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ぐるぐる製作所|ドリンクバー、実は小さな工場

ファミレスのドリンクバー、中身ヤバい。

人類はドリンクバーを舐めている。

ファミレスに行く。

席に座る。

ドリンクバーを注文する。

そして何の疑いもなく、

メロンソーダを作る。

でも冷静に考えてほしい。

あの機械、

結構すごい。


コーラボタンを押したらコーラが出ると思っている

普通の人はそう思う。

ボタンを押す。

コーラが出る。

終わり。

でも製造業の人間は違う。

「この中、
どうなってるんだろう」

って考え始める。

職業病である。


ドリンクバー、実は小型工場

あの箱の中には、

・シロップ

・炭酸

・冷却装置

・ポンプ

・電磁弁

・センサー

・配管

・制御基板

などが入っている。

つまり、

ただの飲み物マシンではない。

普通に設備機械である。


コーラ1杯の裏で色んなものが動いている

ボタンを押す。

すると、

電磁弁が開く。

ポンプが動く。

シロップが流れる。

炭酸水が流れる。

配管を通る。

混ざる。

コップに落ちる。

たった数秒。

でも裏では結構忙しい。

その結果、

人類はメロンソーダを作る。


裏方メーカーがめちゃくちゃいる

ここが製造業っぽい。

ドリンクバーって、

飲料メーカーだけでは成立しない。

例えば、

流体制御メーカー。

電磁弁メーカー。

ポンプメーカー。

センサーメーカー。

配管メーカー。

板金メーカー。

樹脂メーカー。

色んな会社が関わっている。

でも誰も知らない。


たぶん一番かわいそうなのは電磁弁

電磁弁というのは、
簡単に言うと「電気で開閉する蛇口」みたいなもの。

普段は意識しないけど、
ドリンクバーの中でかなり働いている。

コーラ。

カルピス。

オレンジ。

ウーロン茶。

メロンソーダ。

注文が入るたびに働く。

休みなし。

しかも誰も褒めない。

電磁弁、

かなりの激務である。


人類はメロンソーダを軽視しすぎである

ここまで読んで気付いた人もいると思う。

あれだけの技術が投入されている。

流体制御。

冷却技術。

炭酸制御。

センサー。

電子制御。

複数メーカー。

複数部品。

何社もの技術の結晶。

その結果、

みんな最初に作るのが

メロンソーダである。


なぜだろう

家で作れないからだろうか。

緑だからだろうか。

アイスを乗せたいからだろうか。

理由は分からない。

ただひとつ言える。

ドリンクバー技術の最前線で生み出された結晶を、

人類は

「メロンソーダw」

で片付けている。


流体制御メーカーの人が見たら、

たぶん泣く。


次にドリンクバーを見る時は、

「この中に何社いるんだろう」

と思い出してほしい。

そして、

最初の一杯はメロンソーダにしてあげてほしい。

流体制御メーカーへの敬意を込めて。


今日もどこかで、案件がぐるぐるしている。

— ぐるぐる製作所


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