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きっかけは"起業詐欺" だった。| 29歳無職バンドマン、会社をたちあげる①~きっかけ編#1~

初投稿からめちゃくちゃ時間が空いてしまいました…。
どうも29歳バンドマン、会社をたちあげる、です!(長いのでニクバンとかにしようかな)

その間に会社は6年目?の確定申告を無事に終え、
おかげさまで過去最高の売り上げになりました!

従業員数1人の小さな会社なのでなかなか時間が取れなかったのですが
今回noteを始めたのは、

会社のメインの事業であるEC販売(転売ヤーではないです)の自動化がほぼ完了し
少し余裕ができたタイミングで

・0から起業した経験
・会社やECサイトの運営に関して考えたこと

などを記録として残したかったのと
これから起業を志す方や関連業種の方にとって有益な情報をお届けしたいと思ったからです。

元々は、noteでそういったことに興味がある方を集め
希望者に個別でコンサルをしよう!と思っていたのですが
まだまだやるべきことがある中で個別対応は正直難しそうだ、となったときに
この経験を記録がてら、必要な方に有益な情報を販売する、にシフトチェンジしました。

しかし、得体のしれない人物のノウハウを買う人もいないでしょうから
私が起業に至った経緯や、この人のnoteなら買ってみよう、と思っていただけるに足るような
バックボーンや知識を無料のnoteで小出しにしていければと思います。


目指せバンドマン!

会社の立ち上げに関連する一つの要素として音楽があります。
高校生の時に小林勝也さんのベストヒットUSAでヴァン・ヘイレンを見て受けた衝撃がすべての始まりでした。

ギターを手に取り、その後アークティック・モンキーズなどにのめり込みました。
「絶対に音楽の道に進む!」そう心に決めました。

でも親からの説得もあり、大学進学を選択。

「大学を隠れ蓑に活動すればいいや」
そんな軽い気持ちでド田舎から日東駒専レベルの大学へ。

都会に出てきて初めて行ったマクドナルドがオシャレすぎて冷や汗が止まらないほどのコミュ障でした。
生まれて初めてフレッシュネスバーガーに行った時は、店員さんの笑顔がまぶしすぎて死にそうになりました。

軽音サークルに入るもノリについていけず退部。
2年生からもう少し陰な軽音サークルに入り直し、
そこで組んだバンドがあれよあれよとインディーズの事務所にスカウトされデビューしました。

CDを出したり、ライブハウスや小さなフェスなどに出演。
バンドで売れる!という思いの元、就活もせずにそのまま大学を卒業しました。

バンド活動で学んだ現実

卒業後はバイトをしながら2つのバンドで活動。
どちらも頑張りましたが鳴かず飛ばず…というかとにかくバンドは金になりません。
26歳くらいかな?メインのバンドは活動休止、
28歳の時にもう片方のバンドのドラマーと連絡が取れなくなりました。

バンド活動で学んだのは「音楽はツテがないと無理」ということ。
ライブハウスは、メジャーが約束されたバンドが「野良から出ました感」を演出するために一度だけ出演する踏み台のような場所でした。ゲスの極み乙女。なんかもそんな感じだった気が(インディゴは結構出てた気が)します。
まぁ、King Gnuみたいなクオリティのバンド、ライブハウスで見たことないがな。

運命を変えた"起業詐欺"

28歳の時、ドラマ―と連絡がとれなくなり
もうバンドをやる気力もなくバイト三昧。
そんな時にバイト先の知人から声をかけられました。

「ニクバンさん、音楽やってたんですよね!?今僕を指導してくれてる人が音楽関係の仕事できる人を探してて!話を聞きに来ませんか!?」

彼はウェブ関係の起業をその人にコンサルしてもらっているとのこと。
結構前の話なんですが、その時点でもウェブ関係なんて飽和状態だし、明らかに詐欺だろうと思いました。

でも、打ち合わせ場所がそれなりにちゃんと運営している音楽事務所だったことと、彼自身がいい人だったので
「とりあえず損はなさそうだし、話を聞くだけ聞いてみるか」と訪問を決めました。
後で気づくんですが、この「とりあえず聞くだけ聞いてみる」のマインドはかなり大事だな、と思いました。

都内某所のかなーりちゃんとしたスタジオで話を聞くことに。
そこで音楽事務所の代表らしき方と、例の怪しい男性(以下、あや男)が待っていました。

代表は挨拶だけして去り、あや男が起業サポートについてずっとしゃべってました。
(音楽事務所とあや男の関係は友達っぽかったかな?場所だけ貸してる、って感じもあったけど少なくとも同席してる時点で詐欺のことは知ってそう)
でも、正直話の内容を聞くと、全部自分でできそうで
その人と組んで何がメリットがあるのかわからず、相手も私が勧誘に乗らないことに焦っていました。

「私は今日は音楽の仕事の話を聞きに来ました。ウェブには興味がありません」

そう伝えると、先ほどの代表が戻ってきました。

「うちで取りきれない小さい仕事がたくさんあるから流したい。
けど、個人事業主相手だと信用性がないので、話は法人になってからですね」

そう言われ、「わかりました、しばらく考えます」と帰りました。
法人を作るにしても、あや男にコンサルされる必要は全く感じず、
それこそ自分で法人を作ったあとにその代表に連絡すればいいやと思ったからです。

帰り道、その知人と飲みながら「あれ、明らかに詐欺ですよね」と話しました。
でも彼はすでに多額の金を払っているらしく、かわいそうで追及できませんでした。
僕よりだいぶランクが上であろう上智出身でもこんなのに引っかかるんだなぁ、と世の中の難しさを感じました。
※その後、人づてに聞いた話によると、やはりあや男は詐欺で、彼は事業?に失敗。知り合ったきっかけのバイト先に戻ったそうです。

最後の希望としての"起業"

結果的にこの起業詐欺が、私の会社設立のきっかけとなりました。

この話自体は完全に詐欺でしたが、音楽事務所の代表が言っていた
「個人では信用がない」という言葉にだけ、妙に納得しました。

そのころ私は町場からセレブリティなものまでありとあらゆる飲食業でのバイトをしており、
結構飲食関係ではどこへ行っても重宝される人材でした。

しかし、

「バイトで生計を立てる社会人経験もないただの私」

では どんなに仕事ができたとしてもだれも相手にしてくれないのだ、
という現実を再認識させられました。

その時の私は

・社会人経験なし
・金なし
・学歴なし
・友達もそんななし

というどこに出しても恥ずかしい状態で
どこからどうみてもいわゆる「詰み」の状態でした。

正直今から就職を頑張っても今のバイトと大して変わらないか、
もしかしたらそれ以下になるかもしれない給料。
そもそも雇ってくれるところあるのか、という問題。
今から会社に入るにはあまりにも微妙な立場になりそうな年齢。
もともと人と働くのが嫌でバンドをしていたという精神性。

…それらを鑑みたとき、
どう考えても今のまま人生を進めることの期待値が低すぎたのです。

そんな中で今、私が蜘蛛の糸をつかめるとしたら
垂れている意図は決してあや男が垂らしているものではありません。

あの欺瞞に満ち溢れた空間で音楽事務所の代表が放った

「うちで取りきれない小さい仕事がたくさんあるから流したい。
けど、個人事業主相手だと信用性がないので、話は法人になってからですね」

この言葉は当時の私にとって一縷の望みをかけるには十分すぎるものでした。

もはや詰んでいる人生。

大してリスクのないことであれば何でもやってみるべき!

ここから、私の会社設立への道のりが始まりました。


次回以降は今回の続きや実際の会社設立の経緯などについて話したいと思います。

無料部分は読み物、有料部分は実際的な起業や運営に関する有益情報、という形式にしたいと考えています。
起業を考えている方には必見の内容になる予定です。

事実を思い出しながら書き出しており、本業もあるため遅筆ではございますがご興味をいただけましたら幸甚です。
よろしくお願いいたします。

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