知れば納得|デグーのお風呂が砂浴びである理由
デグーの砂浴び、
何となくでやっていませんか?
デグーにとって「砂浴び」とは、ただの遊びじゃありません。砂のケア方法から砂浴びが苦手な子への対処法までをわかりやすく解説します。
◇ はじめに──
飼い主なら一度は気になるこの疑問。
実は私も、最初はよくわかっていませんでした。
「砂でちゃんと綺麗になるの?」
「お風呂じゃダメ?」
「砂っていつ交換すればいい?」
今回は、そんなモヤモヤを感じているデグー初心者さんにも分かりやすいよう、“正しい砂浴びの知識”をお届けします。
1. 水浴びではなく、砂浴びをする理由
-デグーの“お風呂文化”に触れてみる-
「たまにはお風呂で綺麗にしてあげたい」
デグーを飼い始めたころ、実は私自身がそう思っていたんてす。
でも実際は、デグーにとっては"水に濡れること"
それ自体が大きなストレスになります。
体温が下がりやすく、濡れたままだと乾燥もしづ
らい毛の構造のため、風邪や体調不良を引き起こ
す原因になることも。
お湯でもNG。
──小さな体にとってのリスク
それじゃあ「お湯ならいいのでは?」
と思うかもしれませんが、残念ながらお湯であってもNGです。
毛が密度が高いため被毛の中まで濡れると乾かす
のが難しく、特にデグーのような小動物にはやは
り危険度が高いようです。
その代わり、彼らは細かい砂を使って皮脂や汚れを
吸着・除去し、毛並みを整えて清潔を保つんです。
つまり、
──砂浴びこそがデグーにとっての『お風呂』
ということなんですね。
だからこそ、砂の特徴を知り、デグーの生態に適した浴び砂を選ぶ必要があるんです。
ては、ハムスター用やチンチラ用など、小動物用の浴び砂にはいくつも種類がある中、どんな砂を選べば良いのか?
デグーにおすすめの浴び砂についてまとめた記事があるので、是非こちらの記事も参考にしてみてください。
2. 自然界では川や池には入らない?
−水のない世界に暮らす彼らの“キレイ”の秘密−
「野生のデグーは、水に入ることはないの?」
私はこのことに対し、ふと疑問に思ったことがあっ
て、調べてみたことがあります。
実は、デグーが暮らしているのは、南米のアンデス山脈の乾燥した高地。そこには、川や池のよな
“水辺”はほとんどありません。
つまり、デグーにとって「水で洗う」という文化
はそもそも存在しないんです。
そのかわりに、彼らは地面の細かい火山灰のよう
な砂や土を使って体をこすりつけることで、皮脂
や汚れを取り除いて清潔を保っているんですね。
これは野生でも、ごく自然な習慣。ちゃんと毎日
砂浴びをして、フワフワの毛並みを維持している
んです。
− “濡れる=命の危機” だった −
ちなみに、川に落ちたり雨に打たれたりして毛が
濡れてしまうと、体温が急激に下がってしまって
命に関わることもあるんだとか…。
だから水には本能的に近寄らないんですね。私たち
が「お風呂に入れたらどうかな?」と思ってしまう
のもわかるけど、
デグーにとっては
「砂こそが本物のお風呂」なんです。
3. どれくらいの頻度で砂浴びさせればいい?
「常に砂を置いておくべき?」って悩んだことは
ありませんか?
私は以前、砂浴びケースごとケージの中に常設し
ていたんですが、その場合、衛生面の関係で早め
の砂の交換が必要、ということを知りました。
(交換目安4日~5日)
砂のコスパも悪いため、ケージ内の常設をやめ
1日に1~2回、15〜30分の“砂浴びタイム”を設
ける方法にチェンジしました。
こちらのメリットは、デグーの砂浴びへの集中力も
上がり、清潔さもキープ。砂浴び直後に掃除するな
ど、衛生面の管理がしやすいメリットもあります。
砂の交換頻度も7日~8日程度で済むようになりま
した。
− タイミングを決めれば、砂も気分も整う −
私のように
「砂を清潔に保ちたい」
「砂を無駄にしたくない」
という方には、このような特別な砂浴びタイム制もおすすめです。
4. 「砂を長持ちさせる」ちょっとした工夫
交換頻度が高いと、「砂代がバカにならない…」
って思いませんか?
私もそれで悩んで、いろいろ試しました。
そこでおすすめしたい 「メンテナンス法」 を
紹介します。
デグーが砂浴びした後って、うんちもコロコロ
転がって、更には抜け毛や尿で固まった砂部分が
混じっています。何故だか砂浴び直後にオシッコ
していくことが多いんですよね 笑
そこで、砂浴び後に登場するのが
「アク取り用のおたま」 です。
です。汚れた砂ごとササッとすくってゴミ箱へ、
出来る限り衛生面を保ちます。
−快適もコスパも両立しよう−
この方法は、皆さん既にやってるあるあるかも知れ
ませんが、初心者さんは100均などでお好みの大きさ、網形状のお玉をゲットしてみてください。
お玉をの形状な平たすぎず深すぎずがベスト。お玉の直径や網目の大きさなどは、使用している砂浴びケースや砂の粒の大きさによって変わってきます。
毎回これをやるだけで、清潔さがぐっと長持ち。
何より綺麗な砂で体を擦った方が見ている飼い主
側としても気持ちいいですよね。
時間制による砂浴び+毎回のお玉ケアで、
私の場合ですと、"10日に1回、月に3回程度"
を目安に砂交換する形で安定しました。
※ あくまで個人の目安です
お玉をの形状な平たすぎず深すぎずがベスト。
お玉の直径や網目の大きさなどは、使用している砂浴びケースや砂の粒の大きさによってお好みで。
5. 砂浴びが足りないとどうなる?
砂浴びは、ただの遊びではなく体と心のケアでも
あります。これが不足すると、さまざまな不調や
変化が起きてきます。
-砂浴びが少ないと、こんな変化が現れます
まず、毛並みがベタつくようになり、フケや抜け毛
が増えたり、においが強くなることも。皮脂がうま
く取れず、湿気のこもりやすい首元や耳の中が不衛
生になり、皮膚炎や外耳炎のリスクも高まります。
さらに、砂浴びは気分転換やストレス解消の役割も
あるので、できない日が続くと、落ち着きがなくな
ったり、ケージをかじるなどのストレスサインが出
てくることも。
こうしたリスクを防ぐためにも、毎日1~2回の
砂浴びタイムを目安に、無理なく続けていくのが
おすすめです。
6. 砂浴び嫌いの子におすすめの対策
うちの子は、寒くなると砂浴びの回数が減ること
がありました。
砂浴びケースにおやつを仕込んでも、おやつだけ
取ってすぐに退散されるケースも多いですよね。
−砂浴びの気持ちいいを引き出す方法−
◼ 砂を温める
肌寒い季節にやっていたのが、電子レンジで数秒
だけ温めて、砂を「ほんのり温かく」する方法。
例えば、 100均の耐熱容器に砂を入れて10〜20秒電子レンジでチン(※ 意外と熱くなるため注意)
これだけで、驚くほどよく砂浴びしてくれるよう
になりました。
砂浴び容器に入った瞬間、気持ち良さそうないい
表情をしてくれます。滞在時間も比較的アップし
ました。
注意点 : 加熱後は砂を指で触って直接温度を確認
してください。使用後はよく冷まして、砂の湿気
をとれるよう、しっかり天日干しをしてください。
◼ 場所を変える
場所を変えるのも意外と効果的です。
いつもと違う場所に砂浴びケースを置いてみると、
「ここ何だろう?」
と好奇心を刺激されて、思わず入ってしまうことも。
また、デグーの中には砂浴びしているところを
見られたくないという子もいます。その場合、
ケージの奥に設置してあげるなどの配慮をして
あげると良いです。
◼ 砂を変える
砂の種類を変えるのも一つの手です。そもそも、
砂がデグーの好みじゃない可能性もあります。
細かすぎる粒子の粒、香りや感触が合わないと、
嫌がる子もいます。チンチラ用の細かい粒子の砂で、デグーのクシャミが止まらなくなるといった、失敗談を聞いたこともあります。
私の経験では、砂の粒が少し大きめの物の方が、
デグー自身、好んでくれているように感じます。
こうした小さな工夫の積み重ねで、
「やってみたくなる環境」を整えてあげることがとても大切です。
◇まとめ──
砂浴びは、デグーにとって「清潔を保つ」だけで
なく、「ストレス発散」や「日課」のような大切
な行動。
「水じゃダメなの?」
「お湯なら?」
「ずっと砂を置いてていいの?」
こういった疑問は、私自身も経験してきました。
今回ご紹介したのは、そんな疑問に答えながら、
私が試行錯誤の末にたどり着いた
「安心・安全な砂浴びスタイル」です。
◼ 3つのポイント
砂浴びは“水の代わり”ではなく“本来のケア方法”
砂を衛生的に長持ちさせるには、常設より“時間制”
ちょっとした工夫で、砂浴びをもっと快適にできる
以上
