【企画雑文#noteでBL②】あとがき~つまり推し活暴走BL~(地獄に咲くは純白の、)
なんやねんそのタイトル②
いや、こういうことだなと思って。
だよね?
だったよね??
ご挨拶
本記事は先日投稿した↓のあとがき記事です。
同日投稿のもう一作分についてはこちら↓
なみさん、こちらもよろしくお願いします。
参加企画についてはこちら↓
まずはおさらい
今回のお題はこちら。
地獄
土壇場でキャンセル
オタク×オタク
そして私が書いたのはこれ。
【タイトル】
地獄に咲くは純白の、
【ジャンル】
和風耽美(メリバ)
【あらすじ】
地獄に咲くと言われ、その地域では忌まわしい花と記憶される地獄花。その花に心を奪われ、それだけを求めて日々を過ごす兄さまと、その身の回りの世話をしながら、彼のために生活のすべてを整えることを悦びとする亨介。
兄さまへの叶わぬ想いを自覚しながら、恩義ある主人の要望に応えようと努める亨介は、ある日一枚の絵に出会う。
兄さまがその絵を目にする光景を想像した亨介は、彼をより喜ばせるため、自分が真に行うべきことに気づく。
兄さまの願いと亨介の想いが交わる時、地獄に咲くものは。
この執筆過程で考えたことをつらつら振り返る記事。
長いです。
個人的な思考ログにすぎませんが、よろしければお付き合いください。
オタクかぁ……。
今回はこれに尽きます。
オタクとは、をずっと考えていました。
なお大した話ではないですが、参加二作のうち先に書いたのはこちらなので、『基本形の精度』を書いた時点ではオタク問題は解決(??)していました。
なのであちらはひたすら空手問答。
閑話休題。
自分のことで恐縮ですが、私は愛するものに浸り切れない人間です。
例えば特定のアーティストを好きになったとして、
コンサートに行きたい、
グッズが欲しい、
生身のその人たちに会いたい、
とはあまり思いません。
ただ延々と、ハマった楽曲や動画にふれ続けます。
流れで新たな楽曲を聞けばそちらも好きになりますが、「他の曲を聴きたい、動画を見たい」とは特に思っていません。
好きになった瞬間が最大出力な人間なのかも。
自分が好きになった姿のままでいてほしい。
だから、そのイメージと違うかもしれないものは見なくていい。
排他的だなぁ。
本人たちすら「排他」の対象ってあたりが特にね。
読書になると少し違いますが、「すべてを好きなわけじゃない」という点は同じ。
四半世紀追い続けている推し作家さえ、すべてのテーマ・内容を肯定しているわけじゃないし、「あーそっちのやつか」と思う系統もあります。
まぁ読むんですが。
※詳細はご興味あれば↓
この推し作家についての記事でもふれていますが、自分の愛し方はなんというか、
いわゆるオタクと言われてイメージするものではないなぁ、と。
なんか足りないよね。
情熱?
情熱⋯⋯熱狂??
熱狂してるってつまりどういう状態⋯⋯??
※深まるばかりのカオス
整理してみよう
これはアレだな、いわゆるステレオタイプなオタクイメージ処理は無理だな。
なら、「オタク的な」対象との関係性を書くしかない。
オタク的な。
その世界にハマり、
その対象に熱狂し、
それが世界のすべて、あるいは人生の前提と言えるような。
⋯⋯⋯⋯
⋯⋯⋯⋯プロ?
プロなの?
スポーツ選手とか芸道とか特殊技術(今この瞬間、なぜか宮大工しか浮かびませんが)の継承者とか宗教関係者とかそういうの??
そういう方はみんなオタクなの??
うーーーーん???
不完全一致のベン図か二軸四象限的なイメージだなぁ。
プロかつオタクもいるだろうけど、プロ=オタクではないよねきっと。
プロに必要なのは情熱であって熱狂ではないだろうし、
オタクはしばしば究めるけど、究めることが必要でも目的でもないだろうし。
などとつらつら考えた結果、私個人としての整理はこうなりました。
①対象との分断
→対象(の世界)と自分が一致するか。自分が対象(世界・概念)そのものになるか(一部でも)、あるいは対象をコントロールできるか。
②対象への執着
→ありかなしか
対象から分断されており、かつ対象に執着している
→オタク
対象と一致しており、かつ対象に執着している
→プロ(求道者系)
対象と一致しているが、執着はしていない
→プロ(技術型?)
対象と分断されており、執着はしていない
→ファン、その他
ふむ⋯⋯?
感覚的にすっきりしないところもあり、他の軸がありそうな気もしますが、まぁいいでしょう。
本当の目的は「オタク×オタク」のBLですから。オタク研究そのものではないから、自分。
書いて。
とりあえずカップリング
オタクについてはなんとなく整理できたので、次はカップリングです。
オタク×オタクにするなら、片方(受け)は推し、つまり攻め→受けの推し活だなと思いました。
攻め→受けなのは私がその愛情ベクトルが好きなので。受けもオタクなら別のとこ向いてるわけですし。
同担もしくは攻めに他の推しがいないのは、あくまで個人的な筆の限界なんですが、お互い相手以外に熱狂の対象があったら、視線が相手に向かなくない?と思ったためです。
話は逸れますが、育児という構図は推し活に極めて近いものがあると思っています。
我が子=最推しとして、
人生の前提であり、
熱狂の対象。
ただ個人的な戒めとして(上記マトリクスを前提にした)推し活と線を引きたいのが、対象と自分を分断「し切れない」ということ。
対象(我が子=推し)と自分(親=オタク)は、あくまで別の人格であるという点で分断される「べき」ものですが、同時に極めて強くコントロールし得る関係でもある。
越えられない線の向こうから手を伸ばすのが推し活なら、
手を取りながら、線を越えないよう踏み留まり続けるのが育児ではないか。
つまり、あえて育児と推し活を同じ構図で見た時、
子どもという共通の最推しを持つ(=同担オタクである)夫に対して私が望むのは、恋愛関係ではなく共闘関係だということ。
情報共有という名の推し語りの時間は必要だけれど、愛情ベクトルとしては相手より推しに向けたいし、相手もそうであってほしい。
※私個人の考えです
こんな私が、相手以外に推しが存在する者同士をカプれるわけがないのだ!
受けはなんのオタクか
というわけで、攻めは受けのオタクです。これは決まり。
なら受けちゃんはなんのオタクだろう、綺麗なもの集めてたりしたら映えるね。
受けちゃんが集めてるものの最高峰を、受けちゃんを喜ばせたい攻めが貢ぐとかいいね。〇ーミン谷のルビーの王さまみたいな。ね??
などとつらつら考えていきます。
地獄で花と崇められる美少年(的な何か)に冷酷非道な鬼(的な何か)が狂ってるとか、
座敷牢に囚われてる美少年に、世話係が囚われていくとか。いいね!
なんか海のイメージもあるんだよなぁ。
受けちゃんが日夜桜貝拾い集めてて、
攻めがもっと美しいものを、って潜って珊瑚獲ってくるとか。
いやまて、『お月さんももいろ』という至高作品があるじゃろ。う、あれもまさに地獄。
などと、いつもどおり妄想(迷走)を極めます。
そんな折、パァンッ!!って感じで(※語彙力)浮かんだのが、
薄暗い夜の座敷、
オレンジ色の灯りが揺れる文机で、
何かに一心に見入っているらしき人、
をやや斜め後ろに近い位置から見ている構図。
そして、
「兄さまは地獄花に目がない」という一文でした。
なるほど、これか。
地獄花について
なおこの時点で、「地獄花」は創作のつもりでした。寡聞にして実在する花の異名とは知らず。
ただイメージしていた花はまさにそれだったので、覚えてないだけで目にしてはいたんでしょうね。
いちおう検索してみてびっくり。
えっそう言うの!?まじかぴったりじゃん、誰かとカブるかな。まぁカブってもいいか、もうこれしか浮かばないし。
へー英語名可愛いな全然イメージ違うね。あ、毒あるのかヤバいじゃん。
へーそんな開花早いんだ、
あ、球根なんだ??
へー知らなかっ⋯⋯
白あんの?? エモっ!!
そうです、これがたぶん転換点。
とは言えこの時点では、どうつながるかは全くの未知数。ただ鮮明に、赤い花の群れに一輪混じる白花の姿が浮かんでいました。
赤の群れのなかに白。
美。美が過ぎる。
これしかない、赤のなかに白。
ただどうやら、開花時期の関係で同時には咲かないよう。残念!
でもでも、絵なら描けるよ!赤と白が咲いてる絵!
諦めないで私と兄さま!!
※これ書いてて改めて検索すると同時に咲いてる画像も多いですね。あれぇーーー??
だいぶ書きたい(見たい)映像が固まっているなか、皆さまお気づきでしょうか。
ひとり忘れられている子がいることを。
ドタキャン「僕もいるよ??」
ヤバいそうだったキャンセルしなくちゃ。
え、何を?
何をキャンセルするの亨介!!
キャンセル迷走
「キャンセルキャンセル⋯⋯」とぶつぶつ言いながら書いているうちに、亨介が旦那さまと話し始めました。
そうだよね、親としては兄さまが心配だよね、と見守る私(と亨介)。
そしたら急に言われたのです。
君、ウチの子にならないか。
え??
キャンセルの前になんか起きてる!!
亨介以上にびっくりしたのは私です。
何これどうなるの。
キャンセルは?!
はっ、これ(=養子)キャンセルにつながる系?
伏線的な!?
なるほどなるほど(※作者)
これがキャンセルにつながるとして、養子になってやることと言えば。
結婚!!??
はい、ここで詰まります。
実況中継方式でお送りしてきましたが、書いてる(考えてる)間は本当にこんな感じでした。
でもキャンセル=結婚(orお見合い)、と考えたあたりでぴたりと制止。どうにも筆が乗りません。
養子の話とも自然につながる。
たぶん結婚(お見合い)の途中(?)で白い地獄花見つけて、嫁(候補)ほったらかして兄さまに届けに走るんだ、
もしくはその場に地獄花の花束(??)が届いてて、みんな眉をひそめるけど亨介だけは兄さまからの祝福だってわかってやっぱり嫁置いて兄さまのとこに⋯⋯
ドラマチックだなぁぁあBLっぽいーーー!!
⋯⋯んですが、どうしてもモヤモヤしてしまう。
まず第一に、養子話までの亨介は兄さまオタクなのはともかく、めちゃくちゃ社会性高そう。
いくら兄さまのためとはいえ、目の前で主役の義務を放棄して推しに走ったりするだろうか。
そして何より、キャンセルされるために登場するどこぞのお嬢さんが不憫でならず、この展開を書きたくない。
うぅーー嫌だ、結婚話にはいかないでほしい。
でもこれ以上に自然にキャンセルできること、
しかも亨介が主体的にキャンセルすること、何かあるのか。
ねぇ結婚以外に、君何をキャンセルできるの?
縋るような思いで問いかけてみたところ、まるで「教えてあげようか」と言わんばかりに浮かんだ場面。
目の前に座るおじいさん。
柔和そうな、でも強かそうな、一筋縄ではいかない感じ。商売人だな。
その人がいろいろ並べていく。巻物、一枚物、綴じられたもの。
絵だ。
兄さまのための絵。
ああ、画商さんか。絵を選んでるのか、兄さまのために。それをキャンセルするの?
キャンセルして、代わりに何を買うの?
もしかして、白い地獄花の絵?
⋯⋯だと思ったんですけどね。まさかの展開でした(※作者)
書き終わってみて
今回は、特に展開に驚かされたような気がします。先々月の桃の話もそうでしたが、ラストがわからないまま書くので、「あ、そうなるの!!??」という感じ。
桃源郷もエモかったけど(※自画自賛していくスタイル)、今回の火事はなんていうか⋯⋯
見合いすっぽかしとはダンチでやべーやつになったな。
火事の要因がなんであれ、少なくとも「それより兄さま」ではなかろうよ。
でもそこを含め、「地獄」というお題には花とともに応えてくれたかなと思っています。
だから、ほら。
つまり、推し活暴走BLってことで。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
☆☆Special Thanks☆☆
