BOYNEXTDOOR ウナクの「表情」には、“人を惹きつける力”がある
ああ、一生見ていられる──。
BOYNEXTDOORのデビュー曲のひとつ、『One and Only』のMVを初めて見たとき、ウナクの表情に自然と目を奪われました。
歌詞や場面に合わせてコロコロと変わる表情が、その瞬間の一つひとつを本気で楽しんでいるように見えたんです。
単にその表情の豊かさに驚いたというだけでなく、一つひとつの瞬間を楽しんでいるように見えて、衝撃を受けました。
こんなにも表情が豊かなのに、意図して“そう見せている”わけではない、ナチュラルな表情を見たことはあるだろうか?と。
そして、BOYNEXTDOORのステージパフォーマンスを初めて見たとき、確信したんです。
彼らは、心からパフォーマンスを楽しんでいるグループだということを。
その姿に心を掴まれた私は、自然と“ONEDOOR”(BOYNEXTDOORのファンダム名)になりました。
なかでも、歌詞やコンセプトに合わせてコロコロと表情を変え、誰よりも舞台を楽しんでいるように見えたウナクに感心したんです。
計算し尽くされた「表情づくり」とは違う、その瞬間にしか生まれないリアルな感情が溢れ出す姿から目が離せなくなっていました。
そこで今回は、BOYNEXTDOOR ウナクの「表情」が持つ“特別な力”について、深掘りしていきます。
実力だけでは差別化できない時代だからこその「表情」

ボーカル・ラップ・ダンス──
この3つの要素は、K-POPアイドルとしてデビューし活動を続けていくにあたって、必ず身につける必要があるものです(ボーカルとラップはどちらか片方だけでもOKですが)。
ステージに上がって、観客の前でパフォーマンスする職業であるから、ある種当たり前といえば当たり前ですよね。
ただ、近年のK-POP業界では、ボーカル・ラップ・ダンスといった全てのスキルにおいて、高い水準の実力を持つことが求められています。
これは、競争が激しいK-POP業界で生き残るための戦略のひとつで、そのレベルは年々上がり続けています。
ただ「上手い」だけでは目立てない時代
毎年数十ものK-POPアイドルがデビューする今、単に「上手い」だけでは目立てない時代になりました。
K-POPアイドルたちは、これまでよりも、より個性を際立たせるための工夫が必要になったのです。
K-POP第4世代に入ってからは、競争がさらに激化。
完成度の高いパフォーマンスが標準化し、もはや、実力の差だけでは差別化できない時代となりました。
K-POP第4世代について深く知るなら、こちらの記事もおすすめです👇
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「似てるな」から脱却するために

一年に数十組ものK-POPアイドルグループがデビューする現在。
似たコンセプトで活動するグループや、似た雰囲気を纏ったアイドルが多いと感じることも増えました。
そんななかで出会ったのが、BOYNEXTDOORでした。
彼らには、これまでの新人グループとは明らかに違う、強烈な印象を受けたんです。
その理由は、大きく2つあります。
これからデビューする新人とは思えない、オシャレな楽曲
パッと目を惹くウナクの「表情」
でした。
とくに、ウナクが見せる「表情」には、単なるスキルを超えた、人を惹きつける特別なパワーがあると感じたんです。
ではなぜ、ウナクの「表情」はこれほどまでに心を掴むのか──。
このあとからは、現代K-POPシーンにおける実力至上主義の背景を踏まえながら、K-POPアイドルたちが個性を確立するために必要な要素について考えていきます。
そして、この記事の主題である、BOYNEXTDOOR ウナクという存在の特異性に迫ります。
“実力至上主義”のK-POP業界
※上の動画は、デビュー初期から“口から音源”と話題になった、
圧倒的な歌唱力とラップスキルを持つK-POP第5世代ガールズグループ、BABYMONSTERの初カムバック曲『SHEESH』です。
K-POP第1世代から現在まで──進化してきたK-POPの基準
第1世代のころ、"アイドル(idol)"はその名の通り“偶像”でした。
当時のアイドルに求められていたのは、完璧な技術よりも、“憧れの存在”としてのビジュアルやスター性、カリスマ性だったんです。
アイドル
熱狂的なファンを持つ歌手、俳優、タレントなどを表す言葉。
英語の「idol」(偶像、崇拝される人や物)から生まれた言葉である。
ポピュラー文化研究者の香月孝史は、「偶像崇拝としてのアイドル」「"魅力"が"実力"に優るものとしてのアイドル」「ジャンルとしてのアイドル」と三つに分類し、前二者を「存在としてのアイドル」として定義し、「ジャンルとしてのアイドル」と対比するものとした。
日本のコラムニストで編集者、アイドル評論家である中森明夫は「虚構であるけれども生身の人間。それをアイドル(偶像)として捉えて、楽しむ。だから時代時代によってアイドルの成立条件は違う」と時代によって定義が異なることを前提としている。
しかし、時代は確実に変わりました。
K-POP第2世代──東方神起、少女時代、BIGBANGといったグループの登場により、K-POPには「実力重視」の風潮が根づきはじめました。
このころからK-POPアイドルたちは、長い練習生期間(一般的に約2〜3年、大手事務所では平均3〜5年)を経てデビューするのが当たり前に。
そして、デビュー時点で高い完成度を求められるようになりました。
そして、誰もが知る「BTS」がグローバルシーンに飛び出した、K-POP第3世代。
彼らは、アメリカやヨーロッパ市場で成功を収め、K-POPを一気に世界へと広めることになります。
これにより、K-POPのグローバル進出が本格化。
世界基準のパフォーマンス力が求められるなか、中途半端な実力では勝ち残れない現実が浮き彫りになりました。
こうしてK-POP第4世代に入るころには、K-POPファンの期待値も年々高まり、アイドルたちは単なる“憧れの存在”ではなく、スキルと魅力を兼ね備えた“完成品”であることを求められるように。
デビューと同時に“プロフェッショナル”としてステージに立つことが、もはや当たり前となりました。
では、なぜここまでK-POP業界は「実力至上主義」へと傾いたのでしょうか。
この流れが加速した背景には、いくつかの大きな要因があります。
K-POP業界は「実力至上主義」へ
K-POP業界が「実力至上主義」へと傾いた理由のひとつが、K-POPのグローバル進出です。
BTSをはじめとしたグループの世界的な成功により、世界基準で戦えるパフォーマンス力が強く求められるようになりました。
さらに、サバイバルオーディション番組の普及も大きな影響を与えています。
『PRODUCE 101』シリーズを皮切りに、K-POP第3世代後半〜第4世代前半にかけて、サバイバル番組が定着。
初期のころは、練習生たちの「成長を見守る」過程にファンが魅力を感じていました。
しかし今では、最初から高い完成度で「魅せられる」練習生がより注目され、生き残る時代へと変化しました。
視聴者の意識も、「成長を見たい」から「完成度を見たい」へとシフト。
競争の水準は格段に上がったんです。
そしてなんといっても、SNSの普及。
これも無視できません。
音楽番組のステージ映像やダンスプラクティス動画がリアルタイムで拡散され、世界中で瞬時にアーティスト同士が比較される時代に突入。
隙のない完成度を持つことは、今やK-POPアーティストにとって生存戦略そのものになっています。
そして、K-POP第5世代。
すでにK-POP業界で揉まれて、高い実力と確固たる人気をもつようになった第3〜4世代の先輩たちと、肩を並べ、同じ土俵で勝負しなければならないという高い高いハードルも加わりました。
これにより、さらに「実力至上主義」が加速しています。
人気アイドルの実力は拮抗。その中で差別化するには?
これほどまでにボーカル・ラップ・ダンスの水準が上がった今、K-POPアイドルたちは大きな課題に直面しています。
それは、「誰もが上手いなかで、どうやって目立つか」という問題です。
歌が上手い、ラップが上手い、ダンスが上手い──。
それだけでは、もはや特別視されることが難しくなってきました。
今のK-POPアイドルたちは、歌なら歌手、ラップならラッパー、ダンスならダンサーと肩を並べるレベルに到達している人も少なくありません。
すでに多くのアイドルが、高い水準で「基本」をクリアしています。
「上手い」だけでは生き残れない時代へ──
ダンススキルが、ダンサーと肩を並べられるレベルに到達している例。
NCT Uとしてデビューしたときの現RIIZEのメンバー、ショウタロウのチッケム。
すでに多くのアイドルが、高い水準で「基本」をクリアしているからこそ、今求められているのは「+αの魅力」です。
単なるボーカル・ラップ・ダンスのスキルだけではない、自分だけの魅力をどう表現するかが、勝負の分かれ目になっています。
たとえ特殊な特技を持っていたとしても、K-POPアイドルの母数が増えた今、新しさや独自性を打ち出すのは簡単ではありません。
そんななかで、「どう自分だけの存在感を放つか」がより重要になっているんです。
差別化できるポイントとは?
SNSセンスがずば抜けている例。
NCT WISHのサクヤのSNSの使い方、トレンドキャッチ力はたびたび話題になります。しかし、これは磨かれたものというよりも、元々持っている“センス”だと言えるでしょう。
では、アーティストが差別化を図るために必要な「+α」とは何でしょうか。
たとえば、こんなものが挙げられます。
表情づくり
カリスマ性
MC・トークスキル
バラエティセンス
ファッションセンス
SNSセンス
クリエイティブ力(作詞・作曲・振付)
世界観の作り方(アーティスト性)
なかでも、音楽シーンで特に際立つスキルとして注目したいのが、「表情づくり」「クリエイティブ力」「世界観の作り方(アーティスト性)」の3つです。
これらは、歌やダンスといった基本スキルの枠を超えて、アーティストとしての個性を際立たせる大きな武器になるからです。
その中でもとくに、もっとも注目すべきだと感じるのが「表情づくり」です。
▼参考記事
表情づくりが、個性を際立たせる

ステージ上でどれだけ豊かな表情を見せられるか。
それは、一瞬で観客の視線を奪い、心に強烈な印象を残す力になります。
しかも「表情づくり」は、「クリエイティブ力」や「世界観づくり」と比べても、日々の意識とトレーニングによって比較的早く磨きやすいスキルです。
だからこそ、実力が拮抗する今のK-POPシーンにおいて、表情づくりの巧みさは、個人が差別化を図るための重要なポイントになっていると感じます。
唯一無二の存在=惹きつける力がある人
K-POP界で長く“唯一無二の存在”として君臨し続けている、BIGBANGのG-DRAGON。
ここまで何度も、ボーカル・ラップ・ダンスといった、K-POPアイドルが備えておくべき基本スキルだけで差別化するのは難しくなってきているとお伝えしてきました。
だからこそ、キャラクターとして唯一無二になることが、今とても重要になっています。
では、唯一無二の存在になるためには何が必要なのでしょうか。
それは、「惹きつける力」を持つことだと思います。
たとえ圧倒的なスキルを持っていても、パフォーマンスが完璧でも、観ている人の目に留まらなければ、記憶に残らなければ、何の意味もありません。
実力があって当然のK-POP界で、存在を認識され、名前を覚えてもらうためには、その人にしかない“何か”で惹きつけることが必要なんです。
惹きつける力の要素
※「惹きつける力」を持つ人の例。BLACKPINKの中でも、強烈な印象を放つJENNIE(ジェニ)。
これまで多くのK-POPアイドルを見てきて、この人には「惹きつける力」があると感じた人たちは、こんな要素を持っていました。
圧倒的なカリスマ性
視線ひとつ、表情ひとつで世界観を作る力
言葉にしなくても伝わる存在感
ただ歌って踊るだけではありません。
ステージに立つだけで人々の目を奪う
視線や表情の変化ひとつで、観客を物語に引き込む
そんな力を持ったアーティストこそが、唯一無二のキャラクターとして輝いていると感じます。
そしてそれは、後天的な努力だけでなく、ときに生まれ持ったセンスや感性から生まれるものでもあります。
スキルや技術だけでは辿り着けない領域──それが、「惹きつける力」なのではないでしょうか。
その体現者、BOYNEXTDOOR ウナク

この「惹きつける力」を体現していると強く感じた存在こそが、BOYNEXTDOORのウナクです。
では、ウナクはなぜここまで観る人を惹きつけるのでしょうか?
BOYNEXTDOOR ウナクに感じた「天才的表情づくり」とは
BOYNEXTDOORのデビュー曲のひとつ、『One and Only』のMVを初めて見たとき、ウナクの表情に自然と目を奪われました。
「か、可愛い……」
まさに、ウナクの表情に“惹きつけられた”瞬間です。
MVなので、もちろん“演技”は入っています。
それでも、どの瞬間を切り取っても、彼の表情には自然な感情の流れが宿っていると感じました。
これまで多くのK-POPアイドルを見てきましたが、こんなにも自然体で、心を惹きつける表情づくりができる人には、なかなか出会えませんでした。
ウナクの表情づくりの魅力はステージパフォーマンスにあり
ウナクの表情の素晴らしさは、ステージパフォーマンス中にこそ際立ちます。
BOYNEXTDOORのメンバー全員に共通しているのは、振付を正確にこなすだけでなく、心からステージを楽しみ、音楽に没頭しているということが伝わってくるということ。
これがグループとしての大きな強みになっているのは、すでに多くのK-POPファンの間でも知られています。
なかでも、私がとくに惹かれたのは、ウナクの“表情のニュアンスのつけ方”でした。
笑顔ひとつを取っても、単なる笑顔ではありません。
喜びの中に照れくささがにじんでいたり、ふとした瞬間に切なさを感じさせたり。
歌詞やコンセプトに自然にリンクした表情が、意識しなくても彼の内側から溢れ出しているように見えたんです。
そしてウナクがステージ上で見せる表情は、単なる記号的な表情ではありません。
まるで短編映画を観ているような、奥行きとストーリー性を持っていました。
そこに嘘や作り物はなく、本気でその瞬間を楽しんでいるからこそ、観る側もぐっと引き込まれてしまう。
これまでたくさんのK-POPアイドル、アーティストを見てきたと自負していますが、こんな感覚を覚えたのは、ウナクが初めてでした。
だからこそ、ウナクとの出会いは“衝撃的”だったんです。
📍SNAPSHOTというサイトでもライター活動をしています。
BOYNEXTDOORについて、BOYNEXTDOOR ウナクについて、情報収集したいという方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
▼BOYNEXTDOORのプロフィール
▼BOYNEXTDOOR ウナク
▼BOYNEXTDOORの記事一覧
ウナクの「表情」には、“人を惹きつける力がある”と思う理由
ウナクは、BOYNEXTDOORのメンバーらしく、ステージに立った瞬間から音楽と一体になり、心からパフォーマンスを楽しんでいるということが伝わってきます。
作り込まれた表情ではなく、その場、その瞬間にしか生まれないリアルな感情を大切にしているのが、ウナクの魅力です。
ステージに立っているときの楽しさや音楽への熱量が、ストレートに表情へと表れている。
だからこそ、ウナクの表情には嘘がなく、「演技をしている」というより「自然に溢れ出るものを表現している」と感じられるんです。
ひとつひとつの視線や仕草にも、リアルな感情の温度が宿っている。
だからこそ、推しではなくても目がいく。
こんな子が推しグループにいてくれてよかった──
心からそう思える存在です。
豊かな表情と、自然体のまま音楽を楽しむ姿。
それこそが、ウナクがステージ上で放つ唯一無二の魅力だと感じています。
なぜウナクの表情はこんなに惹きつけるのか?
「表情づくり」が上手いK-POPアイドルは、実はたくさんいます。
今やどのグループにも、カメラを意識した巧みな表情演技を武器にしているメンバーがいます。
それは、プロのアイドルとして当然求められるスキルにもなりました。
けれど、そんな中でも、ウナクの表情づくりは群を抜いていると断言できます。
彼の表情がこれほどまでに人を惹きつける理由──
それは、作り込まれた演技ではなく、リアルな感情の動きがあるからです。
作り込まれた「表情演技」は、今や見慣れてしまいました。
だからこそ、ステージを心から楽しみ、その場の空気と一体になりながら、
今この瞬間にしか生まれない感情を自然に表現しているウナクに、心を惹きつけられるのだと思います。
演技ではない、内側から湧き上がる感情をそのまま乗せた表情。
だからこそ、ウナクの視線や微細な仕草には、余計な飾りが一切ありません。
そこにあるのは、嘘のないリアルな温度。
だから私は、自然とウナクの世界に引き込まれてしまったんです。
さらに、ウナクの表情には絶妙な「余白」もあります。
感情を過剰に押しつけることなく、観る側に想像の余地を残してくれる。
このさじ加減が、ウナクの表情により一層の深みと余韻をもたらしていると感じます。
ナチュラルでありながらも、ただ自然体であるということにとどまらず、観る者に確かなメッセージを届ける──。
それが、数多くのアイドルたちの中でも、ウナクが特別な存在である理由だと胸を張って言いたいんです。
おわりに

近年のK-POPシーンでは、デビュー時点で高い完成度を持つことが当たり前になり、「実力がある」というだけでは、なかなか差別化できない時代に突入しています。
そんななかで、唯一無二の存在感を放つために必要なのは、圧倒的な「惹きつける力」だと私は思っています。
パフォーマンスの技術や表現力に加えて、どれだけ見る人の心を動かせるか。
どれだけ視線を奪い、記憶に残る存在になれるか。
それが、これからのK-POP界で生き残り、さらに未来を切り拓いていくために不可欠な+αなのではないでしょうか。
そして、BOYNEXTDOORのウナクは、まさにその「惹きつける力」を体現している存在だと言えます。
彼の表情づくりは、単なる演技ではありません。
ナチュラルな感情の機微を的確に捉え、なおかつ、それを観る側に押しつけることなく自然に届ける──
そんな繊細さと力強さを併せ持っています。
単に「上手い」だけではない。
ウナクは、表情ひとつで人の心を動かすことができるK-POPアイドルです。
ウナクという存在が、これからさらに多くの人に知られ、K-POPの新たな可能性を切り拓いていくことを、心から願っています。
▼BOYNEXTDOORについて語った記事はこちら
📎WEBライター、Eum(うむ)へのお仕事依頼、お待ちしてます!
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