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副首都構想どうなる!?東京がダメになったら日本はどうなる?

こんにちは!えひめITラボのせいけです。

突然ですが、みなさんは「副首都」という言葉を聞いたことがありますか。

「首都のサブ」みたいなイメージですが、実はこれ、私たちの未来や地方のあり方を大きく変えるかもしれない、とても大切なテーマなんです。今回は、新しく決まった法律や、これから日本がどう変わっていくのかについて、専門用語をできるだけ使わずに、分かりやすくお話していきます。

(今日の一言: 今日は愛媛県の高校野球の決勝です)

そもそも「副首都」ってなに?なんで今話題なの?

今の日本は、政治も経済も、大切な機能のほとんどが東京に集まっています。これを「東京一極集中」と呼びます。

でも、もし東京で大きな地震などの災害が起きて、政府や会社の機能がストップしてしまったら、日本全体がパニックになってしまいますよね。こうしたリスクに備えて、東京の代わりを務められる「第二の首都」を作っておこうというのが、副首都の基本的な考え方です。

この議論自体はかなり昔からありました。1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに、災害への備えとしての必要性が本格的に叫ばれるようになり、一時は別の地域への移転も検討されましたが、なかなか具体的には進みませんでした。

そんな中、大阪府と大阪市が2016年ごろから「副首都・大阪」を目指して本格的に動き出し、日本全体で再びこのテーマに注目が集まるようになりました。

新しくできた「副首都法」ってどんなルール?

実は、2026年7月24日に「副首都法」という法律が新しく成立しました。これによって、これまでアイデア段階だった副首都づくりが、いよいよ現実のルールとしてスタートすることになったのです。

この法律は、大災害が起きたときに東京の代わりを務められる場所をしっかりと整え、東京だけに頼らない国づくりを進めることを目的としています。

では、具体的にどんな地域が副首都になれるのでしょうか。法律では以下のような条件が挙げられています。

副首都になるための条件

まず、ビジネスが活発で、新しい産業を生み出す力があることが求められます。

次に、たくさんの人がスムーズに移動できるような、道路や鉄道などのインフラが整っている必要があります。

さらに、国の機関や大きな組織が活動できるような場所が準備されていることも大切です。

そして、その役割を十分に果たすために、県と市がしっかり連携できるような、安定した地方自治の仕組みを持っていることも条件となっています。

どうやって決まるの?

副首都は、国が勝手に決めるわけではありません。

まずは、なりたい地域(都道府県)が地元の議会で賛成を得た上で、国に申請をします。その後、国のトップである総理大臣が、その地域の人口や経済の強さ、交通の便利さなどを総合的に判断して指定することになります。

もし指定されれば、東京から本社を移す企業に対して税金を安くするなどのサポートが受けられるため、多くの企業が集まるきっかけになると期待されています。

手を挙げているライバル都市たち

この法律ができたことで、いくつかの地域が「うちを副首都に指定してほしい」と手を挙げ、アピールを始めています。

もっとも熱心なのが大阪府です。大阪市を廃止して特別な区に再編する「大阪都構想」の住民投票を、2027年春の選挙と同じ日に実施することを検討しながら、副首都としての体制を整えようとしています。

また、愛知県の大村知事も、法律ができる前から強い意欲を示しており、すぐにでも申請したいとコメントしています。

さらに、福岡県や札幌市も手を挙げています。福岡や札幌は、大きな地震が発生したときに東京と同時に被災するリスクが低いことが、大きな強みとしてアピールされています。

まさに、地方の大きな都市による誘致合戦が始まろうとしている状況です。

解決しなければいけない課題や心配ごと

未来に向けた明るい話に見えますが、クリアしなければならない課題もたくさんあります。

大きな問題の一つが、お金(コスト)です。副首都としての機能を整えるためには、たくさんの税金が使われることになります。これに対して、「どれだけの効果があるのかはっきりしない」「莫大な費用をかける価値があるのか」という疑問の声も上がっています。

また、法律の準備段階から「大阪を前提にしすぎているのではないか」という批判や、そもそも首都の場所や役割を変えること自体が、日本の憲法に関わる大きな問題だとする意見もあります。

海外の「副首都」の先輩たち

実は、首都の機能を分けたり移転したりしている国は、海外にもあります。

お隣の韓国では、ソウルに集中していた政府の機関を「世宗(セジョン)市」という新しい街に移転しました。これによって世宗市の人口は大きく増えましたが、ソウルと世宗の間を行き来する出張コストが増えるといった、新たな悩みも生まれています。

マレーシアでも、行政の機能を「プトラジャヤ」という都市に移転した事例があります。

これらの国々の経験は、機能を分けることで街が発展するメリットがある一方で、新しい問題も生まれる可能性があることを教えてくれています。

おわりに

これからは、政府が1年以内に基本的な方針を決め、それぞれの自治体からの申請を受け付けていくことになります。

副首都をどこにするか、そしてどのように作っていくかは、これからの日本の姿を決める大きな決断です。たくさんのお金がかかることだからこそ、一部の地域だけでなく、日本全体が納得できる形で進めていく必要があります。

私たち地方でITに関わる身としても、技術を使ってこうした新しい街づくりや、災害に強い国づくりにどう貢献できるか、ワクワクしながら注目していきたいと思います!

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