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前例なき、69。〔後編〕

▶ 前編はこちら https://note.com/golf_revolution/n/ndcb01875bbcd
▶ 中編はこちら https://note.com/golf_revolution/n/n352f1a176e93


証明したかったのは、スコアではありません。

今回の69は、
ゴルフが上手いことを証明した数字ではありません。

この身体でも、
挑戦できることを証明した数字です。

ただ、
生半可では目指せませんでした。

時には現実を恨み、
社会への悔しさや理不尽さを抱えた日もありました。

この69には、その全部が詰まっています。


私は事故のあと、
リハビリ中に偶然見つけたゴルフクラブを振ってみたら、
振ることができました。

「もしかすると、ゴルフならできるかもしれない」

そう思えたことが、うれしかったです。
▶ ゴルフを始めようとした、きっかけ https://note.com/golf_revolution/n/nae72d4b6630f

だから私にとってゴルフは、
贅沢なスポーツではありません。

この身体で、社会とつながる場所。
挑戦できる場所。
生きがいを感じられる場所です。

世間から見れば、
ゴルフは贅沢なスポーツなのかもしれません。

でも、私にとっては、
そもそも論が違います。

「どうにか、できるスポーツ」だったのです。

だから私は、
障害者ゴルフを見る目が、
少しずつ変わってほしいと思っています。

「贅沢でやっている。」ではありません。

「この身体でも挑戦できるからやっている。」

その違いを、
少しでも知ってもらえたらうれしいです。
▶「ゴルフって趣味でしょ?」に返した、たった一言。 https://note.com/golf_revolution/n/nacf98995d07f


この69は、
私一人では生まれませんでした。

大会を開催してくださった皆さん。
新しい部門を作ってくださったDGA。
舞台を提供してくださった小淵沢カントリークラブ。
最高のアドバイスをくれたキャディさん。
身体を支えてくれたアクシブ。
そして、ここまで関わってくださったすべての方のおかげです。

心から感謝しています。


しつこく言わしてください。
私は、この69を自慢したいわけではありません。

むしろ今でも、
この数字がどれほどすごいのか、
正直、分かっていません。

比較する前例がないからです。

でも、一つだけ確信していることがあります。

DGAが重度障害の部を作ってくれたことで、
今と未来が変わったということです。

そして、その初めての部門で1位になり、
敢闘賞をいただけたこと。


残したかったのは、スコアという前例です。

スポーツを諦めていた人が、
一度クラブを握ってほしい。

ライバルが生まれてほしい。
私を追い越す人が現れてほしい。

その日が来たら、
私はきっと、誰よりも喜びます。

69は、最初の小さな足跡にすぎません。

また、その時の自分を超えられるように。
私の修羅の一打は、まだ続いていきます。

お互い、それぞれのペースで。


▶ 初めてのコースデビュー https://note.com/golf_revolution/n/n28c36127be56

▶ 修羅の一打|マガジンはこちら https://note.com/golf_revolution/m/mfffdeeccda3b


もう、こんなスコア取れない気がしています…
ここでゴルフをやめたら、笑われそう… 😅

五体チョイ不満足ゴルファーU


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五体チョイ不満足ゴルファーのUです 白ティーから、まだ見ぬスコアを狙っています。いただいたチップは、その一打に全振りさせていただきます。