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バシャみ再来!謎のワタアメとシャア専用エスカレーター|シンガポール旅⑬

**新たなる地へ**

3日目の朝が来た。
2日目はシンガポールの街を限界まで練り歩き、
最終的に巨大クラブ「MARQUEE」にて
ルフィのJETピストルを喰らった激動の1日だった。
▼前回のクラブの話▼

今日からはいよいよ、
シンガポールが誇る一大リゾート地セントーサ島へと入島する。
そこには青い海と白い砂浜が広がっているはずだ。
ということは、漏れなく水着美女も大量に生息しているだろう。
おじさんのテンションが上がらない要素がどこにあるというのか。
いや、ない。
下心を隠しきれないまま
チェックアウトを最速で済ませ、セントーサ島へと進路を取る。

と……その前に、まずは朝飯だ。
我々の胃袋は常にハングリーである。

**入島前の朝飯**

振り返れば、この旅の朝飯は常に極端だった。
1日目は脂肪製造機のカヤトースト

2日目は右も左も逃げ場なしのインド風クレープ、プラタ

運命の3日目の朝。
次は何を胃袋に放り込もうかと
グルメ王Pの「上意」を待っていたその時、
珍しくKが挙手をして提案してきた。

K『俺、またあの“バシャみ”を感じたい』

まさかのリピート要求。
グルメ王Pの機嫌を伺いながらKが口にした「バシャみ」とは、
もちろん初日に我々の脳をバグらせた
バシャコーヒー(BACHA COFFEE)のことである。
1日目に味わった、あの得も言われぬファビュラスな高揚感を、
どうしても朝一番からキメたくなったのだ。

P『OK。バシャろう!』
P様っ……!圧倒的太っ腹……!ありがとうございます!
ってな訳で、まさかの強行スケジュールで
この旅2回目のバシャが電撃実現した。

*魅惑のバシャコーヒー*

色褪せぬゴージャス感

1回目で完全に耐性がついたかと思いきや、
2回目でも全く色褪せない圧倒的なゴージャス感。
店に一歩足を踏み入れるだけで、
アラフォーのえぐみが洗い流されていくような気がする。

映える

ここで、オシャレなモーニングセットを注文することにした。
フレッシュジュースと高級クロワッサンが
セットになっている優雅なやつだ。
すかさず、シュッとした店員さんが
「フレッシュジュースのフルーツは何にする?」
と流暢な英語で聞いてくる。
店員『オレンジ or ワタアメ?』

…綿アメ…?

一同固まる。
英語が流暢すぎて聞き取れない。
綿アメな訳がない。
なんだ?なんのフルーツのこと言ってるんだ?

聞き取れなかったため、すかさず聞き返す。
耳に全神経を集中させ、ヒアリング力を限界まで高める。
伊達に高い月謝払って中学受験してねぇぜ!
俺の学力を見せてやる!

店員『オレンジ or ワタアメ?』

_人人人人人人人人人人_
> やっぱ綿アメだ…! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

聞き直してもなお綿アメ…!
オレンジは分かったがもう一方がどうしても
お祭りの屋台の味から離れない。
いっそのこと綿アメなのか…!

脳裏に1日目のあのビターな国際交流の思い出がフラッシュバックする。
▼英語に敗北した、美女たちとのコミュニケーションの歴史▼

綿アメを頼んで未知の液体が出てきて大事故を起こすよりも、
オレンジという安全パイに逃げるべきか……。
そう思いつつ、解決の糸口を求めて
他のお客さんが何を頼んでいるのか辺りをギョロギョロと見渡す。

少し遠めのお客さんの飲み物が赤い…
トマト…?それともブラッドオレンジ…?

いや…!
スイカだ…!
ウォーターメロンだ…!

Watermelonがワタアメに聞こえたのか…!


【シンガポール豆知識】
シンガポールの英語の発音は独特で
シングリッシュと呼ばれてるとのこと。
それがもしかしたら関係してるのかもしれない。
おじさんの英語のヒアリング力とのケミストリーでの綿アメ


ワタアメこと100%スイカジュース
いろんなクロワッサンを2個選べる贅沢システム

なんのコーヒーとクロワッサンを選んだのかは
もはや何一つ覚えてないけど
とにかく全部うまくて気分は高揚する。
綿アメ騒動はあったが朝から気分が良い。
バシャみは人のえぐみを流してくれる。

あまりの居心地の良さに、お土産も大量に購入!
ちなみに「1万円以上買えば免税してくれるよ!」という
甘い言葉に乗せられ、Kは1万ちょっとの買い物をしたのだが、
最終的に返ってきた免税額は約500円でした。
富裕層の国でワンコインを必死に取り戻すおじさん、哀愁がすごい。

**いざセントーサへ!!**

バシャみで身を清めた我々は、
ついにこの旅最後の決戦の地、セントーサ島に到着した。
通常、この娯楽島に入るには入島税という
身ぐるみを剥がされる税金が必要なのだが、
島内のホテル宿泊者はこれが免税されるという特権がある。

このセントーサに着くために電車を乗り継ぐ必要があるのだが
その中での『Vivo city』という駅にて
なかなか経験できない体験をした。

それはエスカレーター。

Vivo cityの改札から地上に出る時に使うエスカレーターが
とんでもなく速い。

おじさん3人は乗った瞬間に派手によろけた。
角度も急で、まるでジェットコースターの始まりを予感させる。
Vivo cityは国内最大級の巨大ショッピングモールもあるし
セントーサ島の玄関口でもある。
これから遊ぶぞ!という逸る気持ちを表現した結果なのか
エスカレーターがぐんぐんと速い。

ここでふと、思い返してみると、
シンガポールのエスカレーターの速度には
統一性がないという致命的な事実に気付いた。

日本の渋谷・宮下パークのエスカレーター並みに
「歩いた方が速いだろ」という超ノロノロ運転のモノがあったかと思えば、このVivo cityのようにシャア専用レベルでよろけさせてくる
爆速のモノもある。
エスカレーター職人の気分によるものなのか?

実はこの「エスカレーターの速度の統一性のなさ」に
強烈な面白さを感じて、
「これ、noteに書いたら絶対にネタになるな」と思ったことこそが、
私がこの旅行記を書き始めるすべてのキッカケ(原点)だったのだ。
▼記念すべき1回目▼

第1話の文中に、こっそり書いていたこの一文を覚えているだろうか。

シンガポール滞在中にあることが起きてちょっと書いてみたいなと思ったんだが

そう、すべてはこの「爆速エスカレーター」へのツッコミから
始まったのである。
(13話目にして怒涛の伏線回収)

シンガポールに行く人/行った人たち、
是非エスカレーターの速度に注目してほしい。
他にも速いのもあったが
Kが感じた1番はVivo cityのソレだ。
君が速いと思った隠れたサーキット場を知っている有識者がいれば、
ぜひコメント欄で教えてほしい。
君からのタレコミを以て、
君を「エスカレーターマイスター」に認定する。
これで君もエスカレーターマイスターだ!

*入島!*

逆光の中、入島!

専用の近未来的なモノレールに乗り込み、
強烈な逆光に目を細めながら、ついにセントーサ島へ上陸!

そこはユニバーサル・スタジオ、
巨大ショッピングモール、
そして欲望のカジノや広大なビーチがひしめき合う、
国を挙げた大人の最強娯楽島。
旅のラストを飾る3日目、
おじさん達はここをキャンプ地とするっ……!!!

**次回予告**

シングリッシュの「ワタアメ」に耳を破壊され、
爆速エスカレーターで三半規管を破壊されながらも、
なんとか楽園「セントーサ島」へと辿り着いたおじさん3人衆。

ユニバーサルスタジオ!ビーチ!そしてカジノ!
視界に飛び込んでくる圧倒的な「娯楽島」のバイブスに、
おじさん達のテンションは最高潮へ。

次回、シンガポール旅第14話。
3日目のキャンプ地となる、楽園のホテルへいざチェックイン!
おじさん達がついに水着美女の待つ(はずの)ビーチへと繰り出す……!?

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➔to be continued…

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