#486_モノローグ_うつくしい人
ある夜のこと──
姿勢がきれいなきみに、心を奪われた。
背筋がすっと伸びていて、
肩の力が抜けていて、
手元の動きが静かで、
呼吸が整っている。
それだけで、
彼女の生き方や、
自分との向き合い方や、
日々の積み重ねが透けて見えた。
僕が「きれい」と感じたのは、
外見じゃなくて、
その人の “佇まい” の美しさだった。
その “所作の美” に敏感になってしまう。
たまたま同じ空間にいた彼女に、
ふっと心が動いた。
それは恋でも憧れでもなくて、
美しいものに反応する感性だろう。
その “静かな美しさ"
その姿勢を見て
少しだけ呼吸が整うのを感じていた。
<了, 約 250 字>
慌てて飛び起きた。
──朝6時。
note。
なんと罪深いんだろう。
夜明けの薄明かりがつくる白い影が、
まだ僕の中で、静かに脈打っていた。

作者の夢うつつでした
モノローグ、2本目です。
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