ミッドライフクライシス中の後輩からの人生相談
みなさんこんにちは、浮雲です。
今日は前職関係の後輩から「相談に乗ってもらえませんか」と連絡があり、ランチしてきました。
後輩は今年40歳。
「このまま定年まで働き続けるのが想像できなくて。でも、じゃあ何かしたいのかというと、そういう強い意志もなくて……」
とのこと。
毎日、目の前の仕事に忙殺されている間は忘れているものの、休日や夜中になると、ふと物思いに耽ってしまうそうです。
典型的なミッドライフクライシスだなと思いました。
私も経験したので、その気持ちはよくわかります。
この手の相談は、これまでもちょくちょく受けてきました。
ただ、こういう相談には「本当にアドバイスが欲しい場合」と「とにかく話を聞いてもらいたい場合」があるので、まずはそこを見極めないと私が空回りして変な空気になります。
今回は、本気でアドバイスが欲しいようでした。
そうであれば、こちらもある程度の情報が必要です。
まあまあ付き合いが長いので仕事や会社のことはだいたいわかっていますが、おおよその資産、家族構成、毎月の生活費、趣味などを聞いてみました。
前職は広告関係で、「よく働き、よく稼ぎ、よく使う」というタイプの人が多かったのですが、後輩はそういうタイプではありませんでした。
そんなにお金を使う趣味もなく、独身で、養う家族もいません。
(⇩「よく働き、よく稼ぎ、よく使う」タイプの後輩から相談を受けた時)
話を聞いた限りでは、今の生活水準を大きく変えないのであれば、会社を辞めて働かなくても、十分やっていけそうでした。
「山奥の庵に住んで、ずっと読書して過ごしたいです」
というので、
「それ、できるから、すぐやったらいいじゃん」
と言いました。
それが楽しかったら、そのまま続ければいいし、しばらくやってみて、何か別のことをやってみたいと思ったら、そのとき考えればいい。
人生なんて、そのくらいでいいんじゃないかと思います。
ところが、後輩から返ってきたのは、
「とはいえ、仕事は確かに忙しいですけど、今の人間関係に特に不満はないですし、給料も福利厚生もいいですし……。何もなくなってしまったら、自分なんて価値ないですから」
という言葉でした。
なるほど。
今の私は、話を聞いて、事実関係をある程度把握した上で、「辞められるから、辞めちゃったらいいんじゃない」と勧めています。
でも、確かに「辞めたい」と思うことと、実際に会社を辞めることの間には、かなり大きな壁があります。
いざ辞めるとなると、相当な意志と決断が必要です。
後輩は、背中を押してくれる人を求めているのかもしれません。
私にはそこまでの力はないなと思いました。
私自身も、会社を辞めるまでの数年は、ミッドライフクライシスの渦中で且つ激務状態で、ずっともやもやした気分で働いていました。
最後にスイッチを押したのは、カスタマーハラスメントでした。
モンスター顧客から金曜日の深夜に理不尽に怒鳴られたとき、
「あ、もう無理だわ」
と思いました。
土日で冷静に考えて、
「よし、辞めよう!」
と決意。
週明けの月曜日に上司に伝えたのでした⇩。
あのときの顧客は、まあ、モンスターでした。
でも、40代で会社を辞めるきっかけをくれたという意味では、今では感謝しています。
……と書こうと思ったのですが、そこまでまだ気持ちの整理はできていないですね(笑)。
後輩からは、
「世界と選択肢が広がりました!」
と感謝してもらえました。
何かを決断するのは本人です。
私にできるのは、少しだけ視野を広げて、選択肢を見せてあげることくらいなのかもしれません。
また定期的に会おうと思います。
【著書紹介】
これまでに、発行&寄稿した著書の紹介です。
ミッドライフクライシスから抜け出す方法をお金面とメンタル面からアプローチした本です。
『退職100日シリーズ』
退職100日前〜退職後200日のリアルな日々を綴りました。
退職前後100日間はお金とメンタル面の不安が大きかったですが、そこを乗り換えると、膨大な自由時間をどう使っていくかを悩むようになりました。
結局、個人事業主として起業することにしました。開業届を出すまでの50日と、開業後の50日をまとめた本です。
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