森平太郎が遺した軌跡 後編 (大森西) #72
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はじめに
本稿では
森平太郎氏の
多岐にわたる功績に焦点を当て
その生涯を追う。
故郷佐賀に残した
教育への貢献、
販売戦略としての
ユニークな取り組み、
そして後世に与えた影響について
詳述したい。
エピソード
故郷における社会貢献
・1932年 (昭和7年) に、
火事で焼失した
地元の小学校の講堂再建のため
寄付しました。
その功績を称える記念碑が
小中一貫校北山校に
(佐賀市富士町大字中原342-2)
残っています。
祖父森源兵衛の名をもって
建立されたこの頌徳碑は、
故郷への深い想いを
示すものである。
平太郎は地元佐賀において、
名士として
語り継がれている。

頌徳碑と思われる石碑
(画像 © Google)
森平太郎氏に関わる公文書
この寄付を証明する文章は、
佐賀県公文書館に公的記録として
残されています。
次の資料は、
佐賀県公文書館から正式な許可を得て、
森平太郎氏が故郷に寄付したことを示す公的記録
(1933年 (昭和8年) 7月付佐賀県公報「褒章」) を
参考に作成しました。[⁴]
※2025年09月02日追記

森平太郎氏が、
故郷である佐賀県小城郡の小学校講堂建築費として
寄付を行ったことを示す**公的記録**。
1933年(昭和8年)7月付の佐賀県公報「褒章」に、
金281円85銭の寄付記録が残されています。
販売促進と教育の融合
販売促進のために発刊された
漫画雑誌の「ウマイモン太郎」は、
単なる付録としての役割に
留まらなかった。
楽しみながら学べる
教育資料として構成され、
子供たちに幅広い知識を提供し、
親からも支持される構成を
目指していた。
文化・歴史への影響
作家・北方謙三との関係
作家の北方謙三は
森平太郎の曾孫にあたる。
2009年平太郎をモデルにした
小説「望郷の道」を執筆し、
彼の功績を
現代に伝えている。
菓子文化への影響:
熊本県の菓子メーカー
誉の陣太鼓などで知られる
「お菓子の香梅」の
創業者である
副島梅太郎氏は、
新高製菓の前身である
一六軒で修行を積んでおり、
「新高製菓の流れをくむ者」
ともいえる。[³]
歴史を刻んだ建物の変遷
一六軒本店だった建物は、
戦後「資生西薬房」となり、
医薬品の輸入や卸売をしていました。
その後「資生実業股份有限公司」
となりましたが、
現在は解散しています。
しかし、
2017年2月に
解体計画が持ち上がると
建物はすぐに解体されました。
現在2025年、
その場所は空き地となっています。
森平太郎を辿るもの
森別荘跡地
晩年を過ごした
別荘跡地 (旧清流荘) は、
史跡として残されている。[¹]
石碑
実相院には
平太郎とエイの
石碑がある。
※佐賀県佐賀市大和町大字川上
実相院内 [¹]
功績を称える図書館
出身地である
佐賀市立図書館富士館には
元館長の吉浦明さんが集めた
「新高製菓グッズ」が
多数展示されています。

「企画展示 望郷の道 第2弾」資料3/5より
現代に息づく名物
佐賀県佐賀市富士町にある
「北山饅頭」
(ほくざんまんじゅう) は、
新高製菓従業員だった方が、
1930年 (昭和5年) に開業され
新高製菓の系譜を継ぐ老舗である。
ここにも、
森平太郎氏が遺した情熱が
息づいている。

ここにも、森平太郎が遺した情熱が息づいています。
(画像 © Google)
おわりに
いかがだったでしょうか?
森平太郎氏の功績は、
社会貢献、教育、文化、
そして菓子業界の発展に
多大な影響を与えました。
「Otapedia」は
森平太郎を
「アジアの製菓王」
新高製菓を
「大田区無名の企業」
富士見通を
「大田区未顕彰の地域遺産」
として登録します。
大田区の記憶を呼び起こす
「Otapedia」の活動
私たちは
その“名を失いかけたものたち”に、
もう一度まなざしを向け、
記憶の岸辺に呼び戻す営みです。
彼らの活動や
痕跡は消えても、
地域に遺した軌跡を
未来へと伝えていきます。
これらは
「Otapedia独自の呼称」であり
「大田区公式の認定ではありません」。

出典
1.企画展示 「望郷の道 展 第2弾」資料3/5より
2. © Google
3. Wikipedia 新高製菓
4.佐賀県公報「褒章」昭和8年
この資料は佐賀県公文書館から
正式な許可を得て、
公的記録を参考にしています。
企画展示
「いとお菓子さが ~シュガーロードと銘菓~」より
※2025年09月02日追記
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