怒涛の力技で全てが良かったと錯か・・・感じてしまう終わり良ければ全て良し的な名曲と戦闘シーン (機甲戦記ドラグナー Flying High!)
ここ数ヶ月サービスエリアで家庭用ゴミを放り込まれるダストボックスの様な状況からか、テンションの上下がとても激しい感じです。
その為この世の終わりのような気持ちになったかと思えば「俺たちの戦いはこれからだ!」的に無理やり立ち直ったりと情緒がとても忙しく。
その結果文章も1週間何も書けない日があったかと思えば今回の様にゼロから数日ほどで一つの記事を仕上げてしまったりとこれまた自分でも予想がつかない創作状況になっております。
そんな中で今回は前回4年半以上の難産を経て投稿された機甲戦記ドラグナーに関するスキガタリの続きです。
4年半と数日・・・この差は一体なんなんだ(゚д゚)
まぁ棺桶教会蘇生ツアー寸前の私が数日という超駆け足で投稿を試みた理由は、見切り発車だった前回記事のフォローをサンライズ公式での最終回配信中にどうしてもやりたかったという背景があったからですね・・・見切り発車ばかりだよこの執筆者(;´Д`)
私が本記事を書いている現在、世間様はゴールデンウイークという人伝でのみ聞いたことのある祭の真っ最中だそうです。この記事は出入りが一苦労な場所での待機中、通信ケーブルの束に囲まれた中で執筆しております。
世界の皆様が幸せでありますように!! (自棄っぱち)
闇落ちは脇において、前回記事を投稿後に私自身もドラグナーの配信最終回を観てきたのですよ。勿論主役乗っ取り完を堪能するために(笑)
今回が初めての再視聴というわけでも無かったのですが、それでも記事を書いたことで小学生時代の記憶が当時の困惑興奮とともにより鮮明に思い出されたわけです。
それならばと前回盛り込めなかった内容と共に最終回に絞った補足をやれたらなと。
最終回を改めて語るなかで先ずは前菜としてラスボスとなる巨大メタルアーマーギルガザムネとそれを操るドルチェノフについて語ろうと思います。
先ずはギルガザムネについてですが、そのサイズは約28mでドラグナーより10m程大きく並ぶとまるで大人と子どものサイズ感となります。
そして最大の特徴は操作を最適化する思考コントロールシステムの搭載です。昭和生まれのミリオタなら知っているロシア語で考えるんだ的なやつです。
作中メスゴリラミン大尉が「あたいは好きじゃないけどねぇ」とこぼすのですが、これは本人の性格以外にも信頼する上官を失った間接的な要因だからと思います。同時にメタ的な視点でロボットバトルにとっては無粋なチートという制作者側の感情を個人的には感じるわけです。
実際にギルガザムネは真の主役とも語られるマイヨですらまともに戦っては勝てない相手として描写されていました。
では謎パワーを覚醒してギルガザムネを撃破したのかといえばそうではなく、ドラグナーが過去の戦闘で知り得たセンサー系のソフトウェアのバグを突いて勝利をもぎ取ったわけです。

ラスボスとしては小物であるドルチェノフの嵩上げで用意したのかはわかりませんが、きっちり主人公達を圧倒するボスキャラになっていたのは素晴らしいと思います。
それだけ思考コントロールシステムというのは圧倒的でその最終形である機動要塞が強力なのもドラグナー世界のひとつの個性なのかと。まぁ機動要塞やギルガザムネ自体がむちゃな代物であることはこの際触れないでおきましょう。
ただドラグナー世界がガンダムの様に続くのであったなら、その扱いにとても困っただろうなぁと。才能や人道的な問題も技術革新で乗り越えられそうな点で。
まぁ思考コントロールシステムが当たり前の世界という落とし所はあるものの・・・ドラグナーの代名詞とも言える「↑←↑」みたいなレバー操作が無いロボアニメはとても寂しいわけです。
思考コントロールシステムの話はSF話に脱線確実なのでこの辺で切り上げるとして、ギルガザムネのもう一つの特徴であるそのサイズについても触れておこうと思います。
ドラグナーより10m程巨大と先程書いたのですが・・・作中描写でそのサイズがころころと変わるのですよ。設定通りの大人と子供程度の差からラストバトルでは頭だけでドラグナーとおんなじデカさだったりと(;´Д`)
まるで北斗の拳や男塾の世界ですね・・・あ、途中の新キャラで世界観が混じった?から不思議ではないのかも。

大豪院邪鬼じゃないの?
思い返すとギルガザムネって便利な舞台装置だなぁと思うのですよ。最初のグンジェム機はケーン達の成長で実力差が縮まり始めたグンジェムに下駄を履かせることで初登場時と同じく油断できない緊張感を維持させる事が出来ました。
次のハイデルネッケン機はパイロットの能力は格段に落ちるも思考コントロールの暴走にリミッターを設けたりと運用面の改善で引き続き強敵に仕立て上げています。
最後のドルチェノフは人間的な小物ぶりはハイデルネッケンとドッコイなのですが、腕前はそれなり且つ活動時間が改善されたのか前2機で弱点とされた暴走やインターバルタイムが表現されずマイヨ達を圧倒しました。
アップデートが続いていたならセンサー系のバグも改善されていても良いのかも知れません。まぁ単純に直す時間とリソースがなかったのか、ハイデルネッケンや関係者が報連相を怠ったのかも知れませんね。
そして誰も待っていないお待ちかね。ギルガザムネのパイロットであり、妄想角刈り成り上がりおじさんであるドルチェノフ中佐についてです。一言でいうと微妙なボスキャラです。
早々にディスってますがドルチェノフはラスボスとしてはちょっと操縦が上手くてしぶとい以外は個人的に優れた点があまり見受けられない小物なんですよ。
ただ小物であっても存在感は異様にあるのですよね。その鬱陶しさと姑息さで(笑)
ひとつ残念なのはドルチェノフが小物過ぎて元帥暗殺の濡れ衣から足元を掬われたマイヨを始めとして、ギガノス帝国首脳部の人材と能力の無さが目立ってしまったのですね。
小学生時代の視点でもドルチェノフはしょぼいボスキャラというイメージを拭えませんでした。とはいえ魅力がないとかそんな意図はないのですよ。作品というのは全体のバランスなので、ドルチェノフの代わりにとても強大な悪役が配置されれば良かったとも単純には言えません。
まぁドルチェノフが絶妙な配置だったかは何とも言えないのですが(笑)
ただレーザーソード(ガンダムでいうビームサーベル)に挟まれても火傷で済んでいる描写を見て「やべぇ、こいつ超大物だった(;´Д`)」と評価を手のひらクルクルしたことだけは今回思い出しました。

でもこの小悪党、ここで
死なないんだぜ・・・
ドルチェノフは迫力のある飯塚昭三さんが声を当ててここまで器が小さいのは逆に凄いですね(笑) 同じく声を当てたチェホフのおっさんは先取り詫び案件かなってくらい良いキャラでした。
そういえばコクピットに閉じ込められたドルチェノフは酸欠による妄想の中でギガノス将兵達に向けた演説(誰も聞いていないワンマンショー)をぶつのですが・・・その誰得というか、誰一人聞いていない滑稽且つ惨めな姿がとても印象に残っています。でも密閉状態のコクピットってレーザーソード2本分貫通してなかったっけ?
器に合わぬ野心を実現させると自分も周りも不幸にする皮肉が利いてますねぇ・・・人によっては(゚д゚)ポカーンと置いていかれた謎シーンだと思いますが。
そういえばドラグナー世界ではレーザーソードって地面に(物理的に)刺さりましたしね・・・熱を発するのではなく物質化する謎テクノロジーなのかもしれない。
この時点で恐らく3000文字を超えつつあると思うので、メインディッシュとして元主人公と囁かれるケーン・ワカバの成長について触れましょう。
マイヨ達を危機一髪で救うだけでなくギルガザムネを倒す秘策を授け、自らも敵だったエースパイロットと肩を並べて立ち向かう。
これらの描写はケーンがエースの中のエースになった証なんだと思います。
最終回で主役を乗っ取られたとか言ってる人もいますが、しっかり主人公としての成長を見せた上でラスボスにケジメをつけているのですよね。おめぇ前回の投稿内容忘れたんか?
そんなケーンの成長ぶりと音楽の盛り上がりに合わせてツインレーザーソードを組み立て構えるカットが最高すぎて・・・お子様(当時)のテンションを最高潮に引き上げ「かっこよすぎる(TдT)・・・もう細かく気になる点はどうでもいいや!」ってなったのですよ。
テーテテーテテテテーテテーテテテテーテーテテテテテー テテテーテテーテテテテーテレレレレレレレー テーテテーテーテテーテーテテーテテテテー
(;´Д`) .。oO(曲の良さが全く伝わらん)
Flying High!
(羽田健太郎)
Flying High!によって場が凄いペースで盛り上がっていくわけですが、ここからはケーンとマイヨの共同戦線が始まってからの一連の戦闘描写に焦点を当ててみます。
①狭い戦闘エリアをD-1とファルゲンが背中合わせの密集隊形でギルガザムネとの距離を詰める。
②ギルガザムネのミサイル攻撃に怯まず前進し、最小限の動きでD-1とファルゲンが回避。
③D-1とファルゲンが重なってギルガザムネのセンサーが誤作動。発砲出来ずドルチェノフ驚愕。
④D-1とファルゲンのミサイル攻撃がギルガザムネの頭部にクリーンヒット。
⑤D-1のツインレーザーソードの組み立てカット。映像と音楽のシンクロぶりが超かっこいい。
⑥それぞれが口上を述べてD-1とファルゲンがレーザーソードでギルガザムネを切り裂く。
ドラグナー放映当初に遡るとケーンとマイヨの腕前の差は圧倒的だったのですよ。それがぶっつけ本番で一糸乱れぬ編隊飛行をいきなり見せつけてくれます。加えてグンジェム戦で背中を見せてボロボロにされた状況とは真逆に攻撃を紙一重で躱しながら前進を続けます。

ギガノスの蒼き鷹と合わせた動きが出来る事と合わせてケーンが正真正銘のエースパイロットに成長したことを見せつけてくれますね。

そしてセンサー欺瞞からの頭部へのミサイルクリーンヒットは「半端なく痛そう」という当時のお子様感想そのままにギルガザムネへの綺麗なクロスカウンターでここまでの視聴者の鬱憤を晴らしてくれます。
そして前述したツインレーザーソードのカットはこれぞ主役機といったかっこよさで途中些か不安になりつつも1年間番組を追ってきたことを満足させるだけの興奮がありました。

まぁ順手の方でしか斬ってないのでツインにした意味はかっこいいこと以外全く無いのですけど(笑)

ツインレーザーソードとFlying High!の組み合わせはゲルポック隊との決着でも使われたのですが、その時よりも効果音がパワーアップしていた感があります。
宇宙刑事の処刑用BGMならぬ、ツインレーザーソード用の曲と個人的には認識していますね。
背中に固定翼が生えたドラグナーの構造的に一番向いていない武装(笑)だとは思うのですが、やはり接続から振り回すまでの絵面はとてもかっこいいですね。
特に2本目を抜いてから一拍遅れてレーザーソードが展開する間がとてもいい(文字数)
場を盛り立てたFlying High!について個人的な感想を追記すると、正直曲単体だと晴れ晴れし過ぎて感情を持て余してしまう曲なんですよ。ですが本編に合わせる曲としてみると勇者を称え「希望の未来にレディーゴー」的なリアルとファンタジーの間を忙しなく行ったり来たりしてきたドラグナーという作品の決着に持ってくるには出来過ぎな程ぴったりな曲だと思うのです。
だからと言うか、作品を視聴する中で芽生えた不満や燻りが「まぁいいか(゚∀゚)」と水に流せた記憶があるのですよね。
終わり良ければそれで良し、みたいな感じで。決着をつけた後の憑き物が落ちたマイヨの言葉を借りるなら
「今の私は充足感に満たされている。 あらゆる蟠りがすべて氷解した気分だ。」
という気持ちでしょうか。まぁこの後本当に最後の最後でどデカい困惑をぶち込まれてしまうわけなんですけど(笑)

駆け足となりましたが今回の記事を仕立てた理由は真の主役というマイヨネタが一人歩きして「ドラグナーは主人公の影が薄くて後半主役が乗っ取られた」みたいな話がネタではなく作品の主題なるのは嫌だなぁと妄想したからです。
いや、私自身ネタにしているのでどの口がという話なんですけど(;´Д`) ゴメンヨ
まぁ私的に真の主役はケーンでもマイヨではなくあの人物なんですけどね。
公式配信もまだ残り1週間ありますので、良ければ一連の格好良いシーンを是非視聴頂ければと思います。

m(_ _)m
そんなわけで連休最終日、皆様はゆっくり休んで楽しむことはできましたでしょうか?
私は(以下、呪詛の言葉が続くので検閲)
自分でも予想外のペースで投稿する機甲戦記ドラグナーの2本目です。本文中にも書きましたが「主役乗っ取り完」のインパクトで薄れてしまった推し部分を公式配信中にアピールしておきたかったのです。
今回は追記(だけど5000文字超えてる)のようなものなので、放映当時のお子様がハマったあれこれはまた落ち着いて記事を書いていきたいと思います。一番読み手が多くなる公式配信が終わってから本気出すいつものやつです(笑)
今月はできればあと2本程サブカル的な投稿をしたいと思います。今回のドラグナー同様に投稿タイミングがギリギリと言うか少し遅刻気味な内容ですので足が付いてない状態で出撃させるレベルかも知れませんが・・・もし肌に合えばこちらも一読頂けますと嬉しいです。
(追記)
当初投稿まで1年半かかったと書いていましたが、調べてみると公式配信が始まったのは4年半前・・・3年の誤差って足元がお留守すぎない?(゚д゚)
<次の推し曲>
<前の推し叫び>
<音無しの推し曲案内>
音もなく好きな曲と効果音を推していく連想ゲームかよ?と迷走をみせる熱意のから回った企画です。
