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NovelJam 2025参戦レポ③「入稿&プレゼン大会」

1日目の様子

2日目の様子



(なんかラストシーン、テンポ悪くなっちゃったな……)
と思いながら2日目は終了。

=ノベルジャム3日目=

最終日の朝。
プリントアウトした原稿にペンで修正を入れながら会場入り。
(小説家を志して半年。あれ、いまが一番“小説家っぽい”んじゃないか?!)
ミーハーな観光客気分が抜けないまま、BCCKSの入稿ガイダンスが始まる。
波野さんがマイクを片手に、スライドにPC画面を映しながら説明。
しかし――ほどんどの参加者が絶賛推敲中。
本来なら聞こえるはずのないカチャカチャカチャ……。というタイピング音が、止まらない。
「ハイ! いまは! 原稿はぁ、仕舞うぅ!!」
パコソン講師、波野、降臨。
したけど、タイピング音は止まない。
分かる。筆が乗ると、執筆って最優先事項になるんだよね。
他の人はどうか知らんけど、私にとっては執筆は「排泄」行為。途中で止められてしまうと体調がすこぶる悪くなる、気がする、あれと同じだ。
せっかく出そうだった感情という名の「排泄物」が留まってしまって、今出さないと中で腐っていく感じがする。何なら滞留便になってもう書けなくなるかもれない、なんて切羽詰まってる時もある。
今はパソコン講師の波野さんも、普段は作家さん。その辺は分かっておられるのか、それ以降は何も言わずにガイダンスを進めておられた。


初日に一旦は書き終えていた私は、聞く気満々。
(頑張ってください! 私は聞いてますよ〜)
と余裕ぶっていたが……案の定、ボンヤリしていて聞きそびれてしまった。
焦って、隣のチームの著者、浦出美緒さんに教えてもらう羽目に。
何度「サーセン……」と声をかけても、浦出さんはニコニコ。
「デスフェス」なんて怖そうなイベントを主催されているのに、終始の神対応。

ねえ、Aチームさ?
白色さんと浦出さんにも印税分配したほうがいいと思う。
え? それなら、私の分から?
……うん、えっと。
波野さんの仕事が増えちゃうから、この話は無かったことにしましょうッ!!(笑)


入稿が終わった著者たちは、ほっとしたように椅子に沈み、まだ触れる原稿画面を惰性で眺めている。
もう多分みんな、集中力なんて残ってない。


Discordでつぶやく。
「入稿終わった方! 私の過去作品でも読んで、ご感想くださいな!」
すると――著者のKAINさんが「読ませてー!」と席へいらっしゃってくれた。
彼は“ヤンデレ好き”を公言する強者で、今大会でも楽しくヤンデレを書いていたらホラー小説が出来ていたという猛者。
制作秘話から、もうホラーみたいで、素敵だよね! ……ね?

でも、持ってきていた作品がどれも5000字オーバーで、サクッと読めるものが無い。
「後でPDF送りますので!」
と宣言したまま、そういえば、まだ送ってない。
KAINさん、亀対応でごめんなさい。
そろそろ「ヤンデレ」ぽいやつ選定しますね!!


入稿が終わったのは14時過ぎ。
「お昼ご飯、これ抜くコースですね?」
なんて笑い合いながら、差し入れのお菓子を有り難くつまむ。

プレゼン大会の時間が迫り、編集の結城さんが動画を上げてくださることに。
……が、比率や拡張子がプロジェクターの規格外!
「じゃあ一旦YouTubeに上げて!」
「いや、QRコードにリンク貼って各自スマホで!」
テンヤワンヤの現場。
今回の参加で、モバイル激弱勢である事を自覚した私は、画面越しに右往左往する人々をただ見守るのみ。
結局、結城さんが比率を、白色さんが拡張子を直してくれ、無事上映――と思いきや。
私が直前に勝手に差し替えた原稿のせいで、表紙が表示されないという間抜けな事故が発生。


(……や、ええのです。失敗は慣れて、おるのです。)
そう言い聞かせても、胸の奥が鈍く痛む。
(なんだっけ、プレゼンも少しは結果左右するんだっけ……?)
元々、人脈を作りたくて、プロの編集さんや作家さんと繋がりたくて参加したこのイベント。
最優秀賞なんて恐れ多いとは思っていたけど、可能性が下がったと思うと――やっぱり来るもんがある。


閉会式後。
スポンサー会社さま提供のピザやノンアルを囲みながらの打ち上げが始まった。重たい心を鼓舞して「この為に来たんだろうが!」と名刺交換に明け暮れる。

選考委員の内藤みか先生に名刺を差し出しながら、
「プレゼン、ミスってすみませんでしたぁ」
と言うと――
「え? ミスしてる人、いた?」
という本気か、冗談か分からない反応。
しめしめ、覚えていないなら好都合……と思いきや。
「でも今回、参加者同士の売上は加算されないみたいだから、プレゼンは加点対象じゃないかもねえ」

よっしゃあ!
そもそも関係なかった!
純粋に恥をかいただけだった!!


私の今後の活動計画を優しく聞いて下さる内藤先生。ご友人に「ココナラ」占いランキング1位の方がいるらしい。
「私、文章で占い師やってみたいんですよ。占いって、人生谷底みたいな人の話、聞けるじゃないですか。小説のネタになるかなって」
「不倫とか多いわよ?」
「……らしいですね」
「そして、思い通りの結果じゃないだけでジプシーするらしいからね。低評価つけられたからって凹んじゃダメ」

……先生、それ、今の私の未来を予言してません?

いや、そんな内藤先生は底意地の悪い、川端康成みたいな人じゃない。私にも太宰のような筆力はないし、賞から漏れたとすれば実力だ。


(そもそも、この名刺たちがプライスレスでだな?)
そう思いながらトイレへ向かおうと会場のドアを開けると…。
ドアの向こうに黒いマスクのイケメン女子。
……ん? 閉会式後に初対面ということは!
「ハーーーーーキャット!さん?」
「花雲さんですかあ!?」
手に手を取り合い、初対面を喜ぶ二人。


Aチーム、遠隔共同体のデザイン担当、H-Caitさんは、最終日の今日は来る予定だったのに、電車の人身事故で長時間の立ち往生されていた。
何時間もかけて、ようやく辿り着いたのだという。
会場に迎え入れられ、再び沸き立つ打ち上げ会場。
「そういや、ハーキャットさんて、ノベルジャム何回目なんですか?」
「いや、初めてなんですよ!」
衝撃。
他2人が経験者だから、完全にベテランだと思ってた!
「てっきり経験者かと! タイムキーパーまでしてくださってたんで本当に助かりました!」
「いや、締め切り守らないとヤバいかなって!」
格好はクールなのに、内面は良妻賢母。
そのギャップにやられつつ、ハロウィン限定の可愛いお菓子までいただいてしまう。
(名前にアイコンに…これもネコちゃんやあ…!)


今回ハーキャットさんに希望して作っていただいた表紙の『SPY×BANKER』。色んな仕掛けがありますので、ぜひ読み終わってからじっくりもう一度表紙をご覧ください!


同じ「遠隔共同体」チームの一之瀬楓さんの『つなぐ手の先に』。
読み進めていくごとに物語のピースが埋まっていき、ラストシーンで大きなピースが埋まった瞬間に泣いていました。私とは真逆の読み味です。ぜひご堪能下さい。


お隣のBチーム「あるほり」の浦出美緒さん作品『寄生移住』。あんなニコニコ優しい雰囲気の方なのに作品は理系ぽくて凄くカッコいい。「古参」のジジジ音が胸に来る。私の中で文学の幅が広がりました。


メガネ男子が集結した「G4」チームのKAINさん作品『リビング・スピリット』。ホラーは普段読まない、と言ってたのに、ちゃんと怖い作品。なんかこう、ホラー映画の画面が暗転する…画面が暗くなる感じが文字だけで伝わってきます。


選考委員の内藤みか先生『note チャンスをつかむ100のコツ: 1万人フォロワーに伸びた私の わかるnote』。
note民なら、必読です。文章とタグくらいしか考えていなかった、私には向いていました。盲点的な気付きをたくさん貰えた一冊。Amazon Unlimitedなら読み放題で読めます。


「遠隔共同体」H-Caitさんもnote戦記始められました!デザイナーさんサイドからも本をお楽しみください!!
他著者さんもnote戦記を書かれておられますが、それは後日ご紹介します♪



明日も同じくらいの時間帯に更新しますので、
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