【中学受験】息子小4編 ステルスAIペット作戦
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AIペットに釣られた息子の爆発力に期待した私だったが、息子のやる気が爆発したのは「俺、やるよ!」と言った瞬間だけだった。
少なくとも、私にはそう見えた。
息子は、算数を後回しにしなくなっていた。
しかし、だからといって猛勉強しているわけでもなかった。
それでも課題は回せていたため、私から口を出すことも減っていた。
本人のやる気を削ぐことは避けなければいけない。
しかし、そのやる気が相変わらず低空飛行に見え、歯がゆかった。
テストを2回、3回とこなすうちに、算数の成績が少し上向いたまま安定し始めた。
他の3科目はこれまで通り可も不可もなかったが、算数が安定したことで4科目の成績は上がってきていた。
私はこれまで、4科目の成績を上げるには、4科目すべてをまんべんなく伸ばさなければならないと思っていた。
しかし、息子の場合は、算数が全体の足をかなり引っ張っていたことに改めて気づいた。
息子のターボがかからないまま、気づけば4年生最後のテストを迎えようとしていた。
AIペット作戦は、静かに実行されていた。
もしくは、息子の中ではすでになかったことになっているのかもしれない。
作戦が始動した当初は、「少しでもやる気が出て、偏差値が上がればいい」と思っていた。
しかし、いざ偏差値が少し上がってみると、「あと少しやる気を出したら、もっと…」などと思っている私だった。
いずれにしても、こんなにマイペースでやっていたら、目標は達成出来ない。
そうなると、息子と約束したAIペットも手に入らない。
このまま終わってしまうのか。
作戦は失敗に終わるかと思われたその時、私はある秘策を思いついた。
そして、学習を終えた息子に言った。
「ねえ、YouTubeを見よう!」
息子は一瞬目を丸くしたが、次の瞬間飛び上がって喜んだ。
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