発達障害の私が商業出版後、はじめて大阪で確かめたこと。
まずは動画を見てほしい。
2025年2月20日、大阪へ。
発達障害の私、よりみちは
商業作家として、はじめての大阪だった。
昨年10月のアート展以来の大阪。
新幹線を降りたとき、私はほんの少しだけ「作家」という言葉を背負っていた。
でも、その重みは、まだ完全には自分のものになっていない。

1日目|よりみちの小さなオフ会
よりみちの小さなオフ会。
その日、大阪の陣、よりみちの陣に参集してくれたのは五人。

「よりみちさん」
— よりみち (@cc25Ca) February 20, 2026
その言葉を、三年間、聞いてきた。
そして昨日、商業出版
『発達障害のよりみちが、それでも生きる理由。』出版後、初めての大阪で、小さなオフ会が開かれた。
よりみちの活動が始まって3年目の今。
3年前からの人もいれば、最近出会った人もいる。
不思議だ。… pic.twitter.com/31fCGfO3uA
もんたさん。
Xのコミュニティで知り合って以来の付き合い。
気づけば、いつもイベントに来てくれる。
当たり前のようでいて、当たり前ではない。頭が下がる。
サトケンさん。
経営者として多忙なはずなのに、駆けつけてくれた。
三年前、新大阪のアート展にも来てくれた人。
時間を割くという行為の重みを、私は知っている。
佐藤電機株式会社
— サトケン|目指せ新3K‼︎ (@satodenkiosaka) February 18, 2026
弊社ホームページの代表メッセージ、掲載完了しました。じっくり時間をかけて仕事に対する思いやビジョンなどを書き込みました。お時間ある時に見ていただけたら幸いです。 https://t.co/PzNzo7dAMG
ヨンサン
今回のお店を見つけてくれた人。
そして、私の忘れ物を見つけてくれた人。
場を整える人がいるから、場は成り立つ。
田畑さなえさん
昨年末に出会ったライターさん。
今回が初対面。
なのに、初めて会った気がしなかった。
あの笑い声が、空気をやわらかくした。
シーアさん。
ブックライター。
ヨンサンと一緒にお店を探してくれた。
言葉を扱う人が、静かに裏方をする姿に、感謝しかない。
三年前からの人もいれば、最近出会った人もいる。
でも、その場では時間の長さは関係なかった。
活動を始めて三年目。
私は、支える側だと思っていた。
言葉を届ける側。
絵を描く側。
背中を押す側。
でも、違った。
何度も、あなたたちに助けられている。
出版しても、不安は消えない。
部数のこと。
評価のこと。
これからの道のこと。
肩書きが増えても、21歳の頃から付き合っているあの不安は、完全には消えない。
それでも。
顔を合わせて笑う時間は、たしかに私の支えになっている。
でも、そこで止まりたくない。
癒される側で終わりたくない。
次に会うときは、もっと強くなっていたい。
もっと、届ける側でいたい。
それは、ワガママだろうか。
それとも、覚悟だろうか。

2日目|だく夫婦と、未来の約束
そんな種火が心に残ったまま、翌日の大阪の朝を迎えた。
少し気温が上がったのは、春の訪れなのか。
それとも、心の中の種火が強くなっているのか。
スタバでコーヒーを飲みながら、ぼんやりと思索にふける。
しかし、時間だ。
「会いませんか?」
まるで告白のようなメッセージを送った。
だくさん。
公式ライン作りました!
— だく|未来地図ナビゲーター (@daku310bukubuku) February 8, 2026
プロフィールのリットリンクから
とべます!
ちょっと思い出したんやけど…
以前ぼくは、
学んだら動こう、学んだら動こう、
って思ってたんですが、
途中で
「学びって、どこで終わるんやろ?」
って分からんようになって。
そんな中で気づいたのが、… pic.twitter.com/PyhZQyQBTj
さおたんさん
昨年10月、長堀橋でのアート展で出会ったご夫妻。
そのとき、お子さんが絵を描いていること、
「よりみちさんに会わせたい」と言ってくださったこと。
その言葉が、ずっと残っていた。
「あっ、大阪に行くから会えるかな?」
近所のスーパーに行くくらいの軽さで決まった。
でも、本当は少しだけ緊張していた。
三年前の私は、人に会うだけで体力を削っていた。
今はどうだろう。
気がつけば、私は話していた。

「イベントって、こうやって組んでいくんです」
三年以上続けていると、
レゴブロックの組み方を説明するみたいに、自然と構造を話してしまう。
やばい。
少し話しすぎたかな。
ふと見ると、ご夫妻の表情は困惑ではなく、決意のように見えた。
まだ何も決まっていない。
でも、何か一緒にできるかもしれない。
帰り際。
「今度は、一緒に絵を描こうね」
そう言うと、お子さんは迷いなく、
「うん」
と返してくれた。
その一言でいい。
契約もない。
企画も確定していない。
でも、あの約束だけで、私には100点だった。
三年前、震えながらアート展をしていた私が、
いまは子どもと未来の約束をしている。
それだけで、十分だった。

だくさんご夫妻と別れたあと、私は次の場所へ向かった。
午後からは、マーケティングのオフ会。
正直に言えば、少しだけ緊張していた。
マーケティングは、きらいだった。
そう書こうとして、止まる。
「だった」と、過去形になっている自分がいる。
3年前の私には、ありえない変化だ。
あの頃は、拒絶に近かった。
脳の二割が、うまく動かない感覚。
構造。数字。戦略。
理解はできる。でも、得意ではない。
池袋で出会った、みちぽさん。
マーケティングの先生。
私は「先生」という存在も好きではない。
だから、人を選ぶ。
でも、彼女の言葉は甘砂糖のように溶けた。
人には相性がある。
正しいかどうかより、入るかどうか。
大阪の夜。
オフ会のあとの、真夜中に近い店。

私は最近の悩みを話していた。
Xのこと。
伸びる投稿、伸びない投稿。
毎日発信しているのに、どこか、ぼやけている。
彼女は静かに言った。
「誰に伝えたいの?」
止まった。
毎日発信しているのに、
いつの間にか、自分が情報過多になっていた。
トレンド。成功例。数字。
頭ばかり動いて、
心が置いていかれていた。
本当は、シンプルだ。
私は、誰に届けたいのか。
三年以上走ってきて、
少しずつマーケティングを理解し始めたとき、
気がつけば、今の私がいる。
みちぽさんのkindle本
2日目の夜。
宿に戻った。
種火は、さらに赤くなっていた。
でも、未来を思うと、少しだけ騒がしい。
遠くで、暴走族の音が聞こえる。
大阪の夜は、にぎやかだ。
私の心も、少しだけ、にぎやかだった。
でも、折れない。
折れない今日を、届けたい。
そのために、また来る。
次は、正式にサイン会を開く。
場をつくる。
関西に、根を張る。
種火は、消えていない。
むしろ、前より、赤い。
そして、気がつくと、こんなにもお土産をもらった。

3日目|それでも、行く
三日目。
さすがに疲労がたまっていた。
「ふー、え?」
制汗剤を、口に吹きかけていた。
一瞬、何が起きたのかわからない。
すぐに洗面所へ。
まったく。
発達障害の私、使えない。
そんな言葉が頭をよぎる。
帰ろう。
もう、東京へ帰ろう。
一瞬でネガティブになる。
三年前と何も変わっていないじゃないか。
そんな声も、聞こえてくる。
でも。
口を洗い流しながら、思う。
大丈夫。
これくらいで、折れない。
完璧じゃなくていい。
失敗してもいい。
制汗剤を口に入れても、生きている。
荷物をまとめて、最後の目的地へ向かった。
SNSフェス in 大阪。
ネクサス主催のオフ会。
ついにこの日がやってきました。
— よりみち (@cc25Ca) February 23, 2026
1年ぶりの対面です。
改めて思うと
Xを継続するだけでも難しい中
さらにイベント運営され
こんなにも
素敵なセミナー講師結集させるハグの達人、いや、コミュニティ運営の達人なのかも。
さあ、次はいつかな?
ひそかに期待している人たち、お楽しみに!
セミナー講師… https://t.co/V0AgdVHyX7 pic.twitter.com/tFRoawfoeL
学びを止めたくない。
止まった瞬間、私は思い込みだけで走り出してしまう。
だから行く。
疲れていても。
少し凹んでいても。
三年前の私は、ここで帰っていたかもしれない。
今の私は、行く。
それだけで、十分な成長だと思う。
Kindle個人出版でも、商業出版でも、出して終わりじゃない。
そこからどう積み上げるか。
どう届け続けるか。
会場では、Xで有名な三人の講師
やまちゃん
しんぱぱさん
SNSフェスin大阪、大盛況で終えることができました。やまちゃん、浅見さんからもたくさんの学びを得ることができ、交流会でも沢山の人とご縁をいただき1参加者としても本当にいい時間を過ごせました。この場をつくっていただいた、こう吉さん、しゅーぞーさん、改めてありがとうございました! https://t.co/gLaXNjtRAF pic.twitter.com/xH0HANn4mx
— しんぱぱ (@shinpapa8888) February 23, 2026
浅見さん
三人の話をセットで聞くことができた。
私は、こっそりスマホを開き、
やることリストを増やしていた。
これも、三年以上、学びをやめなかったからだ。
マーケティングがきらいでも。
数字が怖くても。
逃げなかったから、今がある。
今回の大阪は、
出会い。
ご縁。
学び。
全部入りの、セット弁当だった。
種火は、確実に強くなった。
折れない今日を届けたい。
発達障害の当事者へ。
家族へ。
支援機関の人たちへ。
そして、折れそうな誰かへ。
次に大阪へ来るときは、
正式にサイン会を開く。
場をつくる。
関西に、根を張る。
種火は、消えていない。
むしろ、前より、赤い。

🔻ここから先は、
今回の大阪で得たこと。
感じたこと。
正直に思ったこと。
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