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たこ焼き似のおっちゃんと、アフリカの椅子と、冷麺。

「初めてのお金稼ぎ」というテーマの話をする。
※最初に警告。この話は『カオス』です。それを読む勇気のある人のみ、読んでください。

先日、こちらのnoteを書いたばかりで「お金がテーマ」

もう、内容がないよ~(´;ω;`)ウゥゥって感じでした。



お金稼ぎ?
お金稼ぎ?
お金稼ぎ?・・・

企画の宣伝しといてなんだけど、正直このテーマは苦手。


理由は明確、社会人として毎月お給与を当たり前のように貰うから。配当のように無意識で口座にお金が入ってくるんだ。だから「初めて稼ぐ」というこのテーマは結構ネタ探しに苦戦した。

本業中も考えた。


ずーーーーーーーーーーーーーっと考えた。

なんせ、宣伝しちゃったもんで。先にも後にも引けない状況ですわ。


過去を色々を振り返ってみたら、1つだけ。ぽっと出てきた。

この、ぽっと出てきた。その話をしよう。
はじめに言っておく。




私の幼少期は、もしかしたら世間でいう「貧乏」だったんでは?と思う。

今思えばね。そうなのかもしれない。


お風呂が『外』にある一軒家(賃貸)に住んでいたんだ。

お風呂が『外』!!!

お風呂が『外』ですよ!!!


そんなのって無いんじゃないかな?


かっこよくいったら離れ。でも現実は違う。


傾いたコンクリートの床、風呂釜が置いてあるだけ。もちろん室内(?)は外気も入ればナメクジも出入りするという、ほぼ外な浴室であった。毎日のようにキャーキャー言っていた。昆虫はスキでもナメクジは苦手なもんで。。。浴室と同じ場所にある洗濯機は、換気扇なんぞ無いから数年おきに壊れた。


また、食卓テーブルってものは無く、色々な机や板を載せただけ。
高さは合ってるわけも無く、デコボコの中で4人で食事をとる。片方の端に体重を乗せると載せている板が傾いて倒れるからよく注意した記憶がある。まるでシーソーのようだ。


もちろん衣類だって、全て母親の手作り。

弟や家族とペアルック。ミシンで仕立てたウルトラマンや恐竜柄、くまちゃんが描かれたトレーナーばかり着ていた。好きなものを買うという概念は当時はあまり無かった。情報が入らない田舎だからこそ気付かなかったって言うのはある。


そんな衣食住で幼少期の私は育った。




そんな私が初めて稼いだのは・・・高校3年生の時だ。
友人と一緒に挑戦した『フリーマーケット出店』

ほぼ幽霊部員だった部活も引退し、大学入試に向けて勉学に励まないといけない夏。

現実から逃げたかったのかも知れない。

当時は古着ブームだった。タバコや非行にも走らず、いい子ちゃんだった(自称)その反動なのか、危険な香りにそそられていた高校時代。あの怪しげな雰囲気が漂う薄暗い店内・アメリカから輸入したという謎のニオイ、独特な空気感が高校生の真面目な私を刺激していた。

毎週通い、その中でもバカ高い衣類が古着店で売れている様子をよく見ていた。当時は分からなかったが、今なら分かる。いわゆるヴィンテージってやつだったのだろう。


どっかの古着屋


この古着屋のようなスタイルをフリーマーケットで真似したかったのだ。

だって、古着って古着ですもの!


中古品」を出して売ればいい、と私たちは思ってた。


だから、家じゅうの中古品を集めた。

・コレクター癖のある弟が集めたトミカ120台
・謎に6年生で貰ったシルバニアファミリーセット
・年期が入ったディズニーパズル
・効果の一切感じされない母親の超音波脱毛器
・難聴の弟が使った知育玩具
・絶対に履かない真っ赤なアメリカンブーツ
・全く使わない頂きものの新品プラスチック容器
・父親が韓国で買ってきたGUCCIのまがい品
・大型おもちゃトミカシティパーキング
・よくわからないアメリカのオモチャ
・手品ネタキット
・使い倒した電子キーボード

などなど、家中から不用品を集めまくった。
あとは友人の古着を少々。


売るための施策も友人と2人で考えた。(ググっただけ)

露店で魅せる店にするためには・・・
① 立体的な構図
② 見やすい目線での商品配置
③ 布を駆使した店舗への客引き
④ 値札は絶対
⑤ こまこましたものは箱でばら売り
⑥ 個性のある店員!

これ、全部した。

やっぱり『異世界感』って大事ですからね。ナニコレ?っていう興味づけで集客につながりますから。


で、個性のある店員を模した結果。


ダダーーーーーン!!!!!!!

異世界感を表現(笑)


インドの商人みたいな装いとなった。でもね、当時の私はドヤ顔で出店したんだ。エキゾチックでいいじゃろ!と言わん感じでね。



オープンまで後2時間もある。


ググった通りに商品の配置セットする私たちのもとに….何やら「たこ焼き似の怖いおっちゃん」が!!!?



まさに、私たちの店舗の前に立ち止まったのだ!!!

ひょえーーーーーーーーー!!!!!!

何事ーーー!!!?!?

何も悪い事してません!何も悪いことしてません!何も悪いことしてません!何も!!じっちゃんの名に懸けて!!

「おい!!」
「お前ら、どこのもんだ!?」
「ここら辺のエリアは俺ら管轄なんだけど」


????


つまり、このエリアの中古店舗を経営する主って話。ヌシ!?


再び、ひょえーーーーーーーーー!!!!!!


ヴ、ヴ、ヴ、ワ、ワレワレ、コウコウセイ。
キョキョ、キョウ、ハジメテ、ココ、ニ、シュッテンシマス。ハイ。

と、目が白黒しながら答える相方。


「同業者だと思った」
「いいもん売ってるな」
「これ、もう買っていい?」
「売ってくれよ」


も、もうなんでもOK!OK!OK牧場!とりあえず、早く帰ってくれよーー!という想いでまさかのフライングで最初に売れた「大型おもちゃトミカシティパーキング」


これを2,000円で売った。

やっちまった!損してるじゃん、私。


(調べて驚愕している。人生知らん方がいいこともあります)


はい、完全に相場知らずの価格設定ミスですねw
逆に言うと、エリア主(たこ焼き似の怖いおっちゃん)の目利きは流石って感じです。大の大人がトミカで遊ぶわけ無い。きっと転売したんだろう。もうスキ勝手にしておくれ。


何だかんだありましたが、そういう訳でスリルを感じながらオープン前にひと儀式終えたわけ♬



実際に10時にオープンするとポツリポツリと人だかり。おばちゃん達がわらわら私たちの店舗の前に集まる。

孫に買うんだ!トミカ箱買いするだ!
電話して許可とるから待ってて!
もっと安くしてよ!
説明書はどこ?メーカーは?
これって本物??

などなど。正直カオスww

待て待て!私は聖徳太子ではないつーの!という感じ。砂糖に群がるアリのようなおばちゃんたいへ対応するのであった。そう、私たちはフリマをなめていたんだ。



ただね、衣装のおかげもあってか??売れる売れる!商品が売れる!
(まぁ値付けが甘かったのは、あるね)

ありがいことに午前中に半分以上が誰かの手に渡った。



商品も無くなり終盤。

細身なおばちゃんが、じーーーと見てくる。じーーーと。

「なぁ、このあなたは座っている椅子って売りもん?」

木、丸ごとくり抜いて作られる


アフリカ にいるセヌフォ族の作るスツール ビンテージ品!!!

うわーーー、またしても目の付け所がいいおばちゃん出現!

「なぁ、売りもんなの?」
「なぁ、なぁ?」

大変だ!大変だ!これは母親の大事にするスツール。売るわけにはいかないのだ。「あー、これですね。残念ですがこれは私物になります。仙台にある民藝店にタイミングが合えば入荷されるので是非行ってみて下さい。」

「いくら?」

え?聞こえなかったのだろうか?

「いえいえ、仙台に民藝店があるのでそちらに行けばあると思います」繰り返し伝える私。

「売りもんじゃないの~、じゃいいわ」


フリマ恐るべし。現在進行形で座っている椅子をも欲するという。


そんなこんなで、フリマを無事終える事ができた。
初めて自分たちの手で得たお金、いくらだったかは正直わすれた。きっと時給単価にしたら相当安いかったはず。


ただね、やってみて分かったことがある。

色々なタイプのお客さんが居て、なにか宝物は無いかと自我が出る。
・安く入手できることに強い喜びを感じる人
・掘り出し物や限定品などに目がない人
・なんとなく衝動買いする人
多くの人とやり取りしたが、みなさん【己の欲】が露骨に出る瞬間がここにはあった。リアルな店頭でのやりとり。大変だったけど20年以上覚えている楽しい体験であった。


最後に、フリマの売上で私たちは焼肉冷麺をで打ち上げをし『食欲』を満たしたのだった。


おわり。



今回、こちらの企画に参加させて頂きました。


ズボラさんのこの企画を宣伝したことで、嬉しいオプションが!人のnote活動を後押しできたんだ。そして『感謝』された。これって結構クセになる。



個別にお礼を頂きました。お二人をご紹介

いつも面白い体験をポストする「まめさん」



初のnoteを書くキッカケとなった。「ももさん」
わざわざDMまで下さり、ありがとうございます!うれしいです。


これをきっかけにnoteライフを始めた方々へ。ズボラさんのまわりの方々はおもしろい企画を考えかたちにしてくださいます。

ぜひ、みなさんで一緒に楽しんでいきましょ✨



おしまい。



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