贅沢ではなく『豊かさを得る』お金の使い方とは?
私たちは気づけば、毎日何かしらにお金を使っています。
モノ、サービス、時間、体験、つい勢いで買ってしまった謎の便利グッズまで…色々あります。
その一つひとつの選択が、やがて自分の人生を形づくっていくとしたら、どうすれば、より「豊かな人生」に近づけるのでしょうか。
私自身、これまでさまざまなお金の使い方をしてきました。
良い使い方だったと思えるものもあれば、「なんでコレ買ったんだっけ……」と夜中にふと後悔することも。
それでも、今になって「これは価値があった」と胸を張って言える支出には、ある共通点があることに気づきました。
それは『体験に使ったお金である』ということだったのです。
体験は、時間とともに熟成される『人生のワイン』
お金はただの道具です。お金には匂いも味もありません。
けれど不思議なことに、その使い方ひとつで、人生の景色がまったく違って見えてきます。
だからこそ私は、「自分がどう生きたいか」という問いに沿ってお金を使いたいと考えています。
他人の目線や社会の価値観ではなく、自分の心が望む生き方に、お金を使いたいのです。
「贅沢だったな」と感じる支出は、一時の快楽にすぎません。
でも「本当に豊かだった」と思える支出は、人生の中で何度も思い返し、あたたかい気持ちをもたらしてくれます。
それこそが、私の求めるお金の使い方です。
世界一周の旅がくれた、深い満足
私がこれまでしてきた支出の中で、特に満足度が高かったのは妻との世界一周旅行です。
費用はふたり合わせて約1,500万円。世間的には“贅沢”に映るかもしれません。まあそうですよね・・・。
私自身改めて考えると胃がキュッとします。(帰ってきた直後は本当に一文無しでした。)
けれど、そこで得られたものは、お金には代えられない価値でした。
多くの人は、行ったことのない国をニュースやネットの情報で語ります。
でも実際にその地に立ち、空気を吸い、匂いを感じ、人と語り、食事をし、風景を見ることで、初めて「その土地の本当の姿」が見えてきます。
地球が持つ本来の美しさ。世界中の民族が放つエネルギー。宗教や考え方の多様性という豊かさ。
私はこの旅を通じて、「世界を自分の体験をもとに見る」という判断軸を手に入れることができました。
あの旅は、単なる娯楽ではなく、「世界を見る目」を養う教室でもありました。そしてそこで得た視点は、私の人生全体に厚みを与えてくれたのです。
音楽との出会いで芽生えた“確信”
もう一つ、私にとってかけがえのない体験があります。
それは「音楽」に関する体験です。
私は昔から音楽を聴くのが好きで、40歳になるまでは、CDやコンサート観賞などによくお金を使っていました。
けれど小さなきっかけから、40歳を過ぎて「自分で楽器を演奏すること」にお金を使うようになると、まるで“どこでもドア”を開けたように、そこには別世界が広がっていました。
ドラムやベースに触れ、仲間と一緒に音を奏でる中で、私の人生には新しい喜びと深みが加わっていったのです。
お金で買った“モノ”は、時間とともに色あせます。
しかし、心を震わせるような体験は、むしろ時間とともに味わいが増していきます。
それは、人生を豊かにする投資だと、今では確信しています。
後悔の多くは、「安さ」や「勢い」から始まる
もちろん、すべての支出が名作になるわけではありません。
「これは無駄だった」と思う支出も沢山あります。
たとえば、セール価格につられて買った服。
着てみたら「…誰?」状態だったことも一度や二度ではありません。
子供のオモチャも同じです。けっこうな確率で「3分間の栄光」に終わります。それよりも、絵本や図鑑、ブロックなど、「遊びながら学べるもの」の方が長く役立ちました。
振り返ってみると、多くの後悔はその一瞬の「価格」や「衝動」に引きずられて、『贅沢』という軸で選んだものでした。
たとえば、中古ゲームを3本まとめて買ったとき、「うわ、オレ贅沢してるな!」と感じましたが、その感情は、時間とともに薄れていきました。
いわゆる“贅沢”とは、瞬間的な高揚感のようなものです。
残念ながら持続しません。
それに対して「世界一周の旅」「音楽との出会い」「大切な人との時間」は、何年経っても心に残っています。
それは、『意味がある支出』だったからです。
この経験から、贅沢は“量”を求めますが、豊かさは“意味”に根ざしているのだと私は確信しました。
豊かさとは、“自分を信じる確信”の積み重ね
お金はただのツールにすぎません。
でもその使い方には、「自分らしさ」が滲み出ます。
私は最近、「お金の使い方って、未来の自分への手紙みたいだな」と思うようになりました。
ただの消費じゃなくて、「こう生きたい」っていう将来の自分へのメッセージが、そっと込められているように感じています。
たとえば投資も、単にお金を増やす手段ではなく、自分自身が経済や社会に興味を持つ「きっかけ」をくれました。
学ぶ喜び。
理解する面白さ。
そしてそれを誰かに伝えることの嬉しさ。
お金がきっかけで、私は少しずつ世界とつながってきた気がします。
【結論】
私にとっての「豊かなお金の使い方」とは?
・夢中になれることに使う
・成長につながることに使う
誰かと比べてどうか、数字的に損か得かだけでお金を使うのではなく。
・自分の心が動いたか?
・未来の自分が”今の自分”に感謝してくれるか?
そういう視点を大切にして、これからも“お金”というツールと、気持ちのよい関係を築いていけたらいいなと思っています。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
この記事では「豊かな人生をつくるお金の使い方」について、私自身の経験をもとに綴ってみましたが、きっと読んでくださったあなたにも、「あの支出には価値があったな!」と思えるような体験があるのではないでしょうか?
ぜひ、あなたにとっての「お金をかけてよかった!と思える体験」や、「これは失敗だったけれど、今では笑える思い出」など、コメントで教えていただけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

