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【中学受験小5】激化した反抗期…息子が学校で抱えていたもの

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塾の勉強を立て直すことで、てんやわんやの我が家だったが、そんな中、学校で個人面談があった。
息子は、低学年の頃から学校のことをあまり話したがらない。
それが心配で、低学年の頃はPTA活動に積極的に参加し、学校に足を運ぶ機会を自分で増やしたこともあった。
私なりのリサーチの結果、学校での息子は、不器用ながらもそれなりにやっている、という印象だった。

大きなトラブルもなく5年生になった今年も、息子はあまり学校の話をしない。
昼休みに、お友達と外で遊ぶのを楽しみにしていることだけは知っていた。
担任の先生に相談したいことも特に思いつかず、成り行きで話をするつもりで、面談に向かった。
家での様子、学校での様子を一通り話したあと、先生が言った。
「お家では、何か言っていますか?」
聞けば、あるお友達とのやりとりで、息子から相談を受けていたという。
初耳だった。
そのお友達は、低学年から仲良くしてきた子だ。
確かに最近、息子の口からその名前を聞かなくなっていた。
息子が荒れ始めた時期と、重なっていた。
その小さなトラブル自体は、成長の過程で、周りからもよく聞くような話ではあった。
息子は思った言葉をその場で返せない、内弁慶なタイプだ。
そのモヤモヤを、家に持ち帰って私や夫にぶつけていたのかもしれない。
私は、家ではその話をしていないこと、本人が話したくなさそうなら見守ることを先生に伝えた。
先生も、引き続き様子を見てくださるとのことだった。

面談の帰り道、私は不安と安堵が入り混じっていた。
息子には息子の社会があり、そこでいろいろなことが起きている。
お友達との間に何があったのか、詳細はわからない。
それでも、息子から助けを求められていないのに、私から動くのは違う気がした。
とは言え、放っておいていいのだろうか……。
一人では、答えが出なかった。
居ても立ってもいられず、夫にLINEを送った。
だいぶ経ってから、返信が来た。
「ほっとけ」
……そうだろう、とは思う。
私も知っているお友達だ。決して意地悪な子ではない。
先生に相談できたのはいい。
ただ、私には言わなかったことが、引っかかった。
何かがあったのは確かなのに、すべてがベールに包まれたような、モヤモヤだけが残った。
それでも、これは子供同士の話だ。
私にどう動く余地があるのか、まだわからなかった。

玄関に入ると、息子が迎えた。
「先生とお話したの?」
「うん。あなたが、学校で頑張ってるのがわかったよ」
「でも、字は丁寧に書きましょう、ってお話があったよ」
バツが悪そうに、少し笑う息子。
お友達のことは、言わないでおくことにした。
私から言うべきことは、決まっていた。
「お母さんは、あなたのこと大好きだからね」
「いつでも、あなたの味方だから」
息子は、小さく頷いた。
どこまで私の言葉が届いたのかはわからない。
それでも、これからも息子の様子を、よく見ていようと改めて思った。

こうして私は、息子の反抗期の理由のひとつを、思いがけない形で知ったのだった。


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