【入院レポ①】飲まない我が子と折れる自信。孤独な授乳のなか、夫がくれた「最初の一言」【うちの子が生まれた時の話4】
※本記事はアフィリエイト広告を含みます。
※この記事には産後の入院生活レポが含まれています。
苦手な方はページを閉じていだきますよう、お願いいたします🙇。
前回から引き続き、【入院レポ①】です!
①②③の『出産レポ編』はこちら⇒
高血圧によるまさかの「気絶」という、怒涛の初日の夜が明けました。
ここから、いよいよ本格的な入院生活が始まります。
体力限界のなかで始まった、おむつとミルクの練習
産んだ翌日の朝から母子同室になるため、朝、ガラガラと小さなコットに乗せられて、私の病室に赤ちゃんがやってきます。
そこからさっそく、助産師さんによるおむつ替えの仕方や、ミルクのあげ方のレクチャーが始まりました。
当時の私は、出産によるダメージで体調は最悪、おまけに寝不足と高血圧で頭も働かない状態。
そんな状態のなかで、必死に習得しようと努力するのですが、教われば教わるほど、「出来るのかな…」と、心の中は不安でいっぱいになっていきました。
とりあえずおむつ替えは、今思えば「かなり効率の悪い手順+ノロノロ作業」ではあったものの、なんとかクリア。
(正直、出来たとも言い難いクリアでしたが…笑)。
ミルクも、
「人肌の温度って、これくらい……?」
と試行錯誤しつつ、なんとか最初の難関を終えました。
鳴らせないナースコールと、消えゆく自信
実は産前、問診の授乳希望欄に、なんとなく「混合希望」でマルを付けていました。
本当によく分からなかったので、適当に丸を付けただけだったのです。
しかし出産後も、私の血圧は依然として高いままでした。
そのため、看護師さんからこう告げられます。
「直母は、お母さんの血圧に障るから禁止。ただ、母乳は出さないと止まってしまうから、出るようにマッサージはします。
あと、初乳は赤ちゃんに与えたほうがいいので、搾乳して哺乳瓶で飲ませましょう」
というわけで、直母はNG。
搾乳したものを、哺乳瓶であげる日々が始まることになりました。
ところが…
我が子が、飲まない。
生まれてすぐの赤ちゃんが飲む量なんて、たかだか10ccや20cc程度です。
それなのに、恐ろしく飲んでくれないのです。
そもそも、乳首を咥えさせても口があまり動いていないし、ほぼ飲んでいません。
一度でも哺乳瓶を口から離してしまうと、次からは、口にも入れようとすらしなくなります。
(え? 赤ちゃんって、これが普通なの…?)
と、不安に思いつつも、何とか飲ませ続けました。
「飲み終わったらナースコールしてください」
そう言われていたのに、30分が過ぎても、私はナースコールを押せませんでした。
見かねた看護師さんが病室にやってきて、代わりに飲ませてみると、私があげるよりも、明らかに飲むペースが上がったのです。
(やっぱり、私が下手くそだから、飲んでくれなかったんだ…)
看護師さんの技術を目の当たりにして、感心するとともに、上手く飲ませられない自分に、少し落ち込んでいました。
制限時間は30分。待ちわびた夫との面会
そうこうして、いよいよ夫がやってくる時間になりました。
当時の産院は、感染症対策が非常に厳しかったため、基本的に妊婦本人以外の立ち入りは禁止。
しかし、「産んだ次の日だけ、30分間の面会」なら、許可されていました。
夫が来る時間を、今か今かと待ちわびる私。
一方、同じく気合の入りまくった夫は、面会時間の1時間弱前には、もう病院に到着していました。(笑)
ですが、規則が厳しい産院だったため、30分前きっかりにならないと、中には入れません。
というわけで、面会時間まで、車の中で待機していてもらうことに。
そしてついに面会時間になり、夫が私の病室へとやってきました。
ガチャっとドアを開けて、病室に入ってきた夫。
夫が一番最初に口にしたのは、赤ちゃんへの言葉ではありませんでした。
「〇〇頑張ったね、本当に頑張った。本当にお疲れさま。」
真っ先に、私の目を見て、私への労いの言葉を掛けてくれたのです。
今振り返れば、嬉しくて泣いてもおかしくないくらいの温かいセリフのはずでした。
なのに、当の私はあまりにも満身創痍すぎて、「ありがと〜…よく来たね〜…」と、元気のない声で、よく分からない言葉を返すことしかできませんでした。(笑)
夫が初めて我が子を抱いた日
「赤ちゃん見てみて〜」と促すと、夫はコットの中にいる赤ちゃんをじっと見つめ、ポツリと言いました。
「本当にいたんだ。」
妊娠中から、二人でよく
「お腹の中に赤ちゃんがいるって、いまいち実感が湧かないよね」
「こればっかりは生まれてみないと分からないんだろうね」
と話していたことを思い出しました。
赤ちゃんを抱っこしつつ、じんわりと「本当にいた」実感が湧いている様子の夫。
初めて我が子を抱っこしたときの夫は、とにかく本当に、本当に嬉しそうでした。
普段からあまり喋るタイプではない夫。
だからこそ、言葉はなくとも、ひたすらまじまじと、でも嬉しそうに赤ちゃんを見つめる姿から、「夫も嬉しいんだなぁ」という気持ちが伝わってきました。
そして、幸せな30分間はあっという間に過ぎ去り、夫が帰る時間に。
この時点で、残りの入院生活はまだ数日残っていました。
(明日から、またこの孤独な入院生活が始まる。私一人でやっていけるのだろうか……)
夫が帰ったあとの病室で、押し寄せる不安と寂しさを抱えつつ、一人悩むのでした。
入院レポ②へ続きます!
良かったら、引き続き、ゆる〜く読んでみてください🙏!
夫が面会のときに持ってきてくれたチョコレート。その心遣いが、本当に嬉しかったです。
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