会社の屋台骨として事業成長を支える【前編】
現在、さらなる事業拡大を見据え、組織体制の強化に取り組むカイテクにおいて、コーポレート部門はその基盤を支える重要な役割を担っています。業務範囲が広く多岐にわたる中、限られた人員で的確に業務を遂行する同部門を、的確な判断力と細やかな気配りでリードしているのが斉藤純一です。
斉藤はカイテクに参画する以前より、複数のIT企業でコーポレート部門の責任者を歴任し、豊富な経験と実績を積み重ねてきました。現在は、深刻化する介護人材不足の課題に対し、自らも一人の担い手として貢献したいという思いから、介護職の資格取得に挑戦しており、初任者研修の修了を目指しています。
前編となる本記事では、コーポレート部門の業務の実態やその魅力、そして斉藤がカイテクに加わるに至った背景についてお話を伺います。
経理・総務・法務・人事と幅広く担当するコーポレート部門
ーー斉藤さんが担当なさっている「コーポレート部門」は、どんな部署ですか?
斉藤 いわゆる「管理部門」です。財務、経理、総務、法務、労務、人事といった業務全般を取り扱っています。社内の情報システムも担当していますし、情報セキュリティから社内で利用するGoogleやSlackのようアカウントの管理もしています。
一般には「バックオフィス」とも呼ばれ、お客さまと直接やりとりする「ビジネス部門」や「開発部門」を背後から支援する役割ですね。縁の下の力持ちともいえるし、カイテクの屋台骨を支えているともいえます。部署としては少数精鋭で、私のほかに社員1名と数名の業務委託の方に協力いただき頑張っているところです。
ーーひとくちに「管理部門」といっても相当幅広いですね。経理も法務もほかの業務も、それぞれ専門性の高い分野ではないでしょうか。斉藤さんはこれまでのキャリアでこうしたお仕事を身に付けてこられたんですか?
斉藤 実は、新卒の頃は今とはまったく畑の違う、スノーボード販売の仕事をしていました。30歳を目前にして転職を考えたとき、簿記の資格を取得していたこともあり、たまたま、あるベンチャー企業から経理担当者のオファーをいただいたんです。その会社は当時IPOを目前に控えていて勢いがありましたし、自分自身の成長にもつながると考えてチャレンジさせていただくこととなりました。
その会社は半年ほどでIPOを果たし、上場企業の経理業務を身に着け、経理マネージャーとして従事していましたが、IPO準備においては私自身が重要な役割を担えたとはいえませんでしたので、経理の経験を活かしIPOに貢献できるような仕事をしたいと、設立2年ほどのベンチャー企業に転職しました。ここで、経理以外も含めたバックオフィス全般を手掛けることになったんです。そこでは6年ほど勤めて一度退職をすることになるのですが、2年後に常勤監査役として復帰し上場の準備から上場までを経験し、上場後は取締役CFOとして管理部門を管掌しIR等にも従事しました。
カイテクのバックオフィスを構築し、全面参画へ。
ーー斉藤さんは、IPOを挟んでいろんな段階にある企業で経験を積んだわけですね。カイテクにはいつから参加なさったんでしょうか。
斉藤 CFOを務めた前職を退職後、再びIPOを目指すベンチャー企業に参画しましたが、コロナ禍の影響によりIPOを断念することとなりました。そうした状況下の2021年8月、カイテクより副業としての業務依頼を受け、参画いたしました。
カイテクは、これまでに携わってきたスタートアップやIT企業と共通点が多く、サービスが軌道に乗り始めたタイミングで、シリーズAの資金調達を見据えていたこともあり、バックオフィス体制の整備が急務となっていました。副業という立場ではありましたが、バックオフィス機能の立ち上げから携わらせていただき、経営管理体制の構築に一から携わらせてもらいました。
ーー最終的に、カイテクに全面参画した動機はどんなことだったのでしょう。
斉藤 フルコミットで参画したのは2022年10月のことです。副業で初期の段階からカイテクのバックオフィス業務に携わっていたこともあり、カイテクの社員も副業で参画したときは役員も含め3名であったのが、10名に増えて、バックオフィスの役割が重要になってくるタイミングでした。おそらく社長の武藤も「正社員として腰を据えて仕事をしてもらえると助かる」と考えて、社員としてオファーしてくれたのでしょう。
私自身、カイテクの事業に深く共感していましたから、正式に入社することに何のためらいもありませんでした。並行していくつか他の会社の仕事も手掛けており他社からもオファーをいただきましたが、社長としての武藤の仕事との向き合い方に信頼を寄せていたことも大きくカイテクに参画させていただきました。当時はまだ、武藤が自らバックオフィス業務に時間を割くことも多かったので、もっと経営に集中してもらえるような体制をつくり、会社の成長につなげるのが私の役目だと考えました。
ーーカイテクの事業のどんなところに共感なさったのでしょう。
斉藤 これまでに副業でお手伝いさせていただいた会社の1つが介護施設の紹介サービスを手掛けていて、そのときから介護業界に関心を持つようになりました。特に介護医療人材不足は深刻な社会課題ですし、介護医療業界は今後ますます需要が大きくなる重要な業界で、とてもやりがいがあると思えました。
後編に続く
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