金本貫汰(東海大相模3年)
速報:菰田を敬遠させるも競り負ける
東海大相模のセンバツ出場が絶望的に。関東大会初戦で激突した山梨学院に、延長10回タイブレークまで持ち込まれサヨナラ負けを喫している。
序盤からリードした山梨学院が、6人の投手リレーで辛勝。金本は反撃の口火を切るタイムリー単打で魅せたが、その1本にとどまった。
大会注目にして身長194cmの1年生右腕、菰田陽生との初対決は敬遠で、再び同点のチャンスを広げる口火役の働きを見せている。怪物同士による菰田との勝負は、この1打席のみ。
タテジマ歴代屈指の長距離砲
春夏5回の全国制覇を誇る東海大相模といえば、半世紀以上にわたり数多くのプロ野球選手を送り出し続けている超絶名門校の1つ。
若大将の異名で一世風靡した原辰徳を皮切りに、ここ最近では2015年に夏の日本一を果たした際のエース小笠原慎之介が記憶に新しいところ。
阪神・若虎の成長株こと森下翔太、高校時代に「幻の170発カルテット」で話題を振り撒いた西武・若獅子筆頭格の山村崇嘉もタテジマブルーを象徴するスラッガーだ。
そんな東海大相模の系譜を継ぐのが金本貫汰で、これがまた大柄の上に足も速い。高校通算ホームラン数は、2025年6月中旬時点で30本を誇る。
金本を幻の170発カルテットで例えるなら、山村の巧みなバットコントロール、西川僚祐(くふうハヤテ)と加藤響に見られる破壊力、最強リードオフマンと称された鵜沼魁斗の足、つまり4人の要素を兼ね備える万能タイプだ。
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早くもドラフト2025の上位候補に名前が挙がるだけはある。
金本貫汰:プロフィール
「かねもと かんた」2007年8月生まれ
兵庫県尼崎市出身 右投げ左打ち
尼崎市立大成中学校(関メディ)
181cm83kg 高校通算30発
一塁到達3.84秒(夏の甲子園2024vs関東第一)
スイングスピード149km(中学2年時)
入学直後の春季神奈川チーム2戦目でデビュー
このデビュー戦で初打席初本塁打(2打席連発)
出身中学はダウンタウンの母校
松本人志と浜田雅功の出身地として有名な、尼崎市で生まれ育った金本貫汰。
ダウンタウンが通った大成中学に進んだ金本は、当時ヤングリーグ所属の関メディベースボール学院中等部にも在籍し「関西屈指の大砲」へと成長していく。
中学2年にして聖地弾
そんな金本の名を一躍西日本に広めたのが、2021年に開催された中学野球関西ナンバーワンを決める「第17回タイガースカップ」だ。
この大会は関西で活動するシニア・ボーイズ・ヤングリーグの3団体から上位チームが甲子園球場に集結し、トーナメント方式で王座を争う晩秋の風物詩。
いわばジャイアンツカップの関西縮小版といったところ。
前回大会のディフェンディングチャンピオンとして臨んだ関メディは、決勝で惜敗したものの、準決勝では金本から一発が飛び出し大きな反響を呼んだ。
タイガースカップで11年ぶりのホームラン、まだ中学2年生が甲子園の外野スタンドに叩き込んだことで話題を集めた。
ちなみに当時のスイングスピードは最速149km。中学2年にしてプロ顔負けの数値を計測している。
ライバル福田拓翔
今でこそチームメイトの間柄にある福田拓翔と金本貫汰だが、実は中学時代バチバチのライバル関係にあったのは語り草。
同じ兵庫出身の福田も、最速142kmを誇る名門・明石ボーイズのエース右腕として耳目を集めていた。
東海大相模に入学する直前には、両雄の対決を実現した特別エキシビションマッチが設けられたことでも話題に。
豪華メンバー揃うU15侍ジャパンの4番
中学3年時にはU15侍ジャパンのメンバーに選出され、金本は日本代表の4番打者として世界大会4位に貢献している。
この時のメンバーには投手陣に佐藤龍月(健大高崎)や渡邉颯人(智辯和歌山)、打者では藤田一波(智辯和歌山)や蝦名翔人(青森山田)らが名を連ねていた。
関メディとは?
ちなみに顔ぶれなら、金本と一緒にプレーした関メディのチームメイトも引けを取らない。
金本の1学年上には、チームの二枚看板として投手陣を支えた中崎琉生(京都国際)と今朝丸裕喜(報徳学園)、高校でもチームメイトになった才田和空(東海大相模)らがいる。
関メディベースボール学院はプロ野球選手の育成を根底とした、近年の実績が目覚ましい社会人野球のクラブチームだ。
指導スタッフ陣の豊富さと質にも定評があり、中等部では元オリックスの大投手・佐藤義則やヤクルトなどで活躍した坂口智隆らが名を連ねる。
ネームバリューにとどまらない、中身の濃い充実した指導方針で著しい成果を上げているのが、関メディベースボール学院だ。
神奈川四皇の1人「金本貫汰」
そんな訳で、ここからは金本の高校入学後における大会毎の成績を見ていこう。
自身初となった高校初聖地は不発に終わったものの、神奈川予選では横浜スタジアムのウィング席に特盛アーチを叩き込んでいる。
高校入学直後から結果を残し、ポイントゲッターとして注目されていた1年夏は、大会直前の手首骨折でベンチ外に。
いわば1年越しの思いが込められた豪快弾だ。
まだ高校2年生にしてハマスタの最上段まで運べるパワーは、激戦区・神奈川スラッガー四皇のなかでも頭抜けている。
四皇に関しては以下を参考にしつつ、このまま読み進めてくれ。特に金本の2年春の成績は圧巻だ。
金本貫汰:全データ
春季神奈川大会2023(ベスト4)
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松井稼頭央がPL学園時代に打ち立てた「大阪大会の奪三振記録」は未だ破られていない。

