警察官や刑事の人手不足が深刻!現場で起きている変化とこれからのカタチ
みなさんこんにちは!えひめITラボ代表のせいけです。
普段、私たちは街中でパトカーを見かけたり、交番の横を通ったりするとき、当たり前のように「そこにある安心」を感じていますよね。でも今、その安心を支える警察官や刑事さんの「なり手」が、全国的にとても少なくなっていることをご存じでしょうか。
私たちの暮らしを守る現場で今、一体何が起きているのか。少しのぞいてみましょう。
(今日の一言: そういえば友達とか知り合いに警察官1人もいません)
警察官を目指す人が減っている現実
実はここ最近、警察官の採用試験を受ける人が大きく減っています。全国の受験者数を見てみると、数年前には約6万2900人いたのが、最近では約4万8300人にまで落ち込んでしまいました。これは、20年前と比べるとなんと4分の1以下という驚きの少なさです。少子化の影響もありますが、それ以上に警察官という仕事を選ぶ人が減っているようです。
さらに、せっかく試験に合格しても、実際には約4割の人が辞退してしまうという現状もあります。その結果、全国の多くの警察で「予定していた人数が集まらない」という定員割れが起きており、平均して必要な人数の15パーセントほどが不足している状態です。
特に「刑事さん」のなり手不足が深刻
テレビの刑事ドラマなどで主役になることも多い「刑事」という仕事。かっこいいイメージがありますが、現実の捜査の現場はとても大変です。
殺人や強盗といった重大な事件を追いかける仕事は、責任が重く、いつ呼び出されるか分からない激務でもあります。自分のプライベートや家族との時間を大切にしたいと考える若い世代にとって、こうした過酷な環境は敬遠される大きな要因になっているようです。
今の若い世代の価値観と仕事とのギャップ
なぜ、これほど警察官を避ける動きが広がっているのでしょうか。そこには、現代の若者、特にZ世代と呼ばれる人たちの価値観と、警察という仕事ならではの働き方との間に、大きなズレがあると考えられています。
今の若い世代は、仕事と私生活のバランスをとても大切にしています。しかし、警察官の仕事は24時間体制の勤務や、突然のトラブルによる呼び出しがつきものです。もちろん、デスクワークのように「今日はリモートワークで」というわけにもいきません。
また、警察という組織に対して「上下関係が厳しそう」「つらくて大変そう」というイメージが定着していることも影響しています。スマートフォンやSNSが普及した今の時代、警察官の行動がいつでも世間の目に晒されるというプレッシャーも、志望者を躊躇させる一因になっているのかもしれません。
現場も変わり始めている!ユニークな取り組みの数々
このままでは街の安全が守れなくなってしまうかもしれない。そんな危機感から、警察側もこれまでのやり方を変えようと、さまざまな新しい挑戦を始めています。
民間での経験を活かす「飛び級採用」や試験の工夫
例えば山梨県警では、民間企業などで5年以上の社会人経験がある人を対象に、通常の「巡査」ではなく、ひとつ上の階級である「巡査部長」として採用する「飛び級採用」という仕組みを全国で初めて取り入れました。兵庫県警でも、より多くの人に受験してもらいやすくするために、採用試験から論文をなくすといった工夫を行っています。
働きやすさと親しみやすさをアピール
警視庁では、若手警察官を中心としたリクルートチームを作り、カジュアルな服装で採用イベントに参加するなど、これまでの堅いイメージを覆す広報活動を行っています。また、一人暮らし用の寮を新しく整備したり、家具や家電の準備をサポートしたりと、生活面での負担を減らす取り組みも進められています。
さらに、働く人たちの負担を減らすために、夜間は隣り合う二つの警察署を一緒に運営する試みや、お仕事の効率化も進められています。
誰もが安心して暮らせる社会を続けるために
私たちの社会の安全は、誰かの献身的な働きによって成り立っています。しかし、その人たちにばかり無理を強いるやり方は、もう長くは続かないのかもしれません。
ITの世界でも、働きやすい環境づくりや業務の効率化は常に大きなテーマですが、これは警察組織にとっても同じです。伝統を守りつつも、時代に合わせて柔軟に変化していくこと。それが、これからも私たちの安心な暮らしを守り続けるために、とても大切な一歩になるのではないでしょうか。
みんなが無理なく、誇りを持って働ける環境が整っていくことを、一人の市民として温かく応援していきたいですね。
まじでどうでもいい話ですが、僕の顔ちょっと松田優作に似てます。
