リバランス、してますか。私は7年で一度もしていない。
リバランスは必要ですか。必要ないですか。
NISAでS&P500やオルカンを中心にインデックス投資を続けながら、資産が7,000万円を超えた頃の話です。
初めてゴールドを数パーセントだけ買いました。分散の一環で、比率はそれほど高くありませんでした。
その後、ゴールドの価格が上がりました。
気づいたら、当初より比率が高くなっていた。
「リバランスした方がいいかな」と思いました。
でも、しなかった。
面倒だったのと、売ると税金が取られるから。
そこに後付けの理由が加わりました。
「ゴールドはこのペースで上がり続けないにしても、緩やかには上がっていくだろう」という、
根拠の薄い楽観論です。
その後、ゴールドは徐々に下がり続けました。
後から振り返ると、
売り時は何度かあったと思います。
後付けの理由が、後付けのまま終わった話です(笑)。
リバランスって、タイミングが意地悪なんです。
比率が崩れるのは、
たいてい大きく上がったとき。
上がっているから崩れる。
でも上がっているから、売りたくない。
「このまま上がり続けるかもしれない」
という気持ちが、後付けの理由を連れてきます。
リバランスが一番必要なタイミングと、
一番売りづらいタイミングが、
きれいに重なっているんです。
本当にできる人いるんですか、これ(笑)。
どれくらいの人がしているんだろうと思って、
調べてみました。
参考になったのが、野村アセットマネジメントが2013年に実施した調査。
比較的新しいものだと、調査の母数が少なく、
参考にならなかったので、ご容赦を。
約3万人を対象に聞いたもので、
「定期的にリバランスを行なっている」
と答えた人の割合は全体の39.3%でした。
半数には届いていません。
でも、思ったより多い。
ホントにできる人が結構いた。
ただ、当時はNISAも存在しなかった時代です。
インデックスファンドも今ほど普及していない。
わざわざ資産運用に向き合っていた、
相当意識の高い層が対象です。
今はオルカン一本で積み立てているだけで、
ファンドが自動で分散してくれる。
昔よりはリバランスの重要度は下がっています。
だから、今の時代、自分でやっている人は、
もっと少ないはずだと思います。
さらには、リバランスという定義自体が、
2013年と今とで違う可能性すらある。
昔は個別株の銘柄を対象としたリバランス。
今は株式、債券、ゴールド等をリバランス。
インデックスファンドが存在しない世界だと、
そういうものかもしれない。
リバランスしようと思いながら、
結局しなかった経験はありませんか。
ゴールドの失敗を経て、
私はリバランスをする前提ではなくしない前提で
ポートフォリオを設計することにしました。
動けなくなるなら、
動かなくていい設計を最初に作ればいい。
面倒くさがりだから、
という理由もありますが(笑)。
まず決めたのは、
「どちらかに偏っても致命的にならない比率」
を先に設定することです。
何パーセントずれたら気になり始めるか、
明確な基準は持っていません(笑)。
一つの銘柄が多少上がっても、
全体の比率がドラスティックに変わらない幅を
先に作っておく。
売って買い直すのではなく、
余剰資金で比率が下がった方をスポット購入するやり方にしたのも同じ理由です。
売らないから税金がかかりません。
効率厨としては、
ここで税金を払うのが一番もったいない(笑)。
リバランスしないと株式比率が上がって、
暴落時のダメージが大きくなる。
その感覚は正しいと思います。
だから、最初から崩れても致命的にならない比率で設計しています。
それと、65歳でどういう資産状況にしたいか、
というゴールを先に決めています。
だから、今何をいつ買い足すかが逆算で見えている。
リバランスを
「その都度判断する」のではなく、
「最初から設計に織り込んでいる」
という感覚です。
ただ、これがずっと続くわけではありません。
ライフステージが変わるタイミングでは、
ポートフォリオそのものを変える必要がある。
私の場合、
65歳に向けて株式比率を段階的に下げて、
債券を積み上げていく設計があります。
そのタイミングでだけ
「売ってリバランス」をします。
人生で数回。
それ以外は動かしません。
その設計の詳細は、別の記事にまとめました。
リバランスは必要だと思っています。
特に、出口が見えてきたら。
「する前提で運用する」のと、
「しなくて済む設計を最初に作る」のは、
別の話です。
教科書は正しいんです。
ただ、運用するのは人間なので(笑)。
リバランスできない自分を
責めなくていいと思います。
設計の問題です。
少なくとも私は、動かなくていい設計を
一度作る方が向いていました。
あなたはリバランスしている派ですか。
していない派ですか。
設計を変えない限り、
私はリバランスをしないままだと思います。
最後に1つ言わせてください。
株式や債券等の比率を維持するために、
定期的にリバランスしている方。
あなたは神です(笑)。
凡人太郎
数少ない有料記事の一つですが、
私の出口戦略の詳細について、
リバランスから年金戦略まで書いた記事です。
今の積み立てを出口につなげたいと考えている方にも読んでもらえると嬉しいです。
投資って、難しいことがいくつかありますが、
個人的には、
リバランスが一番難しいと思っています。
何かの資産が上がってるとき。
上がっているもの売って、
上がってないものを買う。
私には、できそうにありません(笑)。
こんな私ですが、少しでも興味を持っていただけたなら、「フォロー」しておくと、
次の記事を見つけやすくなると思います。
次回は、投資家問題の第2弾。
少し前に、
正解のない投資判断の問題をAIに作ってもらい、
それに答えてみる記事を書きました。
その第2弾になります。
今後10年間で10倍になる銘柄が分かる。
でも、その期間中売ることはできない。
買いますか。
そんな話です。
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