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【36】「九州のとけないアイス mousse 紅はるか」で焼き芋風味のスコーンを作ってみた

 前回に引き続き、アイスクリームを使ったスコーンの試作メモ。

 クリームチーズ・あずきバー・ハーゲンダッツなど試してきたが、ほぼ思い付きで作っているので収拾がつかなくなってきた。

  たとえば、ハーゲンダッツ版は、スーパーで三割引きのハーゲンダッツを見つけて、ついつい買ってしまった結果である。本当はもうちょっとお手頃価格のアイスクリームで作りたい。

という訳で、まず方針を整理してから試作をした。


方針整理

優先順位

  1. 在宅勤務時にPC作業をしながら摘まみたいので、小さめサイズのスコーン

  2. 食べているときに粉がボロボロ落ちないスコーン

  3. 甘さ控えめのスコーン

  4. クリームやジャムを付けなくても美味しく食べられるスコーン

  5. ベーキングパウダーでしっかりと高さが出たスコーン

  6. 材料費があまり掛からないスコーン

アイスクリーム(氷菓・ラクトアイスを含む)を使う目的

  1. いろいろな味を手軽に追加すること

  2. 冷たい半解凍のアイスクリームを入れることにより、生地の温度を低温で維持すること

アイスクリームスコーンの課題

  1. アイスクリームの適切な軟らかさはどのくらいか?

  2. (生地に混ぜ込んだアイスクリームがどんどん融けるが)牛乳はどのくらい必要か?

ー>結局、結果から攻めることにした。つまり、

「どの程度の軟らかさのアイスクリームを使うのか」
「牛乳をどの程度入れるのか」

ではなく

「仕上がった生地がの状態がどのようになっているか」

を考える。

・・・時間をかけて悩んだわりには、ごく当たり前の結論に落ち着いたが、まぁそんなもんだろう。。。

スタンダードな作り方の確認

 しかし、British Food:A History (イギリスの料理史とオリジナルレシピを紹介する、 Dr Neil Butteryのブログ)をはじめとして、YouTubeやウェブ上の無料レシピで作り方を覚えたので正統派の作り方がイマイチ分からない。


 そこで、あらためて調べたところ、本場イギリスのレシピサイトで良いのが見つかった!

 イギリスの国営放送であるBBCのレシピサイトなので、日本で言えばNHKのレシピページのような位置づけであり、王道の作り方が紹介されている(と思う)。

 とくに、リンク先のページをスクロールすると出てくる短い動画が分かりやすい。

BBC FOODSのサイトのキャプチャ
中央の「How to make scones」の00:49のスナップショット

ー>生地の水分量は、このくらいボタッとした状態を目指すとよさそうだ。

試作

1.ヨーグルトとクランベリーの軽やかスコーン

 生地の水分量の多寡と仕上がりの関係を確認するために、バターを減らしてヨーグルトを足したスコーンを作ってみた。

軽やかヨーグルトスコーン

材料(直径5cm・約6個分)
• 薄力粉 … 225g
• ベーキングパウダー … 6g(小さじ2)
• バター(無塩・冷たいもの) … 25g(やや少なめで軽さを出す)
• 砂糖 … 10g
• 塩 … ひとつまみ
• プレーンヨーグルト … 60g(牛乳よりやや多め)
• ドライクランベリー … 40g(粗く刻む)
• 簡易バターミルク… 80〜90ml(生地のまとまりを見ながら調整)

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イギリス風の端正なスコーンというより、カフェ系のラフなアメリカンスコーンになった。クランベリーの甘酸っぱさのおかげで、ジャムを付けなくても十分美味しい。

水分が多めなので、粉っぽさを残しつつ軟らかめの生地
冷蔵庫で30分間冷やしたあと
意外と高さが出た!

 ヨーグルトとバターミルクが入った水分多めの配合だが、意外と高さがでた。
ー>焼く前に冷蔵庫で30分くらい冷やしたのがよかったと思う。


2.焼き芋アイスクリームときな粉のスコーン

 「九州のとけないアイス mousse 紅はるか」で作ってみた。近所のスーパーでは、約150円/個で販売されている。

焼き芋アイスクリームときな粉のスコーン(約6個分)

材料
* 薄力粉 190g
* きな粉 20g
* ベーキングパウダー 8g
* 塩 2g
* 九州のとけないアイス mousse 紅はるか 100ml
* 牛乳 15ml
* 無塩バター 25g

 作り方は前回のハーゲンダッツとほぼ同じだが、かなり成型しやすくなった。

 前回の反省を踏まえて、バターを増やし(15g - > 25g)、きな粉を加えてアイスクリーム由来の余分な水分を吸い取ったのが効いたようだ。

 また、使ったアイスクリーム(商品分類上はラクトアイス)が溶けにくいタイプなので、そこもよかったのかもしれない。

 あんこを挟んだあと、電子レンジで軽く温めてから食べると、サツマイモの風味の和菓子系スコーンになった。

冷凍庫でキンキンに冷やしたところ、パッケージからニュルっと出てこなかったので、ハサミで切って開いた。
チーズのように見えるが、アイスクリームである。とけにくいので扱いやすい。
延ばした図
三つ折りにしてカットした図
焼き上がり(こしあんをトッピング)
断面図

きな粉の役割がけっこう大きい気がする。

 ほかのアイスクリーム、たとえば同じくラクトアイスの「エッセルスーパーカップ」や「爽」を使う場合も、水分吸収のためにきな粉や米粉を入れるといいのかもしれない。

なお、

ボウルに液体材料を投入 ~ 成型 ~ 冷蔵庫で冷やす

の過程は出来るだけ急いだほうがいい。



・2026/07/02追記
手順の改良版をこちらの後半に記載した。



🍨アイス類(アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓)で作るスコーンに興味がありますか?

・・・そうですよね、面白いですよね!もしよろしければ、コチラもどうぞ!


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