家族の前でヨガをやると、できない自分を肯定できた
5月から自立神経を整えたくて、ヨガをはじめた。
基本的には朝起きてからと、夜寝る前に10分ずつやっている。
夜は時間に追われてできない日もあるが、朝は毎日できるように習慣化が成功した。
ヨガをやるに至った経緯はこちら!
ヨガは体にいい。
ただ、わたしは運動ができない。
お手本を見たとおりに、体を動かす才能が壊滅的にない。
肉体を通しての模倣が、めちゃくちゃ下手くそなのだ。
もちろんダンスもできない。
リズム感もひどい。
体育の授業はずっと苦痛でしかなかったし、創作ダンスの時間なんて体育館に隕石が落ちたらダンスしなくていいのに、と思うレベルで嫌いだった。
下の子の出産後、15kg増えたまま痩せなくなったわたしは、あわててダイエットをはじめた。
スクワットとか、プランクとか、よくインスタでも見かける筋トレをやってみた。
しかしだ。
わたしは、スクワットができない。
スクワットの説明の意味がもうわからない。
膝がつま先より前に出ないように腰を落とす
出るやん。
膝曲げたらつま先の前に行くやん。
おしりを後ろにって言うけど、どこに力入れたらええねんゴラアアアアアア!
このレベルである。
なのでわたしは人前で運動をしなくなった。
どんくさいと笑われるのは、小中高の12年間でもううんざりだった。
これ以上自己肯定感ぶち下がったら生きていけない。
だから、ヨガはこっそりはじめた。
家族が見てない隙に、なにもやってないふりをして。
日陰者の気分だった。
心身に良いことをしているはずなのに、こっそりジメジメやるなんて。
精神衛生上よろしくない。
でもわたしにとって、人前で体を動かすのは精神的なハードルがものすごく高かった。
ウジウジ悩みすぎて、ウジ虫になる寸前だった。
ヨガをやるなら完璧にできないといけないなんて、勝手に自分を追い込んでいた。
追い込む必要なんてないのにね。
わたしがやりたいようにやればいいのよ。
自分に話しかける。
でも……
だって……
ウジウジした自分が物陰から、否定的な言葉を吐く。
いや、もういいわ。
そういうわたしうんざり。
ある日の寝る前。
思い切ってわたしは、家族がいる居間でヨガをはじめた。
イヤホンを片耳に入れて、スマホでYouTubeを入れて、座卓を端に寄せて。
ごろりと寝転がって、イヤホンから聞こえてくる指示を頼りに体を動かす。
「おかーさんなにしてるの」
「いっしょにやるう」
子どもたちが寄ってくる。
「体操してるのよ」
「一緒にやるね。こう?こう?」
子どもって、失敗するのも、人に聞くのも恥じらわないよね。
子どもたちはありのままのわたしを見て、そういうものだと思ってくれる。
夫も「毎日続けるのはいいな」と肯定してくれる。
あら?
あらら?
なんでわたしは自分が失敗してカッコ悪いところを見られることを、こんなに恐れていたんだろう。
結局、自分に失望したくないだけじゃん。
カッコ悪いのって、わたしのマインドじゃん。
ただのウジ虫じゃん。
この日以来、わたしは家族の前でヨガができるようになった。
できない自分を見られても、わたしが満足なら良いと思えたからだ。
そして、自分のカッコ悪さを肯定できたからかもしれない。
そんなわけで今日もわたしはヨガを続けている。
ちょっとウエスト、くびれてきたよ。
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