英語は「訳す」な!?オーストラリアで学んだ"No,thank you."の本当の意味
こんにちは!「英語のチカラで夢を叶える」
英語コーチのKumiです。
今日は、「英訳と和訳が、実は全く違う意味」について、恥ずかしいけれど、たくさんの学びを得た、私の実際の失敗談についてお話ししますね。
本題に行く前に・・・
「英訳と和訳が、実は違う意味」といえば、この言葉も思い出します。
それは「たぶん」と「Maybe」
これはビジネスでもプライベートでも、
実は危険な落とし穴になる言葉の一つ。
*もちろん個人によりますが!!!一般的にいうと・・・
日本人の「たぶん」: 80〜90%くらいの確率。「ほぼ行くつもりだけど、万が一のために」というニュアンスで使いがち。
英語の「Maybe」: 約50%(五分五分)またはそれ以下の確率で使う場合が多い。「行けたら行くわ(期待しないで)」に近いニュアンス。
私はよく、相手に、Maybeと言われて、あれ?なんで来ないの?って思っていたことがありました^^;
さて、英語では「文字通り」でコミュニケーションがうまくいかないことが、他にもたくさんありますよね。
英語を勉強している皆さんに、今日は私が体験した「言葉の裏側」のお話をしますね。
初めての海外、親友マリオンとの出会い
それは私が初めて海外へ渡り、オーストラリアに滞在していた時のこと。
当時、私にはマリオンというドイツ人の大親友がいました。
まだお互いの英語もたどたどしく、ようやく打ち解け始めたばかりの頃。
そう、時はスマホもネットもない時代💦会話は互いに紙の辞書を片手にいつも開きながらの会話でしたが、心が間違いなく通じ合っている・・・日本人以外の人に私が初めて感じることが出来たのが、マリオンでした。
そしてそんなマリオンの家に初めてお邪魔した日の出来事です。
キッチンに立った彼女が、私にこう聞いてくれました。
"Would you like something to drink?"
(何か飲む?)
私は、日本での習慣そのままに、反射的にこう答えました。
"No, thank you. I am OK."
(あ、大丈夫。ありがとう)
彼女は「本当に?」と聞き返してくれましたが、私はもう一度同じ言葉を繰り返しました。
【クイズ】この後、何が起きたでしょうか?
ここで皆さんに問題です。
「いらないよ、大丈夫」と答えた私に対して、ドイツ人の彼女はどんな行動をとったと思いますか?
「いやいや、遠慮しないで」と、飲み物が出てくる。
「じゃあ、お菓子だけでも」と、お菓子が出てくる。
「そっか、今はいいのね」と、互いに何も飲まない。
日本での「結構です」の感覚なら、1か2を期待してしまいますよね。
さて、答えは……?
衝撃の結末:キッチンから戻ってきた彼女の手には…
答えは、上のどれでもありませんでした。
正解は、
「自分のお茶とお菓子だけを持って、キッチンから戻ってきた」
でした!
目の前で美味しそうにお茶を飲む彼女を見て、私は心の中で叫びました。
「それなら、最初から『欲しい』って言えばよかったーーー!!(泣)」
「結構です」と「No, thank you」の決定的な違い
この時、私は痛感したのです。辞書にはどちらも「いいえ、結構です」と書いてありますが、その背景にある「文化」が全く違うということに。
日本の「結構です」
相手の気遣いに対して、すぐに「イエス」と言うのは図々しいかな?という**「遠慮」や「謙遜」**が含まれます。「二度三度勧められてから受け取るのがマナー」という、一種の儀式のような側面がありますよね。(もちろん場面で強弱は違いますが。)
英語の「No, thank you」
文字通り、「要らない」という意思表示です。同時に、聞いてくれたことへの感謝も伝えています。相手の意思を尊重する文化なので、断っている人に無理やり勧めることこそが「失礼」にあたると考えられることもあります。
もちろん状況や人にもよりますが、この「言葉の裏にある前提」を知らないと、私のように寂しい思い(笑)をすることになってしまいます。
辞書よりも大切な「相手を理解する気持ち」
この経験から学んだのは、英語を解釈するのに必要なのは辞書だけではない、ということです。
相手の文化はどういうものか?
どんな考え方を持っているのか?
それを知ろうとする気持ちこそが、本当の意味での「コミュニケーション」なんだと気づかされました。
ちなみに、彼女が一杯目を飲み終える頃、もう一度聞いてくれました。
"Would you like some tea? I will make another one for myself."
(私おかわり作るけど、一緒に飲む?)
今度の私の答えは、迷わずこれです!
"Yes, please. Thank you!"
(うん、いただく!ありがとう!)
今日の名言
The future starts today, not tomorrow.
未来は今日始まる。明日始まるのではない。
—— ヨハネ・パウロ2世
ちなみに、マリオンとは、今も繋がっています。彼女はまさに「英語が上手く話せないもどかしさ」を共有した戦友であり、私の大事な思い出の人であり、いつか会いたい大親友でもあります。
英語が繋ぐご縁は、時と場所を超えて、いつも興味深く、広くて楽しく、そして愛おしいです。
もしあなたが英語を勉強されているなら・・・
「いつか話せるようになったら」ではなく、今日の小さな気づきから、あなたの新しい英語コミュニケーションが始まりますよ。
失敗を恐れず、文化の違いを楽しんでいきましょう!
英語コーチ Kumi
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