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NovelJam2024 参戦記⑩

 三日間(実質二日!)でチームを組んで面白い小説を描き上げ出版まで行ってしまうという狂気の小説執筆大会「NovelJam(ノベルジャム)」。

 その①その②その③その④その⑤その⑥その⑦その⑧その⑨に続いての参戦記⑩です(アーカイブをマガジンにもまとめておきますので未読のかたも再読されるかたもご覧になったら「いいね」ですよ!)。

 はい、運命の2024年12月15日(日)。
 NovelJam2024の授賞式が、渋谷にあるHENNGE株式会社さまのオフィスで開催されます。

渋谷を一望できる11Fの高層階にある美しいオフィス! 天野さんありがとうございます!
最上段のドクターペッパーが無料でいくらでも飲めてしまうという夢の自販機

 ほとんどの参加者が集合し、いよいよ授賞式がその幕を開けます。
 受賞の順番は演出上調整しております。だってこれ運営さんオフィシャルじゃなくて、わたしのnoteですからね! 自分目線の体験記が欲しけりゃ自分で描けや!(暴言気味ですみませんでした! 読みたいです!

審査員席

 波野Pによる説明がありつつも段取り上意外とさくさくと進行していきます。

窓が大きくて採光効率がよいため、ちょっと画像がハレーションしててすいません
参加者が固唾を吞むなか、審査員各位がご着席

 はい、その前に審査員各位のご紹介をさせていただければと存じます。

 いちばん左にいらっしゃるのは藤井太洋先生です。
 SF作家。日本SF作家クラブ会員、第18代会長。最新短編集「まるで渡り鳥のように」が好評発売中! 最新長編SFは、超おもしろい「マン・カインド」です! 読むべし! くわしくはwikiで!

 中央にいらっしゃるのは内藤みか先生。作家にしてイケメン研究家。日本文芸家クラブ理事、日本推理作家協会、日本冒険作家クラブ会員。著書80冊以上。大学時代に官能小説でデビューし、ケータイ小説で話題に(ちなみにNJ2019'で、わたしは男子として初の内藤みか賞を拝受しました)
 くわしくはwikiで!

 いちばん右にいらっしゃるのは高橋文樹先生です。直木賞作家の高橋義夫を父に持つ。日本SF作家クラブ会員。『アウレリャーノがやってくる』で第39回新潮新人賞小説部門受賞。株式会社破滅派代表。
 くわしくはwikiで!

 以上の御三方にて評していただきます! こっわ

 さあ、いよいよ授賞式がはじまります。もうすべての賞は決まっているのです。いまさら祈ってもむだです! ふだん祈らない神に土壇場で祈っても神は聴いてはくれませんよ(自戒なので気にせず)。

 まずはデザイナMVP。装丁担当作品の売上、販売数、相互投票の結果などを総合した貢献度で決まります。はたしてその結果は……!

担当した作品4つのうち3つが受賞(後述)してしまうのです!

 われらがチームDなどをご担当された「石川龍之介」さん! おめでとうございます! どれも作品内容をばっちり表現しております。

やったぜ、われらがりゅうのすけ!

 続きまして「特別デザイン賞」。審査員各位が「この優れた表紙に賞を与えないわけにはいかない」というデザインが対象。はたしてその結果は……!

星新一!

 デザイナチームの杉浦昭太郎さんといちじくさんの「隣星の背中を見ていて」です! おめでとうございます!

いちじくさんは参加できなかったので昭太郎さんが受け取り

 つづきましてMVP編集者の発表です。どきどき。はたしてその結果は……!

Nobody……

 いないもんはしゃあないので、気を取りなおして、ついに作品賞の発表です。
 栄えある「高橋文樹賞」の発表です。はたしてその結果は……!

「しごせん」と読みます

 サトートモローさんの「子午線」でした! おめでとうございます!

東京在住なのにわざわざ沖縄まで行って沖縄会場に参加するという謎の人物。
(この後忘年会に参加するとのことでした)

 大会後の参加者アンケートにどの表紙がいちばんよかったですか? の質問があったのですが、わたしはこの「子午線」に一票入れていました。
 さて、つづきまして「内藤みか賞」の発表です。はたしてその結果は……!

地方都市の地獄小説!

 杜崎まさかずさんの「はてのミックス」でした! おめでとうございます! 女子が獲る傾向にある賞を男子が獲るのは二人目!

中国語がパッチワークされた衣装は前日に仕入れたそうです

 さて続きましては、新潟会場限定の作品賞「新潟賞」。はたしてその結果は……!

重厚かつエモい歴史小説! これを短編でやるのか!!!!

 萬歳淳一さんの「三尾(さんび)の鯱鉾」でした! おめでとうございます!(遠隔なので賞状授受の写真なくてすみません)

 はいここで事前発表がなかった作品賞がありました。審査員各位が最優秀賞の次にファーストインプレッションを感じたものに与えられる賞「敢闘賞」です。はたしてその結果は……!

超見づらくてすみません。審査員各位がはじめに3作品づつ推したいものをピックアップした
「First Pic」というもののまとめです。
「ターボハウス」3票(初)
「まもののまもの」2票(初)
「子午線」1票(初)
「はてのミックス」1票(初)
「三尾の鯱鉾」1票(2)※ 阿賀北はカウント外
「Meister」1票(5)

 水鳥たま季さんの「まもののまもの」です。おめでとうございます!
 (わたしの解釈ではまものは「たあ」です)

体調不良をおしてのご参加おつかれさまでした!

 はい、ここで特別賞の発表がありました。「チーム特別賞」です。作品を起点として、活動を盛んにおこなって貢献したチームに送られる賞です。実質グランプリのようなものかと思います。はたしてその結果は……!

著者さんふたりも編集さんもがんばっている姿が美しかったです!

 「チーム砂浜と湿原」でした! おめでとうございます!
 著者:谷 亜里砂 さん
 著者:湫川 仰角 さん
 編集:M☆A☆S☆H さん
 デザイナー:杉浦昭太郎 さん、いちじく さん

 ここで、あらたな特別賞の発表がありました。東京会場のテーマ「デラシネ(根無し草)」をもっとも体現(直接的ではなくとも)した作品に送られる「ベストデラシネ賞」です(英語とフランス語が混じっていて微妙にソフィスティケートされていないな、と思ったのは内緒です)。
 はたしてその結果は……!
 写真なくてすみません。湫川仰角(くてがわぎょうかく)さんの「隣星の背中を見ていて」です! おめでとうございます!(非公式賞なので賞状がないのですが、どうにかしたってください)。波野Pのご厚情により、賞状が進呈されることになりました! やったね!

 さあ、いよいよ最高の作品賞。「最優秀賞」の発表です! その名のとおり、もっともすぐれた「作品」に与えられる賞です。はたしてその結果は……!

はーい、初出場・最年少16さいがやってくれましたー!

 Dチームのチームメイト、チャカノリさんの「ターボハウス」でした! おめでとうございます! 前評判どおり!

革ジャンいかす(本人もお気に入り)

 はい、授賞式はこんな感じで進行しました。
 あと、そうですね、わたしですね。じぶんのnoteなので最後にもってきました。かずはしさん方式
 あらためまして「藤井太洋賞」の発表です。はたしてその結果は……!

いままで獲れずに渇望していた藤井太洋賞ゲットです!

 はい、わたしの著書「Meister(マイスター)」でした! おめでとうございます!

受賞する気まんまんでフォーマルで参加してみました。受賞したのでオーケー

 授賞式までに続編も描きました! なにげに本戦よりも消耗しましたよ

唯一チームでダブル受賞した編集鈴木まおさん率いる優等生チームDコード

 さて、ここまで作品の講評がありませんでしたが、実際にここまでのリアルタイムでありませんでした。
受賞作発表」⇒「おめでとうございます」⇒「ありがとうございます」、以上! の流れでした。

 実のところ、このあとに「全16作品に対するフィードバックをまとめて行うというなんともヘビーな審査員講評があったわけです! わー
「ほめてほしい」「ディスってほしい」「その他」など事前に集めた各著者の要望に沿って、フィードバックが行われました。なんとぜいたくな!

 これを描きはじめると長くなるので自著へのフィードバックのみ記して、私的な総括をしたいと思います。だってこれ、わたしのnoteだから。語りたければご自身でどうぞ(ぜひ読ませて……!

 自著「Meister(マイスター)」へのフィードバックは以下の通りです。

◆高橋文樹先生
「たとえば主人公を高名な詩人などにした場合、劇中に出てくる詩人の詩がしょぼかったりするケースがあったりするが、この作品は有名音楽家が奏でる音楽の表現が非常にうまく表現できている」

◆内藤みか先生
「主人公はいわゆる裏方。昨今裏方が前に出てやらかすケース(おそらくはH県知事選のPR)が時事的に注目されていたので裏方に徹する裏方というのが安心できてよかった」

◆藤井太洋先生
「いままで著者はすべて音楽の話のみを描いてきて、よくもこんなにたくさん描けるものだと感心している。今回は今までのようなプレイヤー勢ではなく、楽器やその調律師をフィーチャーしたものを見事に描いてくれた。非常に完成度が高かったので賞を差し上げることにした」

 はい、ディスりも希望しておりましたが、一切ありませんでした。改善点のご指摘ないと次に活かせないのですが……。(そのあたり合本に掲載されることを切に祈ります

 さて、わたしはこのNovelJamに著者として5回参加しているいわゆる古参です。
 毎回最優秀賞狙い(初回のぞく)で臨んできたわけですが、今回は作品を描き終えたあとに確かな手ごたえがありました(ちゃんと編集さんのいうことも聞いたしね!)。
 渇望していた「藤井太洋賞」という貴重な賞をいただけて名誉きわまれりなのです! が、栄光の「最優秀賞」はチャカノリさんの「ターボハウス」が獲りました。でも、くやしさとか恨めしさとかまったくありませんでした。心より素直に祝福できました。なんででしょうか? その答えはその後の「全16作品に対するフィードバックで確認できました。
 詳細は記さないのですが「試合に負けて、勝負に勝ったから」だとハラ落ちしていたからです。負け惜しみではないです。自らを偽るのはムダなのです。自身に向き合った結果の結論なのです。もちろん異論大歓迎ですが、ご自身に向き合ってからよろです。
 あ、でも最優秀賞が「ターボハウス」以外だったら、もやっとしただろうなという話を、その後波野Pまっしゅさんにしました。
 すみません、ちょいうそです。オブラートに包んでしまいました。
「最優秀賞が自著ではなくターボハウス以外だったらもやっとしただろう」ではなく、
「最優秀賞が自著ではなくターボハウス以外だったらずっと根に持ったはずやで!」でした。

 運営さん、審査員各位、参加者各位、関わったすべてのみなさまに拍手と心よりの感謝を込めて。

おつかれさまでした

 いったんおわり

 この機会に過去の参戦記もまとめておいたので、ご興味あればどうぞ!

 さて、わたしの自著、ギター小説「440Hz」シリーズもご高覧いただけますとうれしいです。こちらはKindleUnlimitedで読み放題です!

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