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forgiveness1
#513_モノローグ_未来の速度
──信号が点滅して、あなたの背中だけが、先に夜を渡った。
走らなかった夜。
渡りそびれたまま、赤信号で立っていた。
人を好きになる前に、
わたしを、置き去りにしたくない。
受け身より、追いつくより、並んで歩ける人でいたい。
逃げなかった夜を
強さと呼べるのなら
目を逸らさず
それでも、わたしを失わないでいたい。
点滅が消えたあとも、
わたしはまだ、赤いまま…
名前を呼ばれたら、
きっと、ふり向く。
走らなかったわたしを、嫌いじゃない。
伏せた目を 上げたら
あなたが そこに
現れたらいいのに──
<了, 約 230 字>
モノローグ・関連作品はこちらです
夜、昼、朝、光、夜、(本稿)
140字の作品を書き続けていた延長シリーズです。
今夜はどうぞ、温かい夜をお過ごしくださいね🌙
↓昔の作品です。

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