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文章の聞香、はじめます

文章を書いていると、言葉の扱い方について考える。文字による情報伝達には、想像を促す余白がある。一方で、言葉は思考を切り取るものでもあるため、届く文章を書くには、全てを言葉で記すことは出来ない。

書き手の判断としての省略が、読み手の想像や解釈の余地を生む。その重なりのなかに、文章の豊かさが立ち上がる。

他者の文章から、その人の思考の跡を見たい。
何を拾い、何を捨てるのか。
何を語り、何を言葉にしないのか。
そこに、個性や価値観が表れると考えている。

noteに投稿されている文章を読み、その「選び方の気配」をたどることを楽しんでいる。
(香りのあるものに、つい鼻を近づけてしまうのは、人の性なのだと思う)

最近は、その取捨選択をどのように行っているのか、言葉として聞いてみたいと思うようになった。推測する面白さもあるが、言葉を聞くことにも別の趣がある。

そこで、「文章の聞香」を始めたい。
お題を出す。
それについて書いてもらう。
それを読む。

形式も長さも問わない。香りの種類に優劣がないように、考えの一致も正しさも求めない。ただ、その人の選び方の気配を静かに受け取りたいと思っている。

どのような感想を書くかについては、以前フォロワーの方の記事に寄せた文章を参考として挙げておく。関心があれば、確認してもらえるとありがたい。

初めての試みなので、届かない可能性もある。それでも、ついポストを確認するだろう。
手渡しでなくても、その人ひとりに届いたらいいのが、ラブレターだから。


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ただ、人間が面白い。そのことだけを書いた短いエッセイ。

手渡されないラブレターを読むようになった経緯。


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