決算のニュースが気になる。
ライバルのくら寿司が新メニューを出したというだけで、なぜかソワソワする(笑)。

1,000円で「当事者」になれるんです。

インデックスファンドではこうはいかない。
オルカンを持っていても、「世界経済が動いた」という実感は最初のうちはなかなか持てない。

でも個別株は、自分が知っている会社の話が全部「自分事」になる。

その感覚の積み重ねが、
市場の動き方を理解する一番の近道
だと思っています。

損をする可能性も高い。
でも、少額なら授業料として割り切れます。

私も最初の数年は個別株でしくじりました。

今は小さくても、大きく成長する株があるんじゃないか、と。
それが自分には探せるんじゃないか、と(笑)。

結果はもちろん惨敗です。
初心者の私がが理解できる情報なんてごく一部。
安定してる大企業を買えば少しは違ったかもしれませんが、そもそも宝探しをするというコンセプト自体が大きな間違いでした(笑)。

ちなみに宝探しを否定したいわけではないし、
その過程で勉強になる部分はある。

ただ、マイナー銘柄はニュースになりにくいし、値動きの理由を経験するという意味では、初心者には少し不足している点があるかもしれません。


私だったら、S&P500を選ぶ

S&P500をおすすめするわけではありません。
あくまで私個人の話です。

以前の記事でも紹介しましたが、
ポートフォリオがそうなっているから
当然の結果ではありますが(笑)。

重要なのは次の話。

私がS&P500を選ぶ理由は、
シンプルに「米国経済を信じているから」です。

テクノロジー、金融、ヘルスケア、エネルギー。世界を変え続けてきた企業のほとんどが
米国に集中している。

米国が終わる世界線で生き残ってる国がない。
っていうくらいの気持ちです。

もちろん、5〜10年の長期停滞が来る可能性はあると思っています。
でもそのとき、米国以外も大して変わらないんじゃないかとも思っている。
全世界の企業価値の約半分が米国に集中しているという事実も、その根拠の一つです。

要は、信じられるもの。この1点です。

信じられるものを言語化して
説明できるものに投資する。
それが長期投資を続けるための
精神的な支柱になると思っています。

「なんかよさそうだから」で選ぶより、
「なぜこれを選んだか」を自分の言葉で言えるほうが、暴落のときに動揺しにくい。
ここは銘柄が何かより、何よりも重要です。

👉ユニクロが好き。
いつも新作は好きなデザインで、
SNSでも人気がある。株価が下がっても応援する気持ちで持ってられる。
👉サイゼリヤが好き。
ミラノ風ドリアも好きだけど、
何よりも辛味チキンが堪らない。
なら、サイゼリヤでもOKです(笑)。

選んだ理由が重要で、
購入後の経験があなたの何よりの価値
だと思います。

たとえうまくいかなかったとしても、
それは確実に次につながります。


Step3|入金力の話。NISA貧乏には気をつけろ

最後です。ここが一番見落とされやすい。


節制という名の罠

積立を増やしたいなら、生活費を削ればいい。
理屈としては正しい。

だから投資を始めた人の多くが、
まず節制に走ります。
外食を減らす。
サブスクを解約する。
ちょっとした出費を我慢する。

私もそうでした。

ある日、
家族で外食に行ったとき。
メニューを開いて、
ドリンクを頼もうとした瞬間に思ったんです。

「……これ、やめとこうか」と。

子どもはジュースを飲みたそうにしてる。
でも1杯500円。
必須でもない。
スーパーで買えばその10分の1くらいで飲める。
……水でいい。

子どもにジュースくらい頼んであげたい。
という気持ちを、
節制のために押し込んでいる自分が、
なんかみじめだった。

家族との外食って、そのドリンク代も含めた時間全体が目的じゃないですか。
「オレンジジュース!」
と無邪気にオーダーする姿も見たいし、
我慢もさせたくない。

結局、その節制はやめました。

これがいま巷で
「NISA貧乏」と呼ばれている状態の一つです。
節制自体は間違っていない。

でも、目的とずれた節制は、
じわじわ投資を我慢の象徴に変えていく。


節制は、目的に見合っているか?

「節制すること」は
手段であって目的ではありません。

何のために節制するのか。
1,000万円を作るため。
1,000万円を作って、何をするのか。

その「何を」が曖昧なまま節制していると、
途中で必ず息切れします。

目的が明確な節制は続く。
「このコーヒー代を5年分積み立てると、
老後旅行の資金になる」
くらいまで腹落ちしているなら、続く。

でも「なんとなく投資に回したほうがいいから」では、長続きしないです。
私がそうだったから(笑)。

「家族との外食のドリンク代」と
「老後資金」を天秤にかけて、
後者を選ぶのが本当に正しい節制か。
一度立ち止まって考えてみてほしい。

目的に見合っていない節制は、
じわじわ自分を削ります。


入金力の源泉は時間がかかる

節制には限界があります。
「支出を削る」の天井は生活費ゼロですが、
「収入を増やす」の天井は、理論上ありません。

ただ、収入を増やす方法なんて、
会社や環境によってバラバラで、私が何かを言える話でもない(笑)。

一つだけ言えるとしたら、資産が積み上がると、
仕事に対する気持ちが変わる可能性があること。

「この仕事で食っていくしかない」
という追い詰められた感覚が、少し薄れた。
苦手な上司からの無茶な指示にも
「承知しました!!」
と言えるようになりました(笑)。

それは頑張ったからじゃなくて、
余裕ができたからだと思っています。

情けない話ですが、
投資をするために少しだけ仕事を頑張る、という
謎のロジックが私の中に生まれました(笑)。

固定費の見直し、保険の整理、ポイントの活用。
特別なことは何もしていません。
そこらへんは詳しい方に任せます。

ただ、投資を続けることで仕事への向き合い方が変わって、気づいたら「本業を頑張ることが、投資の仕組みを加速させた」というのが私の実感です。


まとめ:最初にやるべきことは3つだけだった

長くなりましたが、整理します。

① 生活防衛資金は6ヶ月分を基準にする
「急にお金が必要になっても売らずに済む」状態を先に作る。
下落時に狼狽売りしなくていい根拠が、
ここから生まれます。
並行して少額投資で経験を積むのはOK。

② 「なぜこれを選んだか」を言えるものを買う
オルカン、S&P500、TOPIX、少額の個別株等。
どれも間違いではない。
「信じられるもの」を選ぶことが、
長期で続ける力になります。

③ 節制は「目的に見合っているか」を常に問い直す
NISA貧乏は最短ルートに見えて、
途中で投資自体をやめさせてくる罠です。


1,000万円は、特別な人が特別なことをして達成するものじゃありません。

正しい順番で、正しい習慣を続けた人が、
ほぼ必ず到達できる場所
です。

凡人の私が言えるのだから、
たぶん本当のことです。


次回は、妻に投資をすすめた惨敗記録の話。

妻に何度かオルカンやS&P500をすすめたことあります。
毎回、惨敗です(笑)。

あと、妻は私の資産額を知りません。

私と同じようにパートナーに資産運用のことを
話せていない方いらっしゃいますか?

家族を中心とした投資の話が次回のテーマです。


凡人太郎


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