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私が読書感想文に反対する理由──感想と事実を混同しないために

おはようございます。ぎっちゃです。

夏休みの定番といえば読書感想文ですよね。
もうすぐ夏休みに入ってやらないといけなくなるという人もいると思います。

ただ、私個人の意見としては読書感想文には反対という立場をとっています。

その理由、そして私が感想文より評論文を推す理由も話そうと思います。

純粋な感想ってそこまでないのでは?

これは人によって意見が割れると思いますが…

原稿用紙5枚分、2000字もの分量を感想だけで書き切るのは至難の業だと思います。

大人でも難しいこの課題を小中学生に課すのです。

もちろんスラスラと思いを書ける人もいると思います。
小学生の中にもぐわーっと思いを書いたらいつのまにか書けていたという人も一定数います。

けど大半の人には難しい。

そもそも小学生が皆苦戦するのだから難しいのです。

無理して経験を長々と書いたりして…

私の場合、原稿用紙の3枚分くらいで物語に関連した経験を書きました。
そして2つの経験のアナロジーを書くのです。

けど、それって感想ですか?

それでもまだ書かないといけないから、物語の中から印象に残ったところを列挙しだすのです。

だんだん文章は散漫になっていき、最後には「字数は大丈夫だけど中身がまるでない文章」が完成してしまう!

これを6年間繰り返すのです。

読書感想文によって感受性は鍛えられるのか?

読書感想文は確かに意義を持って出しているのだと思います。

小学生に感受性豊かになってほしい。

サイコパス的な思考をしないでほしい。

その思いはよくわかります。
しかし一方でこうも思うのです。

サイコパスでも上手い感想文は書けますよね?

逆に読みながらいろんな思いを持った子でも字数が足りない子もいる。

そして何も感じなかった子でも文章が上手ければ立派に書ける。

読書感想文の上手さは何を思ったかがあまり関係なくなっているのです。


感想を押し付けてない?

読書感想文にも2種類あります。

自由課題

課題図書

この課題図書って少し変じゃないですか?

なぜ読む本を指定されるのですか?

そしてそれをコンクールで競うのです。
この本を読んだ感想の上手さを。

これではまるで感情を強制されています。
この本はこう読んでね」って。

本来感想は自由であるべきです。
別に課題図書が面白くないなら自分が好きな本を読んだらいい

けど実際にはこの4冊から選んで感想を書けと言われるのが現実です。


評論文を書こう

そこで私は、読書評論文、あるいは考察でもいいですが、本を評価する文を書くといいと思っています。

小学生であっても、書き手の目線に立つのは大事だと思うのです。

別に大層なことを述べる必要はありません。

こんなに長い物語なのにスラスラ読めたのは初めてです。魅力的な主人公のおかげで話にのめり込んでいました。

構成の評価

序盤に出てきたあの人が最後に活躍するのは意外でした。もう一度、読んでみると確かに彼女が再び出てきそうな伏線があった。

技術の考察

作者さんはこのシーンを書きたくて物語を作ったのだと思いました。しかし私はあまり実感がわかなくて感動しませんでした。

意図の推測

こんな感じでラフに書いたらいいのです。

最後の文で「思いました」とありますがこれは感想ではなく考察です。

討論で感想と事実とが区別できない

この評論文のおかげで読書感想文がもつある弊害をなくせるのです。

その弊害が議論に「感想」が挟まってしまうこと。

日本人は討論が苦手といわれます。正しく議論をするにはあなた個人の思いは省いて客観的に話さなければならない。

それが苦手な一つの原因は「感想を重視しすぎる」からだと私は考えています。

実際に、日本ほど感想を重視する国はあまりありません。
成長するにつれて、あなたの気持ちはさほど重視されないのが現実です。

正しく議論するためには、個人の感情(感想)と、客観的な分析(考察・事実)を切り離さなければなりません。

幼い頃から「思ったこと」と「考えたこと」を区別する習慣をつければ、大人になってからの議論の質は劇的に変わるはずです。


まとめ…評論文を書こう

ということで、みんなで評論文を書きましょう!
別に偉そうな評論家になる必要はありません。読んだ本を解剖し(サムネ図)、その本の中の秘密を探るのです。

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