インターナショナル保育園を2園連続で断られました。怒涛の育児中、私が母として学んだ6つのこと
こんにちは、ディーン千賀子です。
私は「英語とキャリアの“分かれ道”案内人」「心のバイリンガル教育家」として、これまで10年で300家庭以上の教育相談に関わってきました。
でも、最初からそんな視点を持っていたわけではありません。
むしろ、自分自身の息子のバイリンガル育児で、何度も壁にぶつかってきました。これは、そんな“理想と現実のギャップ”を味わった、私と息子のリアルなストーリーです。

私の“ゴールデンプラン” あの頃信じていた理想
息子が生まれたとき、私は心に決めていました。
赤ちゃん〜幼稚園:インターナショナル保育園/幼稚園
小学校〜:日本の公立校で基礎力をしっかり育てる
日本語の思考力と、英語のコミュニケーション力。
“和製バイリンガル”に育てるにはこの流れがベスト! そう信じて疑いませんでした。
沖縄には米軍基地もあり、いろんな国の人が暮らしている。
だから「自然とグローバルに育つ環境が整っている」
とも思っていたんです。
ところが現実は、理想と真逆の展開へ。
1園目:保育園クビの衝撃
息子が9ヶ月のとき、育休復帰を見据えてインター保育園探しを開始。
ようやく見つけた空きのある園に入園できました。
しかしそこは、アメリカ軍の保育文化をベースにした
“自立重視”のスタイル。
泣いてもすぐ抱っこNG
添い寝NG
ハイチェアにおとなしく座れるのが“良い子”
アメリカ人のママたちは、生後3ヶ月で職場復帰が当たり前。
赤ちゃんは「泣いても自分で落ち着くこと」を前提に育てられていました。
一方で、我が家の息子は、常に抱っこを求める“日本式育児ど真ん中”の子。
慣れない環境に毎朝号泣。
2週間が過ぎたある日、園長先生からこう言われたのです。
「この子には、ここよりも別の環境のほうが合っていると思います」
言葉はやさしかったけれど、実質“お断り”の連絡でした。
2園目クビ:またも想定外
気を取り直して別のインターに問い合わせ。
そこは日本人スタッフもいて雰囲気もあたたかく、
「今度こそ!」と希望が見えた園でした。
でも今度は、まさかの“人種ギャップ”の壁。
黒人の先生や金髪碧眼の子どもたちに囲まれ、
息子は不安で泣き止まず、先生に抱っこされるとさらに号泣。
(※念のため補足すると、これは人種差別ではなく、赤ちゃんにとって「ママに似ていない見た目の人」が不安要因になりやすいという心理的な話です)
こっそり抱っこしてくれる日本人の先生の支えでなんとか2週間耐えましたが、最終的にはこう言われました。
「1歳を過ぎたら、うちの園では抱っこをしない方針なんです。アーニ君には、日本の保育園の方が合っていると思います」
まさかの2園連続お断り。
育児10ヶ月目、すでに自信喪失
「英語育児をしたいのに、どこにも合わない…?」
自分の選択が間違っていたような気がして、母親としての自信をどんどん失っていきました。
私自身は「英語教育=早期が勝負」と思い込んでいたし、
アメリカ人夫と国際結婚をしていることで、
勝手に“英語育児に強くならなければ”というプレッシャーも背負っていました。
でも、現実の息子は、泣き続けるだけ。
何かが間違っていたんだ。そう痛感した瞬間でした。
この怒涛の1ヶ月で学んだ大切なこと
このわずか1ヶ月で、私は大きな学びを得ました。
アメリカ式と日本式育児は、根本的に価値観が違う
赤ちゃんにとって、“ママに近い見た目・声・肌の色”が安心につながる
英語育児は、環境に“入れるだけ”ではうまくいかない
そして何より大きかったのは、
「その子に合った環境かどうか」を見極める視点こそ、親に必要な力
だということです。
理想の教育プランより、子どもの“笑顔”が大事
「この保育園に入れたい」
「このカリキュラムがいい」
そうやって大人が決めた理想も、
子どもが泣いてばかりなら、それは“良い教育”ではない。
息子が笑っていないとき、私の胸にはいつも小さな違和感がありました。
それを見ないふりしていたのは、私自身だったんだと今は思います。
教育は、「親の理想」よりも「子どもの現実」に寄り添ってこそ、
本当の意味で意味を持つのだと思います。
だから私は、リアルな目線でバイリンガル教育を伝えたい
この経験があったからこそ、私は今、バイリンガル育児を理想論ではなく、家庭の現実に根ざした視点で考えられるようになりました。
「インター=バイリンガルになれる」という思い込み。
「早くから始めればうまくいく」という幻想。
それらが崩れたことで、私は“本当に必要な教育環境”を見つめなおすことができたのです。
この10ヶ月で、母として学んだ6つのこと
アメリカ式と日本式の育児は、根本の価値観が違う
──「自立を促す」文化と「寄り添う」文化、そのどちらが正しいわけでもない。でも、子どもにとっては大きな違い。赤ちゃんにとって、“ママに似た存在”が安心の鍵になる
──見た目・声・肌の色など、赤ちゃんは本能的に「安心できる相手」を探している。英語環境に“入れるだけ”では、英語は身につかない
──語学は環境よりも「関係性」が先。安心できる相手からの言葉でこそ、吸収されていく。理想の教育プランよりも、子どもの“笑顔”を優先すべき
──どれだけ整ったカリキュラムでも、子どもが笑っていなければ意味がない。「うちの子に合っているか?」という視点が何より大事
──他の家庭の成功例より、我が子の反応を信じること。それが親の役割。完璧な育児じゃなくていい。“今、できる最善”でいい
──育児はやり直しがきかない。でも、進みながら軌道修正はできる。今この瞬間からでも。
こうして書き出してみると、あの頃の私は、失敗していたというより、
たくさん試行錯誤して学びながら“母になっていった”んだなと感じます。
英語教育に正解はない。
でも、「わが家にとっての最適解」は、必ず見つけられる。
今はそう信じて、私はまた一歩ずつ進んでいます。
共感してくれたママ・パパへ
もし今、あなたが
英語教育やインターに悩んでいる
子どもがなじめない姿に心を痛めている
「うちの子、このままで大丈夫?」と感じている
そんな気持ちを抱えているなら、一人で抱え込まないでください。
子育てに“絶対の正解”はありません。
でも、“今のわが家にとってベストな一歩”は必ずあります。
完璧なプランじゃなくていい。
子どもが笑っていられるかどうか。
それが、子育ての羅針盤になると、私は信じています。
一緒に、悩みながら進んでいきましょう。

【再掲】
【7/18(木)21:00〜22:00】オンライン限定「スナック道しるべ」オープン!

✅テーマ:「もっと気楽に子育てや教育のぶっちゃけトーク」
これはちょっとゆるく、でも深く語れる場です。
日本時間夜9時、Zoomの扉が開いたら、そこは“教育スナック”。
いつもは理屈で考えてしまうことも、感情や経験をもとに、
「本音でしゃべっていいよね?」という空気でゆるっと話せる、
話しちゃう。
なんか最近、子育てつらいなと思ってる人
ほかのママやパパと教育に関して話が合わないと思ってる人
教育って正解がないのに疲れてきた人
進路・受験・塾・お金、どれも語りづらい人
インター教育に興味があるけど実態を知りたい人
1人で考えなくていい。そんな夜に、しましょう。
これは毎月第三金曜日の夜に4人のさまざまな子供の教育形態を経験してきたママ4人で定期的に行っていく予定なんです。
8月からは有料になりますが、7月18日回は参加無料!
📍場所:Zoom
📅日時:7月18日(木)21:00〜22:00
💡ドリンク片手にどうぞ!
申込フォーム)
7月18日はこの4人のママがお待ちしています。

Yuriko(海外教育移住 マレーシア・カナダ)
教育移住6年目マレーシア→カナダ、海外バイリンガル子育て中
マレーシアとカナダ、二つの国で教育移住を実践してきた経験をもとに、「多様性とグローバル教育への挑戦」を心から応援する海外教育コンサルタントです。英国式・IB・北米式の教育に触れながら、子どもが本当に幸せになれる「成功する教育移住・留学」のあり方を探し続けてきました。
「目的・プランB・出口戦略」を一緒に考えることの大切さをお伝えしながら、海外に出る前にこそ育みたい親子の絆や安心感を「英語力より大事な留学準備」として大事にしています。
うらのまい(沖縄教育移住。インターから公立へ)
未来を変えるマネー教育×バイリンガル子育て奮闘中ママ
お金・教育・子どもの未来は切り離せない時代。学力だけじゃなく、生き抜く知恵と挑戦を家庭から。教育投資を「最大のプレゼント」に変える肝っ玉母ちゃんがマネー教育と沖縄教育移住のリアルを発信中
親として私自身も学び続けながら、その過程を等身大で発信していきたいと思います。
ディーン千賀子(国際結婚・ハーフのバイリンガル子育て)
英語とキャリアの“分かれ道”案内人・心のバイリンガル教育家 ディーン千賀子
人事18年で2000人以上を人事採用してきたプロ。英語塾と沖縄ホストファミリー運営で300家庭を支援。“心と言葉のバイリンガル教育”で、親子の未来に「出口戦略型子育て」という羅針盤を届けます。
リアル孟母ベティ(海外教育移住 香港・オランダ。海外生まれの子の日本教育移住と帰国子女受験)
教育移住×語学×教育|海外3カ国の実践から日本でもできる「おうちオンデマンド教育子育て」
香港→沖縄→オランダ×娘2人教育移住。語学・お金・教育・キャリア観育てを家庭でどう実践するか?現地経験と研究をもとに、日本の家庭でもできる“未来につながる教育”を発信中。
親子で「生き抜く力」を育てる、おうちオンデマンド教育とは?
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