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三野田様、暗うございましょう (必殺仕事人V・激闘編 哀しみの夜を越えて)

少しばかり前に必殺仕事人のBGMと絡んだ独特の殺陣について語ったのですよ。今回のネタもそうですが、あと数回程これら名シーンの投稿を数年かけてやっていきたいと思っています。

今回扱う曲は必殺仕事人V・激闘編で中村主水の殺しのテーマとして使用された哀しみの夜を越えてですね。前回の涙を背負って同様に殺陣と音楽の二人三脚が素晴らしい。

サントラのライナーノーツに書いていた様な気もするのですが、鮎川いずみ(何でも屋の加代)さんが歌うエンディングの「女は海」を作詞・作曲したのが京本政樹(組紐屋の竜)さんで、哀しみの夜を越えてはその女は海をベースとして作った曲だったかと。

共作者の大谷和夫さんの関わり等、この辺深掘りしたい方は自力探索を宜しく(゚д゚) ザツナ キオクデ スマネェ


そんな哀しみの夜を越えてをバックに今回対決するのは昭和生まれのお子様であれば何となく顔に見覚えのある金座役人の三野田(演:西沢 利明)となります。

えぇ、某宇宙刑事達が所属する銀河連邦警察の偉い人、コム長官のご先祖様?かも知れません(笑)

対決シーンは派手な立ち回りもなく殺陣も一瞬で終わるのですが・・・その一瞬に至るまでの積み重ねの間がとても素晴らしいのですよね。

「デン、テレレテレレテーレーテレレレー テーレレーレレレーテレレレーテレレレレレー」


(゚∀゚) ミナミマチブギョウショ ドウシン ナカムラモンドデ ゴザイマス

いつか単体で語りたいなと思っている内容で時代劇は劇中の光と影、ライティングの凄さがあるのですよね。特に必殺シリーズは暗殺という括りからかその力の入れようは特筆すべきものがあります。


無言の駆け引き


私個人の推察にはなってしまうのですが、三野田はこの得体の知れない町役人を少し侮りつつも徐々に警戒度を上げていった感じなのですよね。

最初は献上された小判を横に裏帳簿に目を通す最悪なタイミングでの登場にビビるわけですが、直ぐ様主水が「内々にお調べでしたか!」と勝手にストーリーを補填したことで一気に警戒感が緩んだのだと思うのですよ・・・適当に言いくるめれば身分の差でどうとでもなるという考えで。

勿論邪魔なので追い払おうとすれば「お役目がありまして」と腰が低くもするりと目の前に主水が滑り込んでくるわけです。

そこで「三野田様、暗うございましょう」と蝋燭の灯りが互いを照らすシーンが差し込まれます。

突然現れた町方役人を見つめる中で「こいつはやはりヤバイやつ!」と三野田の警戒感が再び引き上げられていく描写がゾクゾクするほど素晴らしいのです。


いつものように腰は低くも真夜中の中村主水には表現しようもない「圧」があるのですよね。いえ、表に出していないので「内圧」とでもいうのでしょうか。もし昼行灯の主水を見ていたら「こいつ本当にあの時のボンクラ役人だよな?」と疑問を浮かべるほどに。

なんとなく要求を「否」とは言えない空気感はあるが、所詮は木っ端役人と侮ってしまう立ち振る舞い・・・修羅場を潜り抜けてきた暗殺者としての技と凄みがあります。


対して三野田は帳簿を置き両手を自由にして何時でも刀を抜けるように態勢だけは整えます。

そして庶民には二度とない機会と小判を見聞することを主水に強請られ・・・


「この色、この艶・・・では」


「貴様!」


小判を懐に入れようとする主水。そこで三野田はすぐ手を伸ばすのです。刀ではなく主水のくすねた小判に向けて。

対する主水は小判に執着することもなく三野田の脇差を奪って一突き。折角警戒したのにそれを活かすこともなく三野田は息絶えます。人間は極限の緊張状態だと素が出るといいますが、三野田の素は「強欲」だったと考えればとても魅せる演出ですね。

そして立ち上がった主水は朽ち果てた三野田に向けてくすねた小判を放り投げ立ち去ります。先程の小芝居も何処へやら、何も価値がない板切れを捨てるが如く。


コム長官こと西沢氏は宇宙刑事シリーズ(ギャバン・シャリバン・シャイダー)で育ったお子様にとっては厳しくも優しいおじさんのイメージが強いのだと思います。最高責任者の割に娘のいる地球にちょくちょく顔を出していたイメージも

悪役だと人によってはショックを受けるのでしょうけど、主役から脇役までこんな凄みのある演技をできる役者さん達がジャリ番とすら呼ばれた子供向け番組にがっぷり四つで取り組んでくれたのですから、そりゃ観る側のお子様も真剣にテレビに齧りつくわけですよね。

ちなみに必殺仕事人V 激闘編をメタ的な視点で語るならスカイライダー(鍛冶屋の政)とシルバー仮面(壱)に特撮マニア(組紐屋の竜)がチームを組んで何処かで見たような方々を誅する話とも言えます・・・あれ、一人だけなんかおかしいぞ(;´Д`)

さて、今回ネタにした話はたしか激闘編の後半の話数だったのでまだ配信されてはいないと思います。なので是非配信の際は視聴頂きたいなぁと。

第25話
「主水、紫陽花の下に金を隠す」
配信されてます!\(^o^)/


今回題材にした回は第26話で最新の配信が第25話と思っていたのですが・・・明日第28話が解禁されて、しかも該当回は第26話ではなく第25話だったという勘違いコンボをキメていました。息も絶え絶えのなか配信開始前の投稿をが、頑張ったのに・・・(TдT)


さて、身内の病院ごとも重なって更に時間が取れなく・・・と思いきや、集中出来ないながらも移動や待機の隙間時間の活用で逆に記事を書く時間が増えた気がします。

いや、全体としては負荷が高まったのでHP/MP共に危険水域なんですけど(;´Д`)

前回のドラグナーに今回の仕事人もそうですが、ここ最近の記事は投稿タイミングが崖っぷちのものばかりとなっています。いや、旬の投稿狙い等は元々やってはいないものの・・・実際に現物を観て頂ける公式配信があるなら推しコンテンツのお裾分け的にも存在や見所を知って欲しかったのですよ。

そんなわけでタイミングに遅刻した記事はまだまだたくさんあるので、今月はあと一本投稿出来たらと思っています・・・力尽きていなければ。


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音もなく好きな曲と効果音を推していく連想ゲームかよ?と迷走をみせる熱意のから回った企画です。


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