#1483 映画論54|北の国から ’92巣立ち
ここ最近は映画としての扱いで、北の国からのドラマシリーズを紹介してきておりますが、本日は’89帰郷に続く、それから3年後の物語である「北の国から ’92巣立ち」を紹介しましょう。
これは僕が初めてリアルタイムで見た北の国からで、メチャクチャ大好きな作品です。
北の国から ’92巣立ちとは?

今回の主人公は蛍、純、そして五郎です。
まず蛍は前作で恋をしましたね。
相手は3浪して旭川の予備校に通う浪人生の緒形直人で、東京の予備校に行くということになって悲しい別れがあったんです。
で、3浪して東京の予備校に行くくらいなんで、東大とか慶応とかの一流大学を目指すと思いきや、進学先は富良野からも近い帯広畜産大学で、蛍の住む旭川から近く、晴れて2人は元サヤに戻って、蛍はちょくちょく富良野を通過して帯広に行ってました。
純は相変わらず東京で生活していたんですが、ガソリンスタンド勤務とかで大学には行かなかった様でした。
で、れいちゃんとは遠距離恋愛で、同じ時間に同じレンタルビデオを見て感想を言い合うと言うクソプラトニックな事をしていたんですが、マンネリを感じており、そんな中で裕木奈江と出会い、性欲に負けてしまったんてすね…
そして五郎は相変わらずD.I.Yの鬼で、大工の親方の元で修行をしてスキルを身につけて、1人で丸太小屋を作ろうとする、パンクなことをしてましたね。
そんな黒板家に、今回もヘヴィーな試練が訪れてしまうんですね…
北の国から ’92巣立ちの好きなシーンBEST10
10位 緒形直人とイチャつく蛍

前作で辛い別れがあったのにあっさり元サヤに戻り、あの感動の別れは何だったのかと思いつつですが、プラトニックな交際をしてました。
で、蛍はこの時看護学校を卒業する間際で、五郎は富良野の病院で働いて欲しいと思ってたんですが、この直人の親戚がいる札幌の総合病院で働いた方がキャリアアップできると思い、札幌に決めてしまい五郎は悲しんでしまいます。
そして、その言い方とかが高ピーだったりで、この時期の蛍は生意気で可愛くないです笑
昔はあんなに可愛かったのに…
9位 大輔と戯れる五郎さん

雪子おばさんが離婚?して、息子の大輔を連れて気分転換で富良野にやってきました。
大輔は可愛くて、五郎さんもデレデレで、久しぶりにいい感じの時間を過ごします。
こんな可愛かった大輔が、10年後に遺言でクソみたいになって帰ってくるとは夢にも思わなかったですね。
8位 やるなら今しかねぇ

前作の乾杯に引き続き、今回も長渕剛の曲がパワープッシュされます。
詳しくは後述しますか、純のアホのせいで五郎は東京まで来る羽目になり、菅原文太にしこたま怒られて、ボロボロになって居酒屋に行くと、この曲「西新宿の親父の唄」が流れてたんです。
やるなら今しかねぇ
やるなら今しかねぇ
五郎はこのフレーズが気に入り、富良野に帰ってから中ちゃんの前でも使ってたりしてました。
7位 望んだ子供を流産してしまった草太兄ちゃんの妻アイコ

これは本当に可哀想でした。
農家に嫁入りしてくれるケースがレアなので、草太兄ちゃんは盛り上がりすぎて…マスコミも呼んで大自然の中で派手な結婚式を挙げようとして、身重だった奥さんに負担を掛けてしまい…その結果流産してしまうという…
誰も悪くないのですが、とにかく悲しい展開でした。
6位 望まない子供を授かってしまった裕木奈江

そして東京のガソリンスタンドで働く純は、たまたま知り合った裕木奈江と爛れた関係となってしまい、挙げ句には純のだらしないSEX が原因で子供ができてしまいます。
純は「運命のイタズラ」とカッコつけて言ってましたが、ちゃんと避妊しなかっただけです笑
やはり、前作でエリちゃんに童貞を捧げて、経験値を稼いでスキルを磨いておくべきでした。
5位 誠意って何かね?

で、孕ませてしまい、純は裕木奈江の保護者(叔父)である菅原文太に殴られるべくして殴られ、そして保護者の名前を聞かれ、五郎に連絡され、五郎は上京して、カボチャを持って土下座をするんですが…許してくれる訳がないんです。

そこで「誠意とは何かね?」と文太に問われ、五郎は家を建てるため用意していた木材を売って、慰謝料100万円を支払い、誠意を見せるのでした。
純のだらしない(略)
4位 丸太に挟まれてしまう五郎

で、そんな感じでやらかした純と、生意気な蛍ですが、久々に年末は富良野で集合というノリになり、五郎はサプライズで石で作った風呂を用意してました。
ですがそんな大晦日、蛍のアホが家になかなか帰って来ず、純が迎えに行くんです。
で、手持ち無沙汰になった五郎は風呂の様子を見に行き、屋根の雪を降ろしている途中で足を滑らせて、丸太に挟まれて身動きできなくなってします。
で、純と蛍が帰ってくると五郎はもちろん家にいないのですが、そもそも2人は石の風呂の存在も知らなかったので、五郎がそんな状態であるなんて勿論知るよしもなく…
ただ、五郎はそんなシチュエーションても、雪を避けようとしたり、暖を取ろうとしたり、自由がきく上半身を使って生きるために必死で頑張ります。
そんな中で亡くなった妻・令子の幻影を見るんですね。
で、令子は「あの子達は巣立ったばかりで、すぐに帰ってきたがるから、何かあったら帰ってこれる家で、あなたが待っていないとダメよ」と勇気を与え、五郎は諦めるのを辞めるんです。
これはめちゃくちゃ良いシーンでしたね。
3位 親方

で、あまりにも五郎が帰ってこないのて、純た蛍は五郎を探し、中畑のおじさんの所に行ったり、親方に相談したりするんですが、親方が的確なアドバイスをくれて、風呂を見にいくと丸太の下敷きで意識の無い五郎が!
蛍は「イヤー!父さん!」と絶叫するんですが、親方はめっちゃ冷静で、発狂する蛍をひっ叩いて、「お前、看護婦の卵だろう!こんな時どうすればいいんだ!」と叱責!
そして純には中畑のおじさんを呼ぶように指示し、そんな感じてキン肉マンソルジャー張りの冷静かつ的確な判断で、五郎は一命を取り留めました。
親方△!
2位 俺も、息子だと思ってますから

で、ちょっと話が戻るんですが、本作でとにかく評価を下げた純と蛍に代わり、ひとり評価を上げたのは久々に登場した正吉でした。
84'夏以来の登場でしたが、悪ガキだった正吉は自衛隊に入隊していたようで、この時点で相当立派なんですが、その後の行為が素晴らしかった。
「今日はオジサンと飲もうと思って」と久々に五郎のもとに訪れ、83'冬の母親の借金と、84'夏で全焼させた丸太小屋の借金を少しずつ返していくと、五郎にお金を差し出すんです。
五郎は受け取りを断るのですが、正吉は「俺も息子だと思ってますから」と言いきり、それを聞いて五郎も黙って受けとるんですね。正吉△!
純がクズすぎるだけに、正吉のカッコよさが際立つてしまってます笑
1位 純の覚悟と、ラストで寝ぼける五郎

そしてラストシーンも泣けるんです。
純は「もう東京は卒業する」と言って、富良野に戻ってくることを決意し、五郎が入院する病室に行くんですが、寝ていた五郎は意識も朦朧としており、夢と現実がごっちゃになって、
なんで純がいるんだ…
今日は普段いないやつばっか出てくるな…
夢の中でまで、俺をおちょくるな…
そして純は号泣し、僕も号泣しましたね笑
まとめ
そんな感じで久々に振り返りましたが、やっぱメチャクチャ面白いてすね。
とにかく名シーンが多く、とても心に残っている作品です。
そんな感じで次は「秘密」です。
北の国からも残り3回…少し寂しくなってきましたね。
