51ミャンマー情勢(ミャンマーを襲ったマグニチュード7.7の巨大地震)
3月28日(金)ミャンマー時間12時51分に巨大地震がミャンマーを襲いました。前回の投稿からあまり時間は経過していませんが、解説します。
私は、多数の友人から安否確認をいただきましたが、ヤンゴンは被害がほとんどなく、大丈夫でした!
ミャンマーを襲った地震の概要
震源は、ヤンゴンに次ぐ第二の経済都市であるマンダレーの近辺です。
USGS(アメリカ地質調査所)から画像を引用します。

上記の画像の拡大図が以下です。
震源は、マンダレー(Mandalay)近辺の★マークの箇所です。

マンダレーの現状
マンダレーの現状は、非常に悲惨です。
PDF(反国軍)勢力が、マンダレーの東のピンウーリンの近くまで迫っています。
マンダレー市内では、一般市民が、国軍兵士にカツアゲや賄賂の要求をされています。国軍兵士により、徴兵制の戦闘員として、一般市民がパクられるケースも多発しています。
それに抵抗する市民(またはPDFかは不明)による国軍兵士の暗殺も起きています。
マンダレーは、既に(国軍による)半グレ都市になってしまっていました。
以下の地図のとおり、マンダレーの東部にピンウーリンという都市があり、南部にマンダレー空港があります。
今回の震源地は、★マークの箇所なので、マンダレーのすぐ近くです。

被害の様子
上記の地図のマンダレー空港の様子は以下です。

マンダレーと震源地のザガインを結ぶザガイン橋があります。
新しい橋は現在使用されていますが、使用されていない古い橋が落ちました。
もともと、耐久性がなかったので、使用されていませんでした。こうなることが想定済みでしたが、見事に陥落しました。


エネルギー不足はより深刻に!!!
前回、だいぶ前にミャンマーの電力事情が、日々刻々と悪化していることを解説しました。
当然、いま現在も、悪化しています。
しかし、今回の地震により、北部の発電施設とヤンゴンをつなぐ送電網(メッティーラからヤンゴンの230kvの送電網)も、切断されてしまったため、復旧にしばらく時間がかかります。

ヤンゴンは深刻な電力不足に陥る可能性があります。
ミャンマーは、10月中旬から4月まで乾季と言われていますが、特に1月以降、どんどん気温が上昇します。
電力がないと非常に厳しい時期に、地震が日々刻々と悪化している電力事情の悪化に拍車をかけることになりました、、、( ゚Д゚)
ガソリンやディーゼルのパニック買い
3月30日の国営紙には、市民が燃料不足になることを見越してパニック買いが起きている(実際ヤンゴンではガソリンスタンドに長蛇の列ができています)のに対して、蓄えは沢山あり、燃料タンカーも到着しているため、安心して欲しいと呼びかけています。

ヤンゴンの電力不足
しかし、市民の行動は正しいのです。
ヤンゴンには、現在1日4時間(優先地域+輪番制の対象地域のみ4時間、それ以外は0時間)しか電気が来ていないため、自家発電用のディーゼルを買わないと、生活が厳しいのです。
パニック買いではなく、実は、冷静買いなのです。
ミャンマー政府が、地震が発電所、変電所、送電網が損傷していることを認めています。
元に復旧するには、これらの損傷を修復した後ですので、まだまだ、時間がかかると予想できます!!!

バカ殿は、2021年2月以降、自分の国を破壊しておきながら、地震によって破壊された時のみ、支援を呼びかけています。

本当に、一般のミャンマー市民にとっては、弱り目に祟り目です。
次回は以下です!
