見出し画像

母さんの徒歩キャンデビュー④帰宅までが冒険

お酒を楽しむ「飲み鉄」と「キャンプ」を掛け合わせたハイブリッド旅。自作の「晩酌セット」と酒に舌鼓。
焚き火を愛でてシュラフにゴロリ。至福のキャンプ1日目を終えた母さん。
五能線の絶望的に少ないダイヤで帰る術は10:10か13:59か……どうなる母さん?!

🚃  🚃  🚃

①話目は切符を買いに行く編
②話目は荷物軽量化編
③話目はこちらからどうぞ🔽


過去一よく眠れた。
飲み過ぎて気絶という説もあるが、夜明けと共に鳥の鳴き声が賑やかすぎて目が覚めるまで夢さえ見なかった。
そして目を瞑るとまた眠れた。
6時までウトウトしてぼんやりと考える。

10:10か、13:59か。電車。

13:00チェックアウト後に温泉で暇つぶしもふわっと浮かんだが、バックパックを背負って駅から家まで帰るとまた汗をかくし、10:10にするか。

そうと決まったら起きる。

身支度を済ませて眠気覚ましのコーヒーを淹れる。
4月のキャンプでコーヒーの水面に映った桜は綺麗だったけど、松はダサい。松に失礼だが、これはないわ。

針葉樹は映えないと確信した

また湯を沸かして朝食を作る。
今回は初チャレンジのmont-bellのリゾッタ
ガパオライスを選んだ。
それと玉ねぎスープ

リゾッタ、初めて食べたけど、思っていたより美味しかった。
ガパオライスはピリ辛で味付けが食べ応えある。
ちなみに、ちょっと変わったものが好きで、mont-bellに行った時に買ったのはこれとデミグラス

リゾッタ、手軽で良いと思った。
カップ麺は私の起き抜けの胃にはちょっと重たいし、ご飯を炊いておかずを作るのは時間がかかる。
「作らない」キャンプもあり。

朝食後、使わないものをまとめてザックの前にひとまとめにした。
まだ時間があるからエアマットだけ残しておく。

悲報です。
充電ケーブルを忘れました。

スマホの充電が10%を切りました。
モバイルバッテリーはあります。

時計を見るのも憚られる非常事態です。

頻繁にスマホの時計を確認できないので、9:00にタイマーセットしてゴロリをキメます。

モバイルバッテリー、ただの錘。

アラームが鳴って、むくりと起き上がりエアマットの空気を抜いて丸め、まとめた荷物をザックに押し込める。
テントを片付け、グランドシートを裏返して干す。
片付けが早々に終わってしまって、電車の時間には早いけど駅へ行った。
私が乗る予定の鈍行の前に出発するリゾートしらかみのお客さんが数人。

品の良い年配の女性がザックを背負う私を見てこう尋ねてきた。

「トレッキングとかですか?」

そんなストイックなスポーツはしない私はちょっと恥ずかしい。

「いえ、キャンプなんです」

「ええ?キャンプ?すごいですね」

目を丸くして感心してくれたけど、私の本心は言えない。

『電車で呑んで、キャンプ場で海見て呑んで、夕焼け見に来た』なんて。言えるか。

ご婦人が乗ったリゾートしらかみを見送る。
リゾートしらかみの写真を撮りたかったな。

あきた白神駅は一見無人駅のように感じるのだが、隣接する赤い屋根の建物(八峰町緑地等管理中央センター)で切符が買えるし、広い待合室になっている。

電車が来るまで、スマホの電源が瀕死の私はボーッとするしかなかった。

五能線ローカル列車の写真は到着時に撮ったもの
なにせ充電10%切ってますから撮れなかった

五能線のローカル列車が来た。弘前から来た2両は快速列車だったようで、小さな駅をビュンビュン通過して行く。

※GV-E400と車体に印字があり気になった。後から気になって調べたら、この時乗ったのは「GV-E400系」という、エンジンの力で発電してモーターで走るハイテクな車両(燃料は軽油)これはメンテナンスの手間が減るかららしい。
ちなみにリゾートしらかみの「青池(あおいけ)」と「橅(ぶな)」はハイブリッド(HB-E300系)で、「くまげら」は従来型のディーゼルカーを改造したとのこと。それを知ると青池か橅に乗りたいと思うのは私だけ?

また誤算だったのが、乗り換え。
私の乗った五能線は東能代に10:37着。
待ち時間が少ない電車は特急つがる10:56、普通列車の奥羽線は11:23。43分待ち。

あきた白神駅では指定席券や特急券は買えない。よって、43分待つしかない。
それもこれも、帰りの計画を綿密に立てなかった私と、「えきねっと」をスムーズに習得できない私が悪い。

それと、充電コードを忘れた私も悪い。

唯一救いになったのがノートとペンを持ってきていたこと。
待ち時間の間にこのキャンプの記憶を書き留めた。

奥羽線が入線。
1号車にボックス席が見えた。
旅はボックス席が良い。
座席はスカスカ。
バックパックを自分の脇に置く。
重くてデカいバックパックを棚に乗せることができなかった。
外を見ているうちに眠くなり、気づいたらバックにもたれて口を開けて寝ていた。

自宅最寄りの駅で降り、重たいバックパックを背負い直す。
もう2キロ軽かったらいいのにと思いながら自宅まで20分歩いた。

帰ってすぐにしたことは計量。
ボクサーか?!

全部詰めてきたバックの重さは10.3kgだった。

行きに手持ちで行ったクーラーバックに保冷剤も含め、来ていたTシャツ(綿)と着替えたTシャツ(ポリエステル)の差だと思う。

20分歩けたので次なる目標に手が届きそうな気がするが、気温も高くなってきて歩くと汗ばむから、それは秋にしようと思う。

次のキャンプは車にたっぷりと荷物を積んでマキシマムなキャンプをしたい。

今回の詳しい装備については別の記事にまとめて一人反省会する。

片付けを終え、シャワーで汗を流し、ソファに寝転がってそんなことを考えていたら、ご想像通りのありさま。

気づけばスマホ片手に17時を回っていた。
よくスマホを落とさなかったものだ。

先日冷凍保存しておいた、鰈で作ったフライが救世主。過去の自分、サンキューな。


いいなと思ったら応援しよう!