週明けゴールドは「大大大調整」は来るのか?
先週出したシナリオ答え合わせ。
4355〜4370突破 → 4400突破 → 4440到達。ここまで綺麗にシナリオ通り🔥
👇先週の見解
今週は怒涛のゴールドラッシュでした。
20~30ドルは1トレードで一瞬で取ってしまう値動きでした。

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ゴールドは「意地悪な通貨」であるという真実
先週のゴールドは大きく上昇し、一時4400ドルを突破。

ここまで上昇してくると、
「このまま4600ドルまで上がるのでは?」 「押し目を待ってロングすればいいのでは?」
と考えている方も多いと思います。
ただ、私は週明けのゴールドについて、上だけを見ていればいい局面ではないと考えています。
むしろ今警戒しているのは、 一度100ドル規模の大きな調整を挟むシナリオ。
そして、そのシナリオを判断するうえで重要になる価格が、 4350ドル、そして4310ドルです。
今回は、「なぜ4310ドルを重要視しているのか」
そして、「もし4310ドルを割ったら、どこまで下落する可能性があるのか」 週明けのゴールドシナリオを詳しく解説していきます。
ゴールドは「みんなが買いたい場所」を簡単に割ってくる
まず、ゴールドをトレードするなら覚えておいてほしいことがあります。

それは、
ゴールドは非常に素直ではない銘柄
だということです。
チャートを見ていると、
「ここは明らかにサポートだから買いでしょ」
と思える場所があります。
当然、多くのトレーダーが同じ場所を見ています。
そこでロングが増え、その少し下には大量の損切り注文が置かれます。
ところがゴールドは、そうした分かりやすいサポートを一度突き抜け、損切りを巻き込んでから反転することが珍しくありません。
いわゆる流動性を取りにいくような値動きです。
だから、
「サポートに来た=すぐロング」では危険です。
特に今のように大きく上昇した後は、この特徴を頭に入れておく必要があります。
ポイント① まず注目するのは4350ドル
週明け、最初に注目したいのが
4350ドル付近です。
短期的には逆三尊のような形を作りながら上昇してきました。
ただ、より大きな時間足で見ると、4350ドル周辺の値動き次第では、4時間足レベルの三尊の右肩候補として意識される可能性があります。
つまり、
4350ドルを明確に突破
→ 再び上方向への期待
4350ドル付近で上値を抑えられる
→ 下方向への警戒を強めるという見方です。
もちろん、4350ドルで止まっただけでショートするわけではありません。本当に重要なのは、その下です。
ポイント② 最大の分岐点は「4310ドル」
今回のシナリオで最も重要視しているのが、
4310ドルです。
ここは単純に、「一瞬4310を割った」というだけでは不十分。
私が見たいのは、ローソク足の実体で4310ドルを明確に割る動きです。
ここを明確に割ってくると、それまで押し目買いを狙っていた人たちの損切りが入りやすくなります。
さらに、「上昇継続だと思っていたけど違うかもしれない」と判断した買い方の撤退も重なります。
売りが売りを呼ぶ状態になれば、ゴールド特有の速い下落につながる可能性があります。
だから私は、4310ドル実体割れを「崩れ始めるトリガー」の一つとして見ています。
4310ドルを割ったら、どこまで下がる?
まず意識したいのが、
4250ドル付近
ここは一度下落が止まりやすい候補として見ています。
ただし、ゴールドの場合は、
「4250がサポートだから絶対止まる」
という考え方は危険です。先ほど説明した通り、分かりやすいサポートほど一度深く突き抜けることがあります。
そのため私は、さらに下の
4170〜4180ドル
まで想定しています。ここは直近の大きな値動きでも意識されてきた価格帯。
4310ドルを明確に崩して売りが加速した場合、
4250ドル → 4170〜4180ドル
という大きな調整シナリオまで準備しておきます。
重要なのは、「必ず4170まで下がる」と予想することではありません。
4310を割った後の値動きを見ながら、下方向のシナリオを段階的に強めていくことです。
ポイント③ 4310を割った瞬間に飛び乗らない
ここはかなり重要です。
4310ドルを割ったからといって、その瞬間にショートへ飛び乗るわけではありません。
ゴールドは一度ラインを割ってから、すぐ上へ戻す「ダマシ」も非常に多いからです。
具体的には、
① 上昇チャネルを明確に下抜ける
↓
② 4310ドル付近まで戻してくる
↓
③ 4310ドルが今度はレジスタンスになる
↓
④ 反落して直近安値を再び更新する
この流れです。
今までサポートだった場所が、
サポート → レジスタンスへ切り替わったことを確認する。
ここまで確認できれば、単純な一時的下落ではなく、下方向へトレンドが変わり始めている可能性が高くなります。
私なら、この形を確認してからショートを検討します。
「ドテン」できるかが勝負
トレードでは、自分の予想に固執しないことも重要です。
私は中長期ではゴールドを上目線で見ています。長期的に上だと思っていることと、短期的にロングしかしないことは全く別です。
4310ドルを割り、上昇チャネルを崩し、戻り売りの形まで完成した。
それでも、「最終的には上がるはずだから」とロングに固執してしまえば、大きな調整に巻き込まれる可能性があります。
相場が変化したなら、買い目線を一度捨てて売り目線へ切り替える。
いわゆる「ドテン」の判断も必要です。予想を当て続けることより、自分のシナリオが崩れた瞬間に考えを変えられること。
こちらの方がはるかに重要です。
ポイント④ 100ドル下落しても「上昇トレンド終了」とは限らない
ここまで読むと、
「じゃあゴールドは暴落すると思っているの?」と思うかもしれません。
違います。
私が考えているのは、短期的な大幅調整と、中長期の上昇は両立するということです。
現在の大きな上昇トレンドが維持されるのであれば、
今回想定している4170ドル付近までの下落も、長期的には大きな押し目を形成する動きになる可能性があります。
むしろ、一度大きく調整することで過熱感が解消されれば、次の上昇に必要な土台を作ることができます。
そこで中期的に意識しているのが、
4600ドル。
そして、さらに大きな目線では、
5000ドル。
もちろん、5000ドルは現時点で確定している未来ではありません。
今後の値動きによってシナリオは何度でも修正します。
ただ、
「短期的に下がる=長期上昇シナリオ終了」
ではないことは覚えておいてください。
週明けに見る価格はこの3つ
今回の話をシンプルにまとめます。
① 4350ドル
ここを突破して上昇を再開できるのか。
それとも上値を抑えられ、下落の準備に入るのか。
② 4310ドル
今回最重要の分岐点。
実体で明確に割れるかを確認します。
③ 4250ドル → 4170〜4180ドル
4310ドルを崩した場合に意識する下方向のターゲット候補。
特にゴールドはサポートをヒゲで深く突き抜けることがあるため、4250だけを見て安易にロングするのは避けたいところです。
結論:週明けは「4310ドル」を見て

週明けのゴールドはかなり面白い局面です。
4350ドルを突破して再び上昇するのか。
それとも、
4310ドルを実体で割り、大きな調整へ向かうのか。
現時点でどちらか一方に決めつける必要はありません。
大切なのは、
「上がると思うから買う」 「下がると思うから売る」
ではなく、
この価格をこう抜けたら買い。 この価格をこう割ったら売り。
と事前に条件を決めておくこと。
逆に4350ドルを力強く突破して定着するなら、今回の下落シナリオには固執しません。
ゴールドで生き残るために必要なのは、
未来を完璧に当てることではなく、値動きに合わせてシナリオを切り替えること。
短期的な100ドル級の調整が来るのか。
それとも再び高値更新へ向かうのか。
週明け、まずは4350ドルと4310ドル。
ここから答え合わせしていきます。

