HSK4級で96%取る方法、あるいは勉強記録&受験記
前回(3級)までのあらすじ
2024年12月にゼロから中国語学習を開始した40代女性会社員が、1年間中国語をガチったらどのレベルまで行けるか挑戦中。
2025/3/22に3級を受験、満点で合格。
4級に向けた学習計画
3/22に3級試験を終え、すぐに4級に申し込んだ。
4級受験日は5/17なので、約2ヶ月での学習計画を立てた。

まずは「Why?にこたえるはじめての中国語の文法書」で文法の復習(文法書4周目)。
「基礎はどれだけ固めても固めすぎということはない」というのが私の持論だ。
並行して「公認HSK単語トレーニングアプリ」で4級単語を学習、
文法書4周目が終わり次第4級過去問に着手、という作戦にした。
4級過去問は3級のときと同じく最新版(2021)ではなく2018年度版を中古で買った。
言語の文法や語彙が3年やそこらで簡単に変わるとは思えないからだ。
ただ2013年版まで古くなると「スマホ」など現代特有の語彙が出てこない恐れがあるので、2018年版ぐらいがバランスがいいかなと思う。
3級→4級までの勉強時間
勉強期間約2ヶ月、学習時間約210時間。
HSKの勉強では補えない発音・スピーキングについては別教材でやっており、その時間も含めて210時間。

リスニング対策:ディクテーション

4級の過去問を解いてみて、リスニング問題の大部分が聞き取れず、断片的に聞き取れた部分を手がかりに正答している状態だとわかった。
最初は「こんなの聞き取れるようになるわけない」ぐらいに思えたが、割と負けず嫌いな方なのでちゃんと「理解して解ける」ようになりたくて、過去問の音声をすべてディクテーションし始めた。
間違えた問題は間を空けて再度ディクテーションを繰り返し、5周目でようやくすべての音声を一字一句書き取れるようになった。
ディクテーションの過程でうろ覚えの字も炙り出せて、しっかり覚え直せるので、ライティング対策にもなると思うし、字を思い出して書くのって、すごく脳の負荷が高いから脳トレにもなっていると思う。
作文対策
4級の作文の第2部分では、写真と単語のペアが与えられ、それに基づいて短文を作成する問題が5問ある。
これは過去問を解いても自己採点が難しいので、ChatGPTさんに採点をおまかせすることにした。
あなたは、HSK4級の筆記試験(书写)の採点官です。 1問あたり10点として採点してください。 文法上の誤りや、語彙の用法の誤りがあれば、部分点を引いてください。

どこをどう直せばいいかしっかり教えてくれるし、一日何回でも文句も言わずに採点してくれるので大変助かった。
SuperTest
3級に引き続きHSKに特化したSuperTestというアプリを使用中。かなり使えるアプリなので買い切りの「永久VIP」会員になった。(¥18,000)
それぞれの級に「コンボ」というコースがあり、
1課あたり、
①単語
②文法
③単語と文法のテスト
④その級の模擬問題
という構成になっている。
4級の場合はこれが45課あり、このコースを修了する頃には4級の実力がついている、という構成になっている。
コンボのコースが終わったら模擬テスト10回分、模擬試験15回分の合わせて25回分のテストがある。これは流石に全部できなくて、18回分だけやって本番試験に臨んだ。
模擬テストも模擬試験も、実際の4級試験よりリスニングスピードが早く、語彙も5級語彙が少し使われているため難易度高めだ。この試験で慣れておけば本番は少し簡単に感じられるかもしれない。
単語の復習
4月初旬に4級単語(707個)を一通り学習し終えたが、再チェックしたら300個ぐらい忘れてて頭を抱えてしまった。頻繁に接する機会がない単語はすぐ忘れてしまうのだ。
4級単語を復習しつつ、5級単語にも着手した。語彙は多ければ多いほど良い。
HSK4級公式問題集
5月初旬、HSK4級公式問題集を5回分解き終わった。
コンスタントに90%以上は得点できているが、リスニングとライティングで失点があるので5/17の試験日まで引き続きディクテーションと作文で力を底上げしていく。
5月は連休があった。
連休でガッツリ勉強時間を確保してやると、一気にレベルが上がる感じがする。普段スキマ時間で勉強するのは「維持」って感じ。
試験当日(5/17)

HSK4級の試験を実際受けてみて、3級との違いなどいくつか書き記しておきたいことがある。
3級よりも時間がギリギリだった
3級のときは阅读など結構時間が余ったが、4級だと5分ぐらいしか余らず、転記ミスを確認してマークシートを濃く塗り直す作業だけで時間いっぱいになった。5級はもっと時間が厳しくなるのだろう。
時間のことでいうと室内に時計がなく、手元の時計が頼りだった。(3級の会場には時計があった)
3級よりも試験官が厳しい
人によるのかもしれないが今回の試験官は3級のときのおじいちゃんよりも厳しかった。
阅读のときにイエローカードを食らってる人がいた。おそらく阅读以外のページを開いたのではないか。
退室も「原則禁止」と言っていた。
机の上においていいものチェックも、前回より厳しく、ティッシュを出していた人は裏まで見せられていた。
あと今回の試験官は日本語と中国語の両方で試験案内をしていた。4級からなのだろうか。
受験者数、受験者層など
受験者は本来約60人ぐらい、未受験者がぼちぼちいたので50人ぐらいが1つの教室で受験した。
受験者層は幅広く、教育ママに付き添われて会場まで来た未成年の男子もいれば、50〜60代と思われる方までさまざま。ボリュームゾーンは20〜30代のように見えた。
成績予想
关于HSK4级考试,我觉得听力部分比较难,可能错了6到8个问题。对于阅读部分,原来我想考满分,但我可能错了一到二个题。对于写作,我期待超过九十分。
試験を受けながら、各部門で最大何点ぐらい失点するかを予想しておいて、家に帰ってから結果予想をした。

果たして予想は当たるのか!?
成績発表

5/17の受験から1ヶ月後の6/17に成績発表があった。
結果は上記の画像の通り。288点、96%の得点率で合格することが出来た。
4級受験直後に自分で予想した範囲に概ね収まっていた。 听力は予想よりも若干点数が高かった。 阅读は満点狙いたかったけど2問ほど落としたか。 逆に写作が満点だとは思わなかった。
写作で满分を取れたのは、確実にChatGPTで毎日作文練習をしていたおかげだ。
100点記念に、4級の実際の試験で解答用紙に記入した作文をここに載せておく。満点の回答なので、どなたかの参考になるかもしれない。
1. 这杯果汁太酸了,我不能喝。
2. 公园里的那棵树有什么特点?
3. 教孩子骑自行车需要耐心。
4. 你咳嗽得很严重,快去医院看看吧。
5. 请帮我把这些箱子收拾一下。
今後の5級受験予定
実は4級受験の翌日に5級過去問を1回分解いたらすでに85%得点出来ていた。
ただ、リスニングはまだまだ聞き取れない部分が多いし、語彙も5級語彙を全部学習してから受けたい。作文の練習もしたい。
目先の「5級合格」が欲しいのではなく、私が欲しいのは「本質的な語学力」なのだ。
ということでまたしばらくトレーニングで力をつけて、9月か10月にHSK5級を受験したいと考えている。
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