【第3話】アメリカ生活に慣れた矢先。忍び寄る「大病」の影と不穏な予兆
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クラスも順調にステップアップし、僕のサンディエゴ生活はまさに「無双モード」に突入していました。A1から始まった僕の冒険は、B1クラスへと到達。年明けからはB2クラスまで上がることが出来ました。日々のルーティンも固まり、すべてが上手くいっている!!
日本人仲間とディズニーカルフォルニアに行った時は、本当に感動しました。子どもの頃から世界中のディズニーに行ってみたかったので
「まずはカルフォルニアのディズニーを制覇!!」とまるで少年に戻った頃のようにはしゃぎました。
また3月頃にもう1回来よう!と誓ってディズニーを後にしました。
※長くなりそうなので
ディズニーのことは番外編で話そうかなと思ってます。

1月の終わり、僕は初めて体調を崩しました。
最初はただの風邪だと思っていたんです。
熱も1日で下がり、「なんだ、俺の体力余裕じゃん」
とタカをくくっていました。
2月の初めにもパドレスのファンクラブイベントも訪れ
選手たちを間近で見ることができ、大興奮でした!
そんな治りかけの体で向かった、いつものMeetupイベント。
その後、現地で知り合った日本人の方と日本食居酒屋へ行き、
常連さんたちに勧められるがまま、
お酒をたくさんご馳走になってしまったんです。
今思えば、それが全ての始まりだったのかもしれません・・・・
風邪の引き始めに、深酒と脱水。
一気に免疫が底をついた僕を待っていたのは、
喉をかきむしるような「眠れない咳」の地獄でした。
咳をしすぎるあまり、筋肉が悲鳴を上げ、体中に激痛が走る。
食欲は完全に失せ、フルーツとヨーグルトだけで食いつなぐ日々。
鏡の中の僕は、自分でも驚くほどガリガリに激痩せしていました。
「……寝ていれば、そのうち治るはず」
そんな日本の「悪しき根性論」を信じて、
僕は激しい動悸に耐えながら、
一人部屋で横になり続けました。
でも、体はもう限界を超えていたんです。
トドメを刺したのは、同じく病気に苦しんでいた
ルームメイトの切実な一言でした。
「……このままだと、俺たち二人とも本当にヤバい。病院に行こう」
実は学校の中に寮があり、そこに生徒は住んいるんですが
窓を開けることが出来ず本当に環境は良くありませんでした。
ルームメイトも同じタイミングぐらいで病気になっていました。
もしかしたら僕が移してしまったかもしれません・・・・
その言葉に背中を押され、僕はふらふらの体で
近くのクリニックへ向かいました。
「専門用語なんてわかるかな……」という不安もありましたが、
死に物狂いで勉強してきたB2レベルの英語力のおかげで、
問診票の記入は驚くほどスムーズでした。
名前、住所、そして今、僕を苦しめている症状。
書き終えて待合室の椅子に深く腰掛けたとき、
僕はまだ、自分の状況を楽観視していました。
まさか、ここから「ICU(集中治療室)入院」という、
想像を絶する怒濤の展開が待ち受けているなんて、
1ミリも想像していなかったんです。
(第4話へ続く)
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