日本企業が「外国に買われている」という事実と、私たちにできること
こんにちは。ディーン千賀子です。
沖縄で英語塾とホストファミリーを運営しながら、これまで300組以上の親子と向き合ってきました。
今日は、少し重たいけれど、どうしてもお伝えしたいテーマについて書かせてください。
それは、
「日本の企業が、静かに、でも確実に外国に買われている」という事実です。
今日の記事は、こんな悩みや不安を抱えている親御さんにこそ、読んでいただきたいと思っています。
「うちの子に、英語って本当に必要なんだろうか?」
「日本で暮らすなら、日本語だけでも困らない気がする」
「今は困っていないし、英語教育は焦らなくてもいいのでは…?」
実は、その“今は困っていない”という感覚こそが、未来の選択肢を狭めてしまうかもしれないのです。
よろしければ、お子さんの未来を思い浮かべながら、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

「えっ、あの会社も?」——知らぬ間に、外資傘下へ
たとえば、最近こんな企業が外資によって買収されました:
そごう・西武→米国 フォートレス(2022)
日立物流→米国 KKR(2022)
オリンパスの子会社(エビデント)→米国 ベインキャピタル(2022)
ベネッセ→スウェーデン EQT(2024)(予定)
百貨店、物流、医療、そして教育。
どれも私たちの生活に深く関わる企業ばかりです。
そしてこれは“氷山の一角”。
中小企業に至っては、後継者不足や資金繰りの問題で、どんどん外資の傘下に入っています。
なぜ、日本企業はこんなに「買われて」いるのか?
理由は主に3つあります:
1. 円安で“お買い得”な国になった
海外から見ると、日本企業は今とても安く買える存在。
為替レートの影響で、ドルやユーロで見ると日本の資産は割安になっています。
2. 企業再編ブーム
日本の大企業の多くが、「非中核事業の切り出し」に動いています。
儲からない部門を売却する動きは、結果として「海外に売る」ことに。
3. 後継者がいない中小企業が急増
全国の中小企業の多くが、「会社を続けたくても継ぐ人がいない」という深刻な悩みを抱えています。
その結果、「外国企業に買ってもらうしかない」という選択をするケースも少なくありません。
買収された後、何が起きるのか?
「買われたからといって、潰れるわけではないでしょう?」
そう思った方もいるかもしれません。たしかに、すぐに倒産するわけではありません。
でも、会社の中は確実に“変化”します。
上司が外国人になる
社内会議が英語になる
資料やマニュアルが英語になる
評価基準が「成果主義」や「グローバル基準」になる
出世や昇給に「英語力」が不可欠になる
つまり、「英語ができなければ活躍できない職場」が、現実にどんどん増えているのです。
そしてこの流れは、止まりません
政府や経済団体も、「外資の活用=悪」とは考えていません。
むしろ、「海外資本を呼び込んで成長につなげよう」というスタンスです。
スウェーデンのファンドEQTはこう言っています。
「日本は、今、世界でもっとも魅力的な投資先だ」
それはつまり、“日本の会社を買うこと”がチャンスと見なされているということ。
そしてこの流れは、これからも加速していくと予想されています。
じゃあ、私たちはどうすればいい?
この現実を前に、私たちができることは何でしょうか。
それは、とてもシンプルです。
「英語を学ぶこと」。そして、「子どもに英語を残すこと」
外資に買われた企業でも、英語ができれば
海外部門で活躍できる
本社と対等に交渉できる
日本人でありながら、“主役”として働ける
逆に言えば、英語ができなければ、通訳を介さないと何も進まないという状況に陥ってしまいます。
すると、仕事の選択肢が限られてしまうのです。
英語は、「逃げるため」じゃなく「残るため」の武器になる
「英語ができるようになったら、海外に出ればいいじゃん」
もちろん、それも一つの選択肢です。
でも、私はこうも思うのです。
「英語ができることは、日本で働きつづけるための“防衛手段”にもなる」
グローバル企業に買われても、英語ができれば生き残れる。
自分で稼ぎ、自分で選び、自分で守る。
そんな“自立した力”を、英語は与えてくれるのです。
子どもたちの未来は、もっとグローバルで複雑になる
私たちの世代がギリギリ見逃せていたことも、
これからの子どもたちは“当たり前の現実”として生きていくことになります。
入社条件に英語力がある
社内公用語が英語の企業が増える
海外の企業が日本の雇用主になる
英語が「できると便利」ではなく、「できないと困る」時代は、もう始まっています。
だから、今から備える
私は英語を「教えるスキル」だとは思っていません。
英語は、子どもが未来を“選べる人”になるためのツールだと思っています。
行きたい場所を選ぶ
出会いたい人と出会う
働きたい場所で働く
それは、すべて「ことば」から始まるのです。
最後に
英語は、特別な才能が必要なものではありません。
正しい環境と、小さな努力の積み重ねで、誰にでも育てられるスキルです。
今、私たち親世代ができることは、
「不安に目をつぶること」ではなく、
「子どもに未来を生き抜く力を贈ること」。
それが英語であり、英語を通じた“自立する力”だと私は思っています。
これからも私は、【英語 × キャリア × 心の教育】をテーマに、
子どもたちが「自分で未来を選べる力」を育てていけるよう、
情報と体験を届けていきます。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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