vol.182おひとりさま編【めまい】我慢発うつ病行き 1300
前話
我慢発うつ病行きマガジン
※モラハラ夫編•パワハラ編は別マガジンに収録
胸痛が治まってきたと思ったらめまい。
うつ病発症時のように「目も開けられない」「顔も上げられない」「常時嘔気」というほどではない。
乗り物酔いの一歩手前のような、ひと眠りすれば何とかなるんじゃないか、そんな感じ。
仕事でミスって凹む。
リカバリー→原因究明→再発防止に努める。
人様になら「それでいいやん」と言えるのに、自分には、「なぜ?」「どうして?」「あのとき……していれば(……しなければ)」。
退勤後も散々考え、帰宅してはため息を吐く。
そんなことをしていたらONとOFFの切り替えが曖昧になる。
考えたからって取り戻せるわけじゃない。
ヒューマンエラーは起きるもの。
ミスも犯さないパーフェクトな人間のつもり?
だからめまいがするんだよ。
眠りだって浅いんだよ。
誰も私にパーフェクトなんて期待してないって。
「無理するな」「頑張るな」「我慢するな」と自分に言い聞かせる。
こんな私にある顧客が、「先日、あなたに対応してもらって、それがとっても良かったから」と言ってくださった。
お守りにするわ、その言葉。
3回目の給与を受け取る。
その場で開封し、明細書の支給金額と現金を確認。
「あれ?予想より多いな」という気持ちを、顔に出すことなく受領印を押す。
思いがけず加算給がついていた。
今回の給与は、入職3ヶ月目(試用期間中)の勤務分に当たる。
試用期間の3ヶ月間は、加算給がつかないはず。
有難いけど、なぁぜ⁇
社内規定の存在と閲覧方法が分からない。
雇用契約書も労働条件通知書ももらえてない。
「出してください」と何度か申し入れはしている。
先月には、当事業所責任者で本社営業本部長でもある専務に直訴。
「解りました、時間はかかるけど」と返事をもらったのに、未だ入手できてない。
これでは時給•待遇に変更があっても、根拠となる契約条件•労働条件の確認ができない。
最低賃金が改正され、10/16(木)以後は新時給が適用されている。
パート従業員に事前アナウンスしないの?と思っていたら、直属の上長が本社からの「時間給変更のお知らせ」をグループLINEで送ってきた。
本社発信は10/10、グループラインは10/11夜。
何の時差なんだよ?
「○○○クレーム報告書」という、私には吊し上げ?晒し者?としか思えない帳票が、職場のオープンなスペースに置かれている。
誰かのミスを誰かが書き込み、当事者は「気をつけます」と書く。
ミス発生の状況を共有することにも、再発防止にも繋がらない。
ある日、出勤すると「○○○クレーム報告書」に私がクレームを受けたように書かれていた。
クレーム該当日に私は勤務していないし、確証となる書類には私とは別の先輩の名前が印字されているのに。
故意ではないとしても、「どうせ新人の仕業」と思い込み、日付けも名前も確認せずに書き込まれちゃったよ。
私が気づくまでに、何人の人がこれを読んだだろう?
何人の人に「……(私)がミスした」「……(私)にクレームが入った」と思われただろう?
「私じゃない」と言い訳したくて、モヤモヤしている自分が嫌になる。
サッサと気分を変えないと、めまいが酷くなるぞ。
10/26(日)は亡父の命日。
小雨が降ったり止んだりの1日。
父が眠るお寺には、徒歩30分の距離に住むワタル(仮名、妹)が早起きして代表でお参り。
午後はグループホームの母に会いに行く。
先月来なかった由美(仮名、長女)にも会える。
諭吉Sのことを訊きたいのは山々だけど、うるさがられるだけだから黙っておく。

ランチ後に母宅の郵便物を回収に行ってくれる

いつものお花屋さんで母へのお花を買ってから

母はシェフ姿のくまのプーさんを「可愛いでしょ?」と笑顔で見せてくれた。
私たちの到着前に催されたハロウィンパーティーでプレゼントされたらしい。
「欲しい人は?」に一番に挙手し、ミニーちゃんをゲットした母。
「本当は私が欲しかったのに‼︎」と怒り出したご入所者に、「私はいいから、どうぞ」と、母は躊躇いもなくミニーちゃんを差し出した。
代わりにいただいたのがプーさん。
「まぁ、私がもらってもいいの?嬉しい‼︎ありがとうございます」と涙を流さんばかりに大感激。


そんな母を「本当に優しい」「思いやりがある」「絶対に他者と争わない」「他者を悪く言うのを聞いたことがない」「絶対に拒否しない」「今までに嫌だと言ったことがない」と、職員さんたちは大感激。
私たちの目の前で「……さん(母)、大好き」と、母に抱きつく、抱きしめる、マジか?
昔から外面は良かったけれど、私たちの知ってる母とは別人。
私が受けた仕打ちは何だったの?
思わずワタルと顔を見合わせる。
私たちも又、いい具合のボケ加減のお陰で、母に会いに行こうと思えているのだけど。
由美と別れて、ワタルとふたりでいつもの鰻屋さんへ。
お米の粒が小さくなり、白焼きが一切れ少なくなり、うざくの鰻が小さくなり、う巻きが薄くなっていた。
文句じゃないよ、事実だよ。
カフェに場を移し、尚も喋りまくる。

文句じゃないよ、事実だよ
そうそう、先日久しぶりに修(仮名、長男)が荷物を取りに来た。
日頃、「早く全部持って行っちゃってよ」と思ってるくせに、「荷物があるから(こそ)会えるんだよなぁ」と思い直してしまう。
私とは口をきかない修を「お帰りなさい」と迎え、「行ってらっしゃい」「気をつけてね」「またね」と送り出す私は、バカっ母に違いない。
全記事をマガジンに収録しています 2025.10.27
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