見出し画像

100年前のエベレストの謎に迫る!マロリーとアーヴィンは本当に頂上に立ったのか?

こんにちは!えひめITラボの代表のせいけです。

今回は、登山界で100年近く語り継がれている「エベレスト最大のミステリー」について、分かりやすくお話ししたいと思います。

みなさんは、ジョージ・マロリーという登山家を知っていますか?「そこにエベレストがあるから」という超有名な名言を残したイギリスの人です。実は彼、今から100年前の1924年に、相棒のアンドリュー・アーヴィンと一緒にエベレストの頂上を目指したまま、消息を絶ってしまいました。

彼らが「人類で初めてエベレストの頂上に立ったのかどうか」は、今でも歴史の大きな謎なんです。最近になって新しい発見もあり、また注目が集まっています。一体どんな謎があるのか、一緒に見ていきましょう!

(今日の一言: いままで登山一回もしたことないです)

1924年の失踪:雲の中に消えた二人

1924年6月8日。マロリーとアーヴィンの二人は、エベレストの頂上まであと一歩という、標高約8,600メートル付近を登っている姿を目撃されました。

目撃したのは、遠征隊仲間のノエル・オデールという人物です。彼は「二人が頂上に向かって力強く進んでいるのが見えた」と話していますが、その後、急に天気が悪くなってしまい、二人の姿は見えなくなってしまいました。

それ以来、二人が頂上にたどり着いてから力尽きたのか、それとも頂上に届かないまま遭難してしまったのか、誰も分からなくなってしまったのです。

1999年の発見:マロリーの遺体が残した手がかり

それから75年が経った1999年、エベレストの標高約8,155メートル地点で、ついにマロリーの遺体が発見されました。とても冷たい場所だったため、遺体はきれいな状態で残されており、持っていた持ち物からいくつかの重要な手がかりが見つかりました。

まず、一番注目されたのが「妻ルースの写真」です。マロリーは「もし登頂に成功したら、頂上に妻の写真を置いてくる」と約束していました。見つかった遺体の財布や手紙の中には、この写真だけが入っていなかったのです。これを聞くと、「本当に頂上にたどり着いて、約束通り写真を置いてきたのでは?」とワクワクしてしまいますよね。

また、彼のポケットからは「スノーゴーグル(サングラスのようなもの)」が見つかりました。もし明るい昼間に遭難したなら、ゴーグルは顔につけているはずです。ポケットに入っていたということは、日没後の暗い時間になってから下山していて、ゴーグルを外した状態で滑落してしまったのではないか、とも考えられています。

さらに、体にはロープによる強い圧迫痕が残っていました。これは、相棒のアーヴィンとロープでお互いを結び合っている時に、一緒に滑落してしまった可能性を示しています。

そして、マロリーの遺体よりもさらに高い場所では、当時彼らが使っていた酸素ボンベも見つかりました。彼らが当時の技術としては、驚くほど高い場所まで登っていたことは間違いありません。

2024年の新展開:100年ぶりに見つかったアーヴィンの遺品

さらに歴史が動いたのが、最近の2024年9月です。ナショナル ジオグラフィックの撮影チームが、氷河の上でアンドリュー・アーヴィンのものとみられる登山靴と、遺体の一部を発見しました。

その靴の中に入っていた靴下には、なんと「A.C. IRVINE」という彼の名前が刺繍されていました。この発見によって、アーヴィンがどこで遭難したのかを突き止めるための大きな手がかりが得られました。

ここで期待されているのが、「カメラ」の存在です。アーヴィンは、コダック製の小さなカメラを持っていたとされています。もし、このカメラが近くで見つかり、中のフィルムから頂上で撮った写真が見つかれば、彼らが本当に初登頂したという決定的な証拠になります。残念ながらカメラはまだ見つかっていませんが、今回の遺品発見をきっかけに、カメラ探しがさらに本格化すると言われています。

登頂成功か、それとも遭難か?揺れる二つの意見

今でも、彼らが登頂に成功したとする「肯定説」と、難しかったとする「否定説」の間で議論が続いています。

まず、登頂したのではないかという意見の理由は次の通りです。

・妻の写真が遺体から見つからなかったこと(頂上に置いてきた可能性があるため)
・ゴーグルがポケットにあったこと(夜遅くに下山していた、つまり頂上まで行って遅くなった可能性があるため)
・驚くほど高い場所まで到達していた証拠(酸素ボンベなど)があること

一方で、登頂は無理だったのではないかという意見もあります。

・エベレストの難所「セカンドステップ」という絶壁の存在(当時の道具と技術でここを登りきるのは非常に困難だったという指摘があります)
・時間の余裕がなかったこと(最後に目撃されたのがお昼の12時50分頃なので、そこから頂上に行って、さらに遭難現場まで戻るには時間が足りないという見方です)
・決定的な証拠(頂上での写真など)がまだ見つかっていないこと

最後に:謎が解き明かされるその日まで

マロリーとアーヴィンが100年前にエベレストの頂上に立てたのかどうか、現時点での答えはやはり「まだ分からない」となります。

しかし、近年になってアーヴィンの遺品が見つかるなど、今でも少しずつ新しい事実が明らかになっています。もし将来、彼らが持っていたカメラが見つかり、中の写真が現像できたら、100年の謎にようやく答えが出るかもしれません。

ロマンあふれるこの歴史の謎がいつか解き明かされる日を、私も楽しみに待ちたいと思います!

関連記事