【2026年版】社労士試験の合格率はなぜ低い?5.5%の理由を2回落ちた主婦が解説|難しい本当の原因とは
はじめに|「合格率5.5%」を見て、諦めそうになっている方へ
「社労士試験の合格率って、5.5%なんだ……」
その数字を見た瞬間、
「え、私には無理かもしれない」
そんなふうに感じた方もいるのではないでしょうか。
私も、勉強を始める前は同じでした。
「合格率5%台ってことは、すごく頭がいい人じゃないと受からない試験なのかな」
「仕事や家事をしながらなんて、本当にできるのかな」
そんな不安を抱えながら、社労士試験への挑戦を始めました。
でも、3年間勉強を続けて、2回不合格を経験して分かったことがあります。
それは、
社労士試験が難しい理由を知ることが、合格への第一歩になる
ということです。
私は、未就学児を育てながら勉強していました。
子どもを寝かしつけた後、眠い目でテキストを開く日。
思うように勉強時間が取れず、「今年も無理かもしれない」と落ち込む日。
そんな日もたくさんありました。
実際に1年目、2年目は不合格でした。
「ここまで頑張っても受からないなら、向いていないのかな」
そう思ったこともあります。
それでも、3年目に勉強方法を大きく見直したことで、ようやく合格することができました。
この記事では、
社労士試験の合格率がなぜ低いのか
合格率5.5%の裏側にある本当の難しさ
育児中の主婦でも合格を目指せる理由
2回落ちた私が感じた、合格するために必要なこと
について、最新データと私自身の経験を交えながらお話しします。
社労士試験は、確かに簡単な試験ではありません。
でも、難しい理由が分かれば、対策はできます。
「挑戦したいけど、自分には無理かも」
そう思っている方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
第1章|社労士試験の合格率は本当に低い?最新データから見る難易度
まずは、客観的な数字から確認していきます。
令和7年度(2025年度)の社労士試験は、
受験者数:43,421人
合格者数:2,376人
合格率:5.5%
という結果でした。
数字だけを見ると、
「100人受けても、5〜6人しか受からない」
ということになります。
これを見ると、不安になるのも当然ですよね。
実際、社労士試験はここ数年だけ難しいわけではありません。
過去10年以上を見ても、合格率はおおむね6%前後で推移しています。
つまり、毎年安定して難しい国家資格だと言えます。
ただ、ここで一つ知っておいてほしいことがあります。
それは、
合格率5.5%=一部の優秀な人しか合格できない
というわけではない、ということです。
社労士試験の受験生には、
会社員
公務員
子育て中の主婦
働きながら資格取得を目指す人
など、忙しい毎日の中で挑戦している人が多くいます。
私自身も、家事や育児をしながら勉強していました。
決して、勉強だけに集中できる環境だったわけではありません。
だからこそ伝えたいのは、
「時間がないから無理」
「主婦だから難しい」
と最初から諦める必要はない、ということです。
社労士試験は難しい。
でも、その難しさにはちゃんと理由があります。
次の章では、その理由を具体的に見ていきます。
第2章|社労士試験の合格率が低い5つの理由
ここからは、社労士試験がなぜ難しいと言われるのか、その理由を一つずつ解説していきます。
「なんとなく難しそう」
ではなく、
「どこが難しいのか」
を知ることで、必要な対策も見えてきます。
理由①|合計点だけでは合格できない「足切り制度」がある
社労士試験の大きな特徴の一つが、
科目ごとの基準点(いわゆる足切り)
があることです。
例えば、総合点では合格ラインを超えていても、
「ある1科目だけ基準点に届かなかった」
という場合、不合格になります。
つまり、
「得意科目で点数を稼げばいい」
という試験ではありません。
全科目で大きな穴を作らないことが求められます。
特に怖いのが、選択式試験です。
選択式は1科目あたりの配点が少ないため、数問の取りこぼしが大きな影響になります。
私自身、2年目の不合格で、この怖さを実感しました。
試験後の自己採点では、
「もしかしたら合格できるかもしれない」
と思っていました。
でも、結果通知を開いてみると不合格。
原因は、たった1科目の基準点不足でした。
総合点だけを見ると戦えていても、その1科目が足りないだけで合格できない。
この経験から、
「苦手科目を放置しないこと」
の大切さを痛感しました。
得意科目を伸ばすことも大切。
でも、それ以上に、
落としてはいけない科目を作らないこと
が社労士試験では重要です。
理由②|科目合格制度がなく、毎年全範囲を受験する必要がある
社労士試験には、税理士試験のような科目合格制度がありません。
つまり、
「今年は労基法に合格したから、来年は残りだけ頑張ろう」
ということができません。
不合格だった場合、翌年はまた全科目を受験することになります。
これは、長期受験生ほど精神的に大きな負担になります。
私も2年間不合格だった時、
「また最初からやり直しか……」
と思ったことが何度もありました。
でも、そこで分かったのは、
社労士試験で必要なのは、一時的な頑張りではなく、
長期間続けられる勉強習慣
だということでした。
理由③|学習範囲が広く、毎年法改正がある
社労士試験の難しさとして、試験範囲の広さがあります。
学習する主な分野だけでも、
労働基準法
労災保険法
雇用保険法
健康保険法
国民年金法
厚生年金保険法
一般常識
など、多くの法律を学ぶ必要があります。
さらに、社労士試験では、
法改正
白書
統計
への対応も必要です。
去年覚えた内容が、そのまま今年出題されるとは限りません。
「一度覚えたら終わり」
ではなく、最新情報にアップデートし続ける必要があります。
この点は、社労士試験ならではの大変さだと感じました。
第3章|マークシートなのに、なぜ難しい?社労士試験の意外な落とし穴
「社労士試験って、マークシート式ですよね?」
そう思う方も多いと思います。
実際、記述式の試験ではありません。
では、なぜ合格率5%台という難関試験になるのでしょうか。
ここでは、よく聞かれる疑問についてお答えしていきます。
Q. 選択式だから、運で受かることもあるのでは?
「選択肢の中から選ぶだけなら、運もあるのでは?」
と思うかもしれません。
でも、実際に勉強してみると、社労士試験は「なんとなく」で正解できる問題が少ないことに気づきます。
選択式では、
条文の正確な理解
数字や制度の違い
似た言葉の区別
などが求められます。
例えば、
「この制度はいつから適用されるのか」
「この給付の対象者は誰なのか」
といった細かな違いを正しく理解していないと、迷ってしまいます。
私自身も、最初の頃は、
「たぶんこっちかな」
という感覚で問題を解いていました。
でも、それでは本番では通用しませんでした。
3年目は、ただ答えを覚えるのではなく、
「なぜこの選択肢が正しいのか」
「なぜ他の選択肢は間違いなのか」
まで確認するようにしました。
この積み重ねが、選択式対策につながったと思っています。
Q. 救済措置があるなら、そこまで気にしなくてもいい?
社労士試験では、科目によって基準点が引き下げられる「救済措置」が行われることがあります。
そのため、
「もし点数が足りなくても救済があるかもしれない」
と思う方もいるかもしれません。
でも、救済は最初から期待して勉強するものではありません。
理由は、
毎年必ずあるわけではない
どの科目が対象になるか試験後まで分からない
自分でコントロールできない
からです。
大切なのは、
「救済されるかも」
ではなく、
自力で基準点を超えられる力をつけること
だと思います。
Q. 合格率5%なら、頭が良くないと無理なのでは?
これも、私が勉強を始める前に感じていたことです。
でも、3年間勉強して分かったことがあります。
社労士試験で必要なのは、特別な才能よりも、
計画性
継続力
正しい勉強方法
です。
もちろん、覚える量は多いです。
でも、毎日少しずつ積み重ねた知識は、時間をかければ必ず力になります。
私自身、最初から勉強が得意だったわけではありません。
2回落ちた経験があるからこそ、
「ただ長時間勉強するだけでは合格できない」
ということに気づきました。
第4章|2回落ちた主婦だから分かった「頑張っているのに受からない人」の共通点
ここからは、私自身の失敗談をお話しします。
社労士試験に挑戦していると、
「こんなに勉強しているのに、なぜ結果が出ないんだろう」
と思う時期があります。
私も、まさにそうでした。
1〜2年目の私がやっていた、伸びにくい勉強
当時の私は、
「勉強時間を増やせば合格できる」
と思っていました。
だから、
長時間机に向かう
テキストを何度も読む
覚えることを増やす
ことばかり意識していました。
でも、今振り返ると大きな問題がありました。
それは、
覚えた知識を問題で使う練習が足りなかったこと
です。
テキストを読んでいる時は、
「分かった」
と思います。
でも、問題になると、
「あれ?どっちだったっけ?」
となってしまう。
知識が頭に入っているだけで、試験で使える状態になっていなかったんです。
3年目に変えたこと
3年目は、勉強方法を大きく変えました。
具体的には、
過去問中心の勉強に切り替えた
テキストを読む時間より、問題を解く時間を増やしました。
ただ答え合わせをするだけではなく、
「なぜ間違えたのか」
を必ず確認しました。
苦手科目から逃げないようにした
以前の私は、得意科目ばかり勉強していました。
点数が伸びるので、やっていて安心するからです。
でも、社労士試験ではそれでは足りません。
足切りがある以上、苦手科目をなくすことが重要です。
暗記ではなく理解を意識した
ただ数字や言葉を覚えるのではなく、
「なぜこの制度があるのか」
「他の制度との違いは何か」
まで考えるようにしました。
その結果、少しずつ問題への対応力がついていきました。
2回不合格だった私が一番伝えたいことは、
努力量だけではなく、努力する方向が大切
ということです。
同じ時間を使うなら、合格につながる勉強をする。
それが、3年目で一番変わった部分でした。
第5章|主婦でも社労士試験に合格できる?現実的な勉強時間と続け方
最後に、主婦の方が一番気になる部分についてお話しします。
「家事や育児をしながら、本当に合格できるの?」
これは、私自身もずっと悩んでいたことでした。
必要な勉強時間は800〜1,000時間が目安
社労士試験の合格に必要な勉強時間は、一般的に800〜1,000時間程度と言われています。
1年間で合格を目指す場合、
1日2〜3時間程度
が一つの目安になります。
でも、ここで大切なのは、
「毎日必ず机に2〜3時間座らなければいけない」
という意味ではないということです。
私が実践したスキマ時間の使い方
子どもが小さいため、まとまった勉強時間を確保するのが難しかったです。
そこで私は、
家事をしながら音声講義を聞く
スマホで一問一答を解く
子どもの昼寝中に15〜30分集中する
など、短い時間を積み重ねました。
もちろん、
「今日は全然勉強できなかった」
という日もありました。
でも、完璧にできない日があっても、そこで諦めないことが大切でした。
主婦だからこそ活かせる経験もある
社労士試験の勉強をしていると、
「仕事経験がないから不利なのでは?」
と思う方もいるかもしれません。
でも、私は主婦として生活する中で、労働や社会保障の制度を身近に感じる場面がたくさんありました。
育児休業。
社会保険。
年金。
働き方。
こうした制度は、決して自分から遠いものではありません。
日常生活と結びつけながら学ぶことで、理解しやすくなる部分もあります。
資格取得後の働き方について
私は社労士資格を取得したことで、働き方の選択肢が広がりました。
もちろん、資格を取っただけですぐ理想の働き方ができるわけではありません。
実務経験を積んだり、自分に合った働き方を探したりすることも必要です。
それでも、
「将来、自分で働き方を選べる可能性が増えた」
ということは、私にとって大きな変化でした。
まとめ|社労士試験が難しい理由を知れば、対策はできる
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
最後に、この記事の内容をまとめます。
社労士試験の合格率が低い理由は、
足切り制度がある
科目合格制度がない
試験範囲が広く法改正も多い
忙しい社会人が多く挑戦している
長時間試験に対応する力が必要
という点にあります。
確かに、社労士試験は簡単な試験ではありません。
でも、
「難しい=自分には無理」
ではありません。
必要なのは、
正しい勉強方法
継続できる仕組み
苦手から逃げない姿勢
だと、私は3年間の受験生活で感じました。
私も2回不合格でした。
それでも、勉強方法を見直したことで、3年目に合格することができました。
もし今、
「挑戦したいけど、自分には難しいかもしれない」
と迷っている方がいたら、まずは小さな一歩から始めてみてください。
受験資格を確認する。
教材を調べてみる。
1日15分だけ勉強してみる。
その積み重ねが、未来につながっていくと思います。
この記事が、「社労士を目指してみようかな」と思うきっかけになれば嬉しいです。
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この記事では、
「社労士試験がなぜ難しいのか」
という部分を中心にお話ししました。
では、
「実際に1年間で合格を目指すなら、いつ何を勉強すればいいのか?」
という疑問については、別の記事で詳しくまとめています。
▶ 【有料】家事・育児と両立した1年間の勉強計画
月ごとの勉強内容
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を、実際の経験をもとにまとめています。
「何から始めればいいか分からない」
という方の、最初の道しるべになれば嬉しいです。
