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スキ100超の50記事から「クリックされる企業noteのタイトル」を分析してみた

「せっかく書いた記事、誰にも届かなかったらどうしよう…」 広報として新しい役割を担ったとき、不安な気持ちを抱く方は少なくないはずです。

noteのタイムラインを眺めていると、思わず指が止まり、そのままクリックしてしまう魅力的なタイトルに出会うことがあります。特に個人クリエイターの記事は、発想も表現も自由。その人らしさがタイトルから溢れ出しているものが多く、ついつい引き込まれてしまいます。

一方で企業noteは、「自社ブランドをきちんと伝えたい」「誤解を生まないようにしたい」という意識が働くあまり、どうしても真面目な印象に留まってしまいがちです。

企業の記事がユーザーの目に留まり、クリックされるためには一体何が必要なのでしょうか。

そこで私は、前回の記事から学んだ「情報収集と分析」「真似るから学ぶ」を実践して、クリックされやすい企業noteのタイトルについて調査することにしました。

100スキを超える、いわば「読者から選ばれてきたnote」を50記事以上、一気に読み漁り、AIツールのNotebookLMも相棒として活用。

数ある企業noteのなかから「なぜその記事を読みたくなったのか」 理由を言語化し、再現性のあるタイトル付けができることをゴールに設定しました。

今回が2本目となる連載『ひとり広報のための広報実践ログ』では、月に1回、広報にまつわる実践的なテーマを取り上げていきます。

これから広報に挑戦したい方や、ひとり広報の方にとって、立ち止まったときに読み返せる記事を目指して毎月投稿していきますので、一緒に成長していけたらうれしいです!

ライター:水田やきいも
長野県在住のフリーランスライター。2児の子育てに励みながら広報を勉強中、noteでの発信にも精力的に取り組む。好きな食べ物は焼き芋。


スキ100超の企業noteはなぜクリックしたくなる?

note編集部が選ぶ『今日の注目記事』などからスキ100超の記事を抽出

今回、100スキを超える企業noteを50記事以上ピックアップして、「なぜクリックしたくなるのか」そのタイトルの特徴を探ってみました。

そのなかで私自身が最もクリックしたいと感じた瞬間は、タイトルだけで何が書いてあるのか想像できる、かつ「それ、どういう事!?」と、結果を知りたくなるようなタイトルを目にしたときでした。

たとえば、シャープ公式noteのこちらの記事。

「あの春から5年間マスクを本気で作ったら」という言葉でコロナ禍の出来事であることが想像できますが、「54個の金メダルをもらった」とはどういうこと?と、その先を知りたくなります。

また、JTB公式noteで投稿された次の記事では、「最上級生から新1年生へ。」のたった一言でベテラン社員の方が新しい挑戦をされた様子が書かれているのだと想像がつきます。

60歳のシニア社員の方が一体どんな挑戦をして何を得たのか。個人の体験をベースとした記事が読める期待感が感じられるタイトルです。

「新1年生」と「60歳」の数字のギャップからも何が読めるのかワクワクした気持ちでクリックしてしまいました。

ほかにも、何について書いたか分かりやすいタイトルのつけ方として「〇〇の話」とストレートに持ってくるもの、結果が気になるタイトルとして「〇〇してみた」と、実際にやってみたことが伝わるタイトル付けも興味を惹きます!

次に紹介するのが、こちらの2記事。思わずクリックしたくなりませんか?

タイトルに数字が入ることで、実績の凄さや時間の重みが一目で伝わり、記事の信頼性が高まります。内容をイメージしやすい効果もあり、自分事として読める気がしますよね!

NotebookLMで分析したら、クリックされるタイトルの秘訣がもっと鮮明に

「せっかくたくさんの記事をピックアップしたのだから、余すことなく気付きを得たい!」と思った私は、さらにNotebookLMも使い、クリックされるタイトルについて研究してみることにしました。

noteの記事を上限の50ソースまで追加

そして、NotebookLMに問いかけます…。

これらの企業noteは100スキを超える人気記事です。クリックされるようなタイトルにはどんな工夫がありますか?

教えて、NotebookLM!!

100スキを超える人気企業noteのタイトルには、読者の「読みたい」を刺激する法則があります。読まれるタイトル作成のヒントとして活用してください。

ありがとう!

すでに紹介した①数字を入れる②「〇〇の話」形式でストーリーを伝えることのほか、すぐに実践できそうな次のヒントが得られました!

1. 「意外なギャップ」で興味を引く

本来結びつかない要素を並べると、読者は「なぜ?」と気になり、クリックしたくなります。

業種×製品の意外性:

 2. 読者の「知りたい」という疑問に応える

起源を知りたい:

本質を問う:

「なぜ?」「どうやって?」という問いかけはフックになり「私ならどう思う?」と一気に自分事として引き込まれます。

3. キャッチーな言葉や呼びかけを使う

親しみやすい造語:

読者への問いかけ:

「これもう『のりやん』!?」など、まるで友だちと会話している感覚になるタイトルは思わずクリックしたくなります。絶妙なゆるさを出せるのもnoteでの発信の魅力ですよね!

ほかにもNotebookLMでこんなことを聞いてみました…。

50記事中、タイトルの平均文字数、漢字、数字、ひらがな等の割合も教えて

1. タイトルの平均文字数
平均文字数:約32文字 (最短19文字 ~ 最長50文字)

2. 文字種の割合(推計値)
• ひらがな:約45%
◦ 役割:文章にリズムを与え、親しみやすさを演出。漢字が続く場合はあえてひらがなを挟んで可読性を高める工夫も見られます。
• 漢字:約35%
◦ 役割: 「誕生秘話」「環境整備」など記事のテーマ(核心)を伝え、情報の密度を高めます。
• カタカナ:約12%
• 数字・記号:約8%

NotebookLMより抜粋

noteヘルプセンターによると、タイトルは25文字くらいにすることがおすすめされていますが、今回ピックアップした50記事の平均文字数は約32文字。

あえてひらがなを使い、親しみやすさを演出したり、核になるテーマは漢字を使ってビジュアルで情報を伝えたりと、工夫できるポイントがわかりました!

まずは気づいてもらうこと。でも、それ以上にスキを押したい理由がある

今回50以上の記事を読んでみて、一番の収穫は「タイトルの正解」がわかったこと…ではなく、今までなんとなく感覚でやっていたことに自分なりの「理由」を持てたことでした。

「どうしてこれがいいと思ったのか」を言葉にしたことで、次からは迷わず工夫できる。これがいわゆる「再現性」なんだと、実感を伴ってわかった気がします。

そして、いくつもの企業noteを読むなかで改めて気づいた大切なことがあります。 それは、いくらタイトルで興味を持ってもらえても、やっぱり読んで心が動かなければ「スキ」を押すという行動にはならないということです。

私が思わず「スキ」を押してしまったのは、そこに書かれたストーリーに共感したり、中の人の熱量をそのまま感じたりして、いつの間にか自分事として夢中で読んでいたときでした。実は今回、泣きながら読んだ記事もあるほど感情が動かされたものもあります。

タイトルは記事を見つけてもらうための入口。 その先に、熱を持って書いた中身はあるか。その両方をセットで大事にしていきたいと感じました。

せっかく心を込めて書いた記事です。 まずは読者と出会って、その先にあるあなたの想いが、届けたい人にちゃんと届きますように。

ふたり広報のnoteでは「企業noteの育て方」をまとめていますので、こちらのマガジンも記事作成の参考にしていただけるとうれしいです。

参考にさせていただいたスキ100超の「タイトルが素敵な企業note」は下記マガジンにまとめていますので合わせて読んでみてくださいね。

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