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ディック・フランシス『興奮 ハヤカワ・ミステリ文庫』菊池光訳 早川書房 1976年4月刊 378ページ  Dizzy Gillespie (1917-1993) & Stan Getz (1927.2.2-1991.6.6) "It Don't Mean a Thing (If It Ain't Got That Swing)" (1953.12.9)  日記 2016年4月10日 荒れはてて風もさはらぬ苔の庵にわれはなくとも露はもりけん 新古今和歌集 1631

日記
2016年4月10日
午前1時20分起床
室温17.4度 湿度60%
体重51.2kg BMI 19.0
スクワット70回 懸垂6回
61歳3か月

Dizzy Gillespie (1917-1993) &
Stan Getz (1927.2.2-1991.6.6)
"It Don't Mean a Thing (If It Ain't Got That Swing)" (1953.12.9)
https://www.youtube.com/watch?v=4ufDQ11H8RI

Diz and Getz (1955)
https://en.wikipedia.org/wiki/Diz_and_Getz

Dizzy Gillespie - trumpet
Stan Getz - tenor saxophone
Herb Ellis - guitar
Oscar Peterson - piano
Ray Brown - bass
Max Roach - drums

ディジー・ガレスピーの名前は、
ジャズを聴き始めた高校生の頃(1970-72)から知っていますけど、
チャーリー・パーカー(1920-1955)との共演盤しか買ったことは
ありません。
この演奏は
https://themuse.exblog.jp/10146719/
「スウィングしなけりゃ意味がない」
https://ja.wikipedia.org/wiki/スイングしなけりゃ意味ないね
https://en.wikipedia.org/wiki/It_Don't_Mean_a_Thing_(If_It_Ain't_Got_That_Swing) 
で知り、ユーチューブで初めて聴きました。


https://www.iwanami.co.jp/book/b259617.html

荒れはてて風もさはらぬ苔の庵(いほ)にわれはなくとも露はもりけん
 [読人しらず]
 ひじり後(のち)に見て、返し
新古今和歌集 巻第十七 雑歌中 1631
「荒れはてて風も存分に吹き抜ける苔の庵には、
私は不在でも露は漏れて留守していたでしょうに。」
『新日本古典文学大系 11』岩波書店 1992.1 p.476
恵慶法師集、
初句「ありはてて」、
三句「苔のいほり」。
恵慶法師からの贈歌
「苔の庵さして来つれど君まさでかへるみ山の道の露けさ」
への返歌。
さはらぬ 妨げにならない。
苔の庵 これは自分の庵の謙辞。
「荒れ」「露」は縁語。
もり 「漏り」と「守り」と掛詞。
贈歌の示唆する「涙の露」のことはそ知らぬ顔で受け流し、
「露なら山路でなくとも拙い庵の中にしっかりと居りましたはず。
お上がりになればよかったのに」
と応じた洒落た挨拶。
「山辺」に寄せる。

2013年の立春、
2月4日から毎日一首づつ投稿し始めた
新古今和歌集の通読(つぶやき)が
四年かかって終わりました。
https://bookmeter.com/mutters/153791951
https://bookmeter.com/mutters/153744722
全二十巻
春夏秋冬賀哀傷離別羈旅恋雑神祇釈教
1995首
明日から再読
2017.3.26


初版表紙カバー 1976.4

Dick Francis (1920.10.31-2010.2.14)
ディック・フランシス
『興奮
 ハヤカワミステリ文庫』
菊池光訳
石川喬司解説 
早川書房 1976年4月刊
378ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4150707014/
「〔競馬シリーズ〕
最近イギリスの障害レースでは思いがけない大穴が十回以上も続出した。
番狂わせを演じた馬には興奮剤投与の形跡が明白であったが、証拠が
発見されなかった。そこにはどんなからくりがあるのか?
事件の解明を依頼された牧場経営者ロークは、厩務員に身をやつして、
黒い霧の調査に乗り出した!」

https://www.amazon.co.jp/dp/4150707014/

Kindle版
https://www.amazon.co.jp/dp/B00KVA41ZE

試し読み
https://x.gd/XZABy
https://bookwalker.jp/de035e072a-918d-4c4c-92b7-ec0f2140bd1f/

英国で
1965年に発表された
第3作
For Kicks

日本で
「競馬スリラーシリーズ」
第一冊目
として刊行された
『興奮
 ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1007』
1967.10
の文庫化。

ハヤカワ・オンライン 出版史
https://www.hayakawa-online.co.jp/company/history
「1976年4月
『ハヤカワ・ミステリ文庫』刊行開始」

第3作『興奮』、
第4作『大穴』、
第14作『重賞』(最新作)
の三冊同時刊行。

ハヤカワ・ミステリ文庫
『興奮』の
アマゾンに掲載されている書影は、
改版時に変更された写真を使用した表紙カバーですが、
私の持っている初版は山野辺進による絵です。

山野辺進 Home Page
https://susumu-yamanobe.jimdofree.com/

https://susumu-yamanobe.jimdofree.com/

ディック・フランシスは
1920年生まれで、
1957年まで騎手として活躍。
2010年2月14日、逝去。
享年89。
https://en.wikipedia.org/wiki/Dick_Francis

https://ja.wikipedia.org/wiki/ディック・フランシス

早川ミステリ文庫の
『興奮』は、
初版と
現在販売されている新装版では、
サイズだけではなく
本文も異同があるようです。

初版では、
主人公が暗誦する
『黙思録』の著者が
マーカス・オーレリアスと英語表記ふうなんですが、
現行版では
マルクス・アウレーリウス
と表記されているそうです。

「人間が平穏と、世俗からの開放[解放かなぁ?]を
全うし得るのは、自分の魂の中にひきこもる時しかない…」
p.218
https://bookmeter.com/reviews/30374288

主人公は
オーストラリアの種馬牧場経営者、
ダニエル・ローク(27才)。

明治大学文学部学生の頃(1973-77)、
初めて読んだ
ディック・フランシスが
『興奮』でした。

東京都立立川図書館から借りた、
赤い装丁で分厚い
『世界ミステリ全集 17』
早川書房 1972.9
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J9839C

https://www.portnet.ne.jp/~noraneko/hmz.htm

で、
ギャビン・ライアル
『もっとも危険なゲ−ム』1963

ジョン・ボ−ル
『夜の熱気の中で』1965
(映画『夜の大捜査線』1967
シドニー・ポワチエ主演
https://www.allcinema.net/cinema/24393

の原作)
も収録されていました。

もう30年以上前のことです。
あれから競馬シリーズを40冊以上読んできて、
今年(2010)も新作、
第43作『拮抗』
を読みました。
来年もまた新作を読みたいなあ〜。

日本では、この
『興奮』から刊行が始まった経緯を、訳者の
菊池光さん(1925.5.22-2006.6.16)が
『ディック・フランシス読本』
早川書房 1992.11
http://www.amazon.co.jp/dp/4152035374/
に書かれています。

「1966年は、最初の訳書、
ギャビン・ライアルの
『もっとも危険なゲーム』を訳した年である。
その翌年の初め頃、原稿を届けて
常盤新平さんと話をしている時、
何か面白い本はないかと言われて
即座にフランシスの作品を奨めた。
常盤さんが、
こちらでも考慮している作家だ、やってくれ、
と言い、
どれがいちばん面白いのかと訊かれたので、
『興奮』があらゆる面で優れていると答えた。
結局、読者へのインパクトを考慮して
三作目が日本で最初に出ることになった。」
『ディック・フランシス読本』
早川書房 1992.11
p.66
菊池光
「ディック・フランシスとの出会い」

https://ja.wikipedia.org/wiki/菊池光

https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/pfbid033NvvFYbcokswQt49h6ZpLXTVdnK8F4Ex2k3gMbTLR8kyRqkeHmSjekjN595dyUsgl

昔読んだミステリ。 ディック・フランシス『興奮 (ハヤカワミステリ文庫)』菊池光訳 石川喬司解説  早川書房 1976年4月刊。 https://bookmeter.com/reviews/4850191...

Posted by 山本 鉄二郎 on Saturday, April 9, 2016

以下、
フェイスブック
コメント欄(2016年4月)
転載

K
最後、三つのBの元の単語が気になります。

山本 鉄二郎
何なんでしょうねぇ。
買収、謀略、暴力の元の単語は?
娘がペーパーバックの
For Kicks (Pan Books 9th printing 1978)
を持ってました。
以下、最後の三行です。
"Whether you could be bribed or bludgeoned or
black-mailed," he said casually, "into changing sides,"
He dialled the number, and altered my life.

K
ありがとうございます。同じBなんですね。

山本 鉄二郎
二つ目の bludgeoned が暴力で、
三つめの blackmailed は恐喝・脅迫かなぁ?
「きみを買収、あるいは謀略、あるいは暴力などの…」
という訳文の語順に若干違和感を感じます。

Number ten? The three B's. I should say definitely not the first two, much too proud. As for the third, he's the type to shout for help.
「十番? 三つのBだな。初めの二つは絶対にない。自尊心が許さない。
三つめについては、すぐ助けを求めるたちだ。」

三つめの「すぐ助けを求める」のが、
原文では blackmailed なのに、
訳文では「暴力」になっているのが不審です。
ダニエル・ロークは
妹や弟に危害を加えるというような脅迫があれば
「すぐ助けを求める」でしょうけど、
自分への暴力であれば対処すると思うのです。

読書メーター
ディック・フランシスの本棚
登録冊数46冊
発表年順
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091211

https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091211
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https://note.com/fe1955/n/ndcfbe73ea636

https://note.com/fe1955/n/n4e559f7d92e8

ディック・フランシス(1932.4.26-2018.11.7)
『度胸
 ハヤカワ・ミステリ文庫』
菊池光訳
早川書房 1976.7
『大穴 』1976.4
『飛越 』1976.9
山本一生
「D・フランシスの究極のミステリー」
『書斎の競馬学 』
平凡社新書 2008.12
https://note.com/fe1955/n/na6b78450f7c1

ディック・フランシス(1932.4.26-2018.11.7)
『転倒
 ハヤカワ・ミステリ文庫』
菊池光訳
早川書房 1979.9
『ブリット』1968
監督 ピーター・イェーツ
出演 スティーブ・マックイーン
冷凍食品
https://note.com/fe1955/n/n097b5d7d82e5

ディック・フランシス(1932.4.26-2018.11.7)
『横断
 ハヤカワ・ノヴェルズ』
菊池光訳
早川書房 1989.11
コナン・ドイル(1859.5.22-1930.7.7)
『回想のシャーロック・ホームズ 新訳版
 創元推理文庫』
深町眞理子訳
東京創元社 2010.7
小池滋先生(1931.7.15- 2023.4.13)
小野二郎先生(1929.8.18-1982.4.26)
https://note.com/fe1955/n/n704a9c240bcb

古内一絵(1966- )
『キネマトグラフィカ』
東京創元社 2018.4
ディック・フランシス
『標的
 ハヤカワ・ミステリ文庫』
菊池光訳
早川書房 1996.9
コテージパイとシェパーズパイ
https://note.com/fe1955/n/n9559f73b6968

ディック・フランシス(1920.10.31-2010.2.14)
『再起
 ハヤカワ・ノヴェルズ』
北野寿美枝訳
早川書房 2006年12月刊
https://note.com/fe1955/n/n6aa5340cbe90

ディック・フランシス
フェリックス フランシス
『祝宴
 ハヤカワノヴェルズ』
北野寿美枝訳
早川書房 2007年12月刊
https://note.com/fe1955/n/n8ac940332b93

https://note.com/fe1955/n/n4d771599eaf5

https://note.com/fe1955/n/n05005444d0d8

https://note.com/fe1955/n/n66d02cacdb4c


https://www.amazon.co.jp/dp/416792370X

フェリックス・フランシス(1953- )
『覚悟
 文春文庫』
加賀山卓朗訳
文藝春秋 2025年5月8日発売
https://www.amazon.co.jp/dp/416792370X

「伝説の名シリーズ、復活。
英国スリラーの誇り高き正統。
ミステリー史に残るヒーローとともに
〈新・競馬シリーズ〉の幕が開く。
落馬事故で左手を失った元騎手シッド・ハレー。
その不屈の意志で競馬界最高の調査員として
名を馳せた彼は、6年前に命がけの仕事から引退し、
現在は妻子とともに平穏な生活を送っていた。
だが競馬界の重鎮スチュアート卿から不正の疑惑のある
レースが頻発しているという相談を受ける。
調査依頼を固辞したハレーだったが、翌朝、卿は変死を遂げた。
自分は依頼を断るべきではなかったのか――?
スチュワート卿の遺志を継ぎ、ハレーは卑劣な敵のひそむ闇に
敢然と踏む込んでゆく。だが調査を阻止しようとする
敵の魔手は彼の身辺に及ぶ……。
名作『大穴』『利腕』『敵手』『再起』
に登場した名キャラクター、シッド・ハレー登場。
英国スリラーを代表する伝説の名作、
〈競馬シリーズ〉。日本でも著名人や作家はじめ
多くの読者に愛された
ディック・フランシスの名シリーズが、
長らく執筆の協力を務めてきた
フェリックス・フランシスの手でよみがえる。
〈新・競馬シリーズ〉、ここに始動。」

日記
2016年6月

2016年6月14日
https://note.com/fe1955/n/ncf876df01605

2016年6月26日
https://note.com/fe1955/n/n1235406c81e0

M・W・クレイヴン
『ストーンサークルの殺人
 ハヤカワ・ミステリ文庫』
東野さやか訳
早川書房 2020.9
592ページ
『ブラックサマーの殺人』2021.10 624ページ
『キュレーターの殺人』2022.9 640ページ
『グレイラットの殺人』2023.9 736ページ
『ボタニストの殺人 上下』2024.8 400ページ 400ページ
https://note.com/fe1955/n/n92495715a51f


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